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晴れた日と曇りの日では、 気温の変わり方がちがうような気がしませんか? また、 朝まどガラスがくもるのはなぜでしょうか?
この章では、 気温 と 空気中の水 についてしらべます。
ポイント: この章は 第1章で学んだ道具(百葉箱・温度計・折れ線グラフ)を実際 に使う章です。 気温は 「百葉箱」 「同じ場しょ・同じ時刻」 を思い出して計りましょう。
気温は、 空気の温度 のことです。 計る場しょや時刻 がちがうと、 気温もちがってしまいます。 そこで、 「同じじょうけんで計る」 ことが大切です。
| ルール | くわしく |
|---|---|
| ① 百葉箱 の中 で計る | 直接日光が当たらない |
| ② 同じ時刻 に計る | 1日の中でも朝・昼・夕方で気温はちがう |
| ③ 同じ場しょで計る | 場しょが変わるとくらべられない |
| ④ 温度計をまっすぐ立てて読む | 液面 と目の高さを同じにする |
おうちで計る時や、 百葉箱 がない時のルール:
大事: 体温計 と温度計はちがいます。 体温計 は 人の体に当てて計るもの、 温度計は 空気・水・ものの温度 を計るもの です。 まちがえないようにしましょう。
晴れた日に、 1 時間 おきに気温を計って表にまとめてみましょう。
| 時刻 | 気温 |
|---|---|
| 9:00 | 14℃ |
| 10:00 | 17℃ |
| 11:00 | 19℃ |
| 12:00 | 21℃ |
| 13:00 | 22℃ |
| 14:00 | 22℃ |
| 15:00 | 20℃ |
| 16:00 | 18℃ |
これを 折れ線グラフ にすると、 「ぐっと上がって、 午後 1〜2 時に山のてっぺん、 そこから下がる」 という山型のグラフになります。
気温 (℃)
25 ┤
22 ┤ ●━●
20 ┤ ● ●
17 ┤ ● ●
14 ┤● ●
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴
9 10 11 12 13 14 15 16 (時)
ポイント: 太陽 が一番高いのは 12:00(正午)ですが、 気温が一番高いのは 午後 1〜2 時 です。 太陽 の熱が地面をあたためて、 地面から空気に伝わるのに時間 がかかるからです。
曇りの日や雨の日の気温は、 晴れの日とはちがいます。
| 時刻 | 気温 |
|---|---|
| 9:00 | 16℃ |
| 10:00 | 17℃ |
| 11:00 | 17℃ |
| 12:00 | 18℃ |
| 13:00 | 18℃ |
| 14:00 | 18℃ |
| 15:00 | 17℃ |
| 16:00 | 16℃ |
気温 (℃)
22 ┤
20 ┤
18 ┤ ●━●━●
17 ┤ ●━● ●━●
16 ┤● ●
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴
9 10 11 12 13 14 15 16 (時)
晴れの日のように 山型 にはならず、 平らな形 になります。
| くらべ点 | 晴れの日 | 曇り・雨の日 |
|---|---|---|
| 気温の形 | 山型(朝低い→昼高い→夕方下がる) | 平ら(あまり変化しない) |
| 1 日の気温の差 | 大きい(10℃ 以上ちがうことも) | 小さい(2〜3℃ しかちがわない) |
| 理由 | 太陽 の光が直接地面に当たり、 強くあたためる | 雲が 太陽 の光をさえぎる、 地面があたたまりにくい |
「1 日の気温の変わり方は、 天気によってちがう。 晴れの日は山型、 曇り・雨の日は 平らになる」
これは 4年生の B(4) でいちばん大事なきまりです。 言えるようになりましょう。
ぬれたせんたくものを干すと、 だんだんかわいていきます。 水はどこに行ったのでしょうか?
水は、 空気の中に **目に見えないすがた で出ていきます。 これを 蒸発といいます。 そして、 空気中に入った水は 水蒸気とよばれます。
| ことば | 意味 |
|---|---|
| 蒸発 | 水(液体)が 空気中に出て いくこと |
| 水蒸気 | 空気中に入った水。 目に見えない気体 |
| じっけん | 結果 |
|---|---|
| 水を入れた容器 を ふたなし で置く | 何日か後に水が減っている |
| 水を入れた容器 を ふたあり で置く | 水は減っていない、 ふたの内側 に水てき |
ふたをした容器 では、 水が 蒸発 して 水蒸気 になり、 ふたにぶつかってまた水にもどるので、 水は減りません。 ふたがないと、 水蒸気 はどこかに行ってしまうので、 水が減ります。
大事: 水蒸気 は 「目に見えない気体」 です。 やかんから出る 「ゆげ」 や、 おふろの 「ゆげ」 は 水蒸気 ではなく、 水のこまかい 粒(液体) です。 ゆげは見えますが、 水蒸気 そのものは見えません。 ここをまちがえないようにしましょう。
夏の日に冷たい飲み物をコップに入れると、 コップの外がわに水てきがつきます。 この水はどこから来たのでしょうか?
空気中には 水蒸気(目に見えない水)がふくまれています。 水蒸気 が冷たいものにふれると、 冷えて水にもどります。 これを 結露といいます。
| ことば | 意味 |
|---|---|
| 結露 | 空気中の 水蒸気 が冷やされて、 また水にもどる こと |
この水は、 コップの中から出てきたのではありません。 空気中の 水蒸気 が冷たいコップにふれて、 水にもどった のです。
蒸発 と 結露、 そして 雨 は、 すべてつながっています。
| 段階 | 何が起こる |
|---|---|
| ① 海・川・湖の水が 蒸発 | 水蒸気 になって空にのぼる |
| ② 上空 で冷える | 水蒸気 が 結露 して小さな水てきになる |
| ③ 水てきが集まる | 雲 になる |
| ④ 雲が大きくなる | 重くなって 雨 や 雪 になる |
| ⑤ 雨が地面に降る | また海・川・湖に集まる |
これを 「水のめぐり」 といいます。 詳しいことは 5 年生で学びますが、 4 年生の今は 「水は 蒸発 と 結露 ですがたを変えながら、 ぐるぐるめぐっている」 と覚えておきましょう。
ポイント: 雨として地面にふった水は、 また 蒸発 して 水蒸気 になります。 つまり、 地球の水はずっと同じ水がめぐっている のです。 わたしたちが飲む水も、 もしかしたらきょうりゅうの時代の水かもしれません。
この章で学んだことをふりかえりましょう。
次の章: 第5章では、 雨水の行方 をしらべます。 雨がふった後、 水はどこへ行くのでしょうか? 校庭の地面を観察 して、 流れやしみ込みのしくみを学びましょう。