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3年生から 新しくはじまる 理科 の 学習。理科は 「ふしぎだな」「どうしてだろう」 という 気もちを 大切にして、しぜんの ものや できごとを しらべる 学習です。
この 章では、これから 1年間理科の 学習で つかう 道具 や 考え方 を しっかり 身につけましょう。
ポイント: 1・2年生の 生活科 では、 まちや しぜんを「たんけん」しました。 3年生の理科は、 そのなかから 「ふしぎ」 を見つけて、 じっさいに しらべて たしかめる 学習に なります。
理科の 学習は、いつも 「あれ?」「ふしぎだな」 という 気もちから はじまります。
たとえば、
こうした 「あれ?」 を 見つけ、 「どうしてだろう」 と 考え、 「こうかな?」 と 予想 を 立てて、 観察や実験で たしかめる。 これが 理科の 学習の 大きな 流れです。
ポイント: 「ふしぎだな」と思う 気もちは、理科だけでなく ぜんぶの 学問の はじまりです。たくさん「あれ?」を 見つけられる 人ほど、 理科が とくいに なります。
| ステップ | 内ようと たとえ |
|---|---|
| ①ぎ問を 見つける | 校庭で「タンポポは 日なたに 多い 気がする」と気づく |
| ② [[予想 | よそう]] する |
| ③ 観察・実験する | 日なたと 日かげの 草花を 数えて くらべる |
| ④ 結果 と [[考察 | こうさつ]] |
ふくしゅう: 1・2年生の 生活科では「たんけん」が 中心でしたね。理科では それを ふまえて、 じぶんで予想 → じっけんで たしかめる という ステップが ふえます。
観察 は、目・耳・はな・手 など いろいろな かんかくを つかって、 ものや できごとを よく見て、 きろくする ことです。
ポイント: 理科で とくに 大切なのは 「くらべる」 こと。 2つ以上の ものを ならべて 見ると、 1つだけでは わからなかった 差異点(ちがい)と 共通点(おなじところ)が 見えてきます。 これが 「ふしぎ」 を 見つける いちばんの コツです。
| 道具 | 使い道 |
|---|---|
| 虫めがね | 小さい ものを 大きく 見る(10円玉の 文字、 虫の 体 など) |
| そうがんきょう(双眼きょう) | 遠くの ものを 近くに 見る(鳥・遠くの 木 など) |
| ものさし・じょうぎ | 大きさや 長さを はかる(葉の 長さ、 虫の 大きさ) |
| **温度計・[[放射温度計 | ほうしゃおんどけい]]** |
| 方位磁しん | 北・南・東・西 の [[方位 |
虫めがねは とても べんりな 道具ですが、 太陽 には ぜったいに 向けない ようにします。 集めた 日光は 紙を こがしたり、 目を きずつけたり する 大きな きけんが あります(くわしくは 第7章で 学びます)。
実験 は、 「もしこうしたら、 こうなる はず」 と 予想 を 立てて、 じっさいに たしかめる ことです。
理科の 実験で いちばん 大切なのが、 「くらべる ものは 1つだけ ちがって、 ほかは ぜんぶ おなじに する」 ということです。 (5 年生 で 「条件制御」 と いう 名前で くわしく 学びます)
たとえば ゴムの 力で 車が どれだけ 走るかを 調べる とき、
| じょうけん | じっけん A | じっけん B |
|---|---|---|
| ゴムを 引っぱる 長さ | 5cm | 10cm |
| 車 | おなじ | おなじ |
| ゆかの ざいしつ | おなじ | おなじ |
| 引っぱる 力 の 強さ | おなじ | おなじ |
このように、 くらべたい もの(ゴムの 長さ)だけ ちがえて、 ほかは ぜんぶ そろえる と、 走った きょりの ちがいが 「ゴムの 長さの ちがい」 から きていると わかります。
ポイント: もし 「ゴムの 長さ」 と 「ゆかの ざいしつ」 を 同時に かえると、 どちらが きいたのか わからなく なります。 ちがえる ところは 1つだけ が きほんです。
観察や 実験を したら、 すぐに きろくