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理科りか 4年生ねんせい

人ひとの体からだの つくりと 運動うんどう

最終さいしゅう確認かくにん日び:

この 章しょうで 学まなぶこと

わたしたち の 体からだは、 どうして 動うごいたり、 走はしったり、 ものを つかんだり できる の でしょうか? 体からだの 中なかには どんな しくみが あるのでしょう?

この 章しょうでは、 自分じぶんの 体からだに 直ちょく接せつ さわって、 その しくみを たしかめましょう。

  • 人ひとの 体からだには 骨ほね と 筋肉きんにく が ある ことを 知しる
  • 体からだを 動うごかせる のは 骨ほね・筋肉きんにく・関節かんせつ の はたらき と 知しる
  • 関節かんせつ = 体からだの 中なかで 曲まがる ところ、 と わかる
  • 骨ほね には 体からだを 支ささえ、 大切たいせつな 部分ぶぶんを 守まもる はたらき が ある と 知しる
  • 犬けん・ねこ・うさぎ など ほかの ほにゅう類るい にも 同おなじ しくみが ある と わかる

大事だいじ: この 章しょうは 自分じぶんの 体からだを つかった 観察かんさつ が 中心ちゅうしんです。 友ともだちの 体からだに さわる ときは かならず 同どう意い を もらってから さわりましょう。 また、 体からだを 強つよく 押おしたり、 関節かんせつ を むりに 曲まげたり しない こと。 自分じぶんの 体からだは たいせつな 一ひとつだけの ものです。

1. 自分じぶんの 体からだに さわって みよう

まずは、 自分じぶんの 体からだに そっと さわって、 「かたい ところ」 と 「やわらかい ところ」 を たしかめて みましょう。

かたい ところ・やわらかい ところ

ところさわった かんじこれは 何なに?
ひじ の 上うえの 部分ぶぶん(うで の 上うえ半分はんぶん)ぐにゃっと やわらかい、 中なかに かたい ぼう が ある筋肉きんにく の 中なかに 骨ほね
ひざこぞう(ひざの まん中なか)かたい、 まるい骨ほね(関節かんせつ の 部分ぶぶん)
ほおやわらかい、 はずむ筋肉きんにく・しぼう・ひふ
あたま(おでこ・後うしろ)かたい、 まるい骨ほね(頭ず骨こつ)
のどやわらかい、 動うごく筋肉きんにく・くだ
手ての こう(甲こう の 部分ぶぶん)かたい ほね が 何なん本ほんも骨ほね(指ゆびの 骨ほね)

わかった こと

  • 体からだには かたい ところ と やわらかい ところ が ある
  • かたい ところ は 骨ほねで できて いる
  • やわらかい ところ は 筋肉きんにくや ひふ・しぼう で できて いる
  • 骨ほね は 体からだの 中なかに たくさん あり、 筋肉きんにく が それを つつんで いる

ポイント: 「骨ほね の 上うえ を 筋肉きんにく が つつむ。 さらに その 上うえ を ひふ が つつむ」 が 体からだの きほん です。 まんがで えがくと、

ひふ ━━━━━━━━━━━━ いちばん 外がわ
筋肉きんにく ━━━━━━━━━━ ま中
骨ほね ━━━━━━━━━━━━ いちばん 内がわ

2. 骨ほねの はたらき

人ひと の 体からだ に は、 大人おとな で 約やく 200 本ほん (正確せいかく に は 206 本ほん) の 骨ほね が あります。 生うまれた とき の 赤あかちゃん は 270 本ほん ぐらい あり、 大おおきく なる に したがって いくつか の 骨ほね が くっついて 200 本ほん ほど に なります。

人体骨格の標本 の 写真
人 の 骨格こっかく (こっかく)。 体からだ を 支ささえ、 大事だいじ な 部分ぶぶん (頭あたま・肺はい・心臓しんぞう) を 守まもる。 200 本ほん ほど の 骨ほね から できて いる。

骨ほねの 主おもな はたらき(3 つ)

はたらきくわしく
① 体たいを 支ささえる体からだは ぐにゃぐにゃの ゼリーの ような ものでは なく、 骨ほね が ある から 立たてる・歩あるける
② 大切たいせつな 部分ぶぶんを 守まもる頭あたまの 骨ほね は 脳のう を、 ろっ骨こつ は 心しん臓ぞう と 肺はい を 守まもる
③ 体たいを 動うごかす筋肉きんにく が 骨ほね に つき、 関節かんせつ で 曲まがる

守まもる はたらきの 例れい

体からだの 部分ぶぶん骨ほね の 名前なまえ守まもって いる 大切たいせつな もの
あたま頭ず骨こつ(ずがい骨こつ)脳のう — 考えかんがえたり 体からだを 動うごかす 命めい令れい を 出だす
胸むねの 前まえろっ骨こつ心しん臓ぞう(血ちを 送おくる ポンプ)と 肺はい(息いきを する)
背中せなかせ骨ぼね(脊せき椎つい)脊せき髄ずい — 脳のうから 体からだへの 命めい令れい を 通とおす

大事だいじ: 骨ほね が 大切たいせつな 部分ぶぶんを 守まもって くれて いる ので、 たとえ ぶつかっても 中なかの 大事だいじな ところ が 守まもられます。 でも、 強つよく 頭あたまを ぶつけたり、 高たかい ところ から 落おちたり すると 骨ほね でも 折おれる ことが あります。 体からだを 大切たいせつに しましょう。

主おもな 骨ほね(自分じぶんで さわって わかる もの)

  • 頭あたまの 骨ほね(頭ず骨こつ) — おでこ・後頭とう部ぶ・あごの 下した
  • ろっ骨こつ — 胸むねの 前まえ・横よこ(深ふかく 息いきを すうと わかる)
  • せ骨ぼね — 背中せなかの まん中なか
  • うで の 骨ほね — 上うえは 1 本ほん (じょうわんこつ)、 下したは 2 本ほん (とうこつ・しゃっこつ)
  • 足あし の 骨ほね — 上うえは 1 本ほん (だいたいこつ)、 下したは 2 本ほん (けいこつ・ひこつ)
  • 指ゆび の 骨ほね — 1本ほんの 指ゆびに 3つの 骨ほね(おやゆび は 2つ)

3. 筋肉きんにくの はたらき

筋肉きんにく は 「体たいを 動うごかす」 ため の 部分ぶぶん です。 筋肉きんにく が なければ、 骨ほね は ただの ぼう のように 動うごきません。

筋肉きんにくの しくみ — ちぢんで のびる

筋肉きんにく は、 「ちぢむ」 と 「のびる」 の 2 つ の 動うごきで 骨ほね を 引ひっぱります。 骨ほね が 引ひっぱられる と、 関節かんせつ で 体からだが 曲まがります。

動作どうさ筋肉きんにく の ようす
うで を 曲まげるうで の 内うち側がわ(じょうわん の 前まえの 筋肉きんにく) が ちぢむ、 外そとがわ が のびる
うで を のばすうで の 外そとがわ(じょうわん の 後うしろの 筋肉きんにく)が ちぢむ、 内うち側がわ が のびる

自分じぶんの うで で たしかめる

  1. うで を 90度ど に 曲まげて、 力ちから を 入いれる
  2. うで の 上うえの 内うち側がわ が ぼこっ と 出でる → これが ちぢんだ 筋肉きんにく
  3. うで を のばす と、 ぼこっ が 平たいら に なる → のびた

ポイント: 筋肉きんにく は 2 つ の セット で 動うごきます。 一ひとつが ちぢむ と もう 一ひとつが のびる、 と いう ふうに 協きょう力りょく して 動うごかして いる の です。

筋肉きんにくの 名前なまえ(よく 使つかう もの)

  • ちからこぶ の 筋肉きんにく — うで の 内うち側がわ、 「ちからこぶ」 が できる ところ (中学校ちゅうがっこう で 「上腕じょうわん二に頭とう筋すじ」 と いう 名前なまえ で 学まなぶ)
  • うで の 外そとがわ の 筋肉きんにく — うで を のばす と き に はたらく
  • 太ふと もも の 筋肉きんにく — 足あし の 太ふとい 筋肉きんにく、 走はしる ときに 使つかう
  • ふくらはぎ の 筋肉きんにく — つま先立さきだち で ぼこっ と 出でる

4. 関節かんせつの はたらき

関節かんせつは、 「体たいの 中なかで 曲まがる ところ」 です。 関節かんせつ が ある から、 骨ほね と 骨ほね が つながって、 自由じゆうに 動うごけます。

主おもな 関節かんせつ(自分じぶんで 動うごかして わかる)

関節かんせつ の 名前なまえどこどう 動うごく
首くび頭あたまと 体からだ の あいだ上下じょうげ・左右さゆう に 動うごく
肩かたうで と 体からだ の つなぎ前後ぜんご・上下じょうげ・回まわす(よく 動うごく)
ひじうで の 中なかほど曲まげ のばし
手て首くび手て と うで の つなぎ上下じょうげ・左右さゆう・回まわす
指ゆび の 関節かんせつ指ゆび の とちゅう曲まげ のばし(1 本ほんに 2〜3 か所しょ)
腰こし体からだ の 中なかほど前後ぜんご・左右さゆう に 曲まがる
ひざ足あし の 中なかほど曲まげ のばし(前まえ にしか 曲まがらない)
足あし首くび足あし と すね の つなぎ上下じょうげ・左右さゆう

関節かんせつの しくみ — 骨ほねと 骨ほねの つなぎめ

関節かんせつ は、 骨ほね と 骨ほね の あいだ に 「つるつる した 軟なん骨こつ」 と 「すべり を 良よくする 液えき体たい」 が ある ので、 スムーズに 動うごきます。 まんがの ロボット の 「ぐ ぐ ぐ」 と は ちがって、 人ひとの 関節かんせつ は とても なめらか に 動うごきます。

大事だいじ: 関節かんせつ は 「曲まがる ように 決きまった 向むきに しか 曲まがらない」。 たとえば ひざ は 前まえ にしか 曲まがらない(後うしろ に 曲まげる と けが)。 指ゆび も 同おなじ。 むりに 反はん対たい方ほう向こう に 曲まげ ない で ください。

自分じぶんで さわって たしかめよう

  • ひざ を 曲まげて みる → 「ひざこぞう」 の 部分ぶぶんが 関節かんせつ
  • ひじ を 曲まげて みる → ぐ にゃ と 内うち側がわ に 折おれる ところ が 関節かんせつ
  • 手て の 指ゆびを 曲まげて みる → 1 本ほん の 指ゆび に 2〜3 か所しょ関節かんせつ が ある の が わかる
  • 首くび を 横よこに かたむけて みる → 首くび の 関節かんせつ が なめらか に 動うごく

5. 動物どうぶつの 体からだの つくり

人ひと だけ で なく、 犬けん・ねこ・うさぎ・ライオン など ほにゅう類るい の 動どう物ぶつ も、 同おなじ ように 骨ほね・筋肉きんにく・関節かんせつ で 体からだを 動うごかして います。

ほにゅう類るいとは

ほ乳にゅう類るい(ほにゅうるい)= 「子こを おちち で 育そだてる 動どう物ぶつ」 の なかま。 人ひと・犬いぬ・ねこ・うさぎ・ライオン・ゾウ・くじら など。 体からだの 中なかの しくみ が 人ひとと とても 似にて います。

人ひとと ほかの ほにゅう類るい の くらべ

動どう物ぶつ体からだの つくり動うごき方かた
人じん2本ほん足あし で 立たつ、 手てで ものを つかむ歩あるく・走はしる・つかむ・書かく
犬けん4本ほん足あし、 骨ほね と 筋肉きんにく と 関節かんせつ で 走はしる走はしる・ジャンプ・しっぽを ふる
ねこ4本ほん足あし、 関節かんせつ が やわらかく しなやか走はしる・ジャンプ・木き登のぼり
うさぎ4本ほん足あし、 後うしろ足あし が 長ながいジャンプ・走はしる
ライオン4本ほん足あし、 筋肉きんにく が 強つよい走はしる・かりを する

動物どうぶつ園えんや 図ずかんで しらべよう

実じっ際さい の 動どう物ぶつ の 骨ほね や 筋肉きんにく を 見みる には、 動物どうぶつ園えん や 科学かがく博はく物ぶつ館かん の 骨ほね の もけい を 見みる のが おすすめです。 図ずかん や ビデオ も よい 資し料りょう です。

ポイント: 「ほにゅう類るい は みんな、 骨ほね・筋肉きんにく・関節かんせつ で 体からだを 動うごかす」 が この 章しょうの キーワード です。 見みた目め は ちがって も、 体からだの 中なかの しくみ は とても 似にて います。

6. ふりかえり

この 章しょうで 学まなんだ ことを ふりかえりましょう。

  • [ ]体たいには 骨ほね(かたい)と 筋肉きんにく(やわらかい)が ある と 言いえる
  • [ ]骨ほね の 3 つ の はたらき(支ささえる・守まもる・動うごかす)が 言いえる
  • [ ]頭ず骨こつ は 脳のう を、 ろっ骨こつ は 心しん臓ぞう と 肺はい を 守まもる と 知しって いる
  • [ ]筋肉きんにく は ちぢんで のびる こと で 骨ほね を 動うごかす と 言いえる
  • [ ]筋肉きんにく は 2 つ で セット(一方いっぽうが ちぢむ と もう 一方いっぽうが のびる) と 知しって いる
  • 関節かんせつ = 体からだの 中なかで 曲まがる ところ、 と 言いえる
  • [ ]主おもな 関節かんせつ(首くび・肩かた・ひじ・手首てくび・指ゆび・腰こし・ひざ・足首あしくび)を 5 つ 以上いじょう言いえる
  • ほにゅう類るい(犬けん・ねこ など)も 人ひとと 同おなじ しくみ と 知しって いる

この 章しょうの 安全あんぜん配はい慮りょ

  • 自分じぶんの 体からだを 強つよく 押おさない・ねじらない(体たいが けが する)
  • 関節かんせつ を むりに 反はん対たい方ほう向こう に 曲まげない(関節かんせつ を いためる、 ひどい ば あい は 折おれる)
  • 友ともだちの 体からだに さわる とき は かならず 同どう意い を もらう(「さわって いい?」 と 聞きく)
  • 動物どうぶつ園えん などで 動どう物ぶつ を 見みる とき は 動どう物ぶつ に ストレス を 与あたえない(さくに 入はいらない、 大おおきな 声こえを 出ださない)
  • 観察かんさつ の あと は かならず 手てを あらう(動どう物ぶつ に さわった 場合ばあい)

次じの 章しょう: 第だい4章しょうでは、 体からだの 外そとがわ — 天気てんきと 気温きおん を 学まなびます。 1 日にちの 中なかで 気温きおんが どう 変かわるか、 折れ線グラフおれせんぐらふ で あらわし ましょう。 また、 水みずが 蒸発じょうはつ して 空気くうきの 中なかに 入はいる しくみ、 結露けつろ で また 水みずに もどる しくみ も しらべます。

この教材きょうざいは役やくに立たちましたか?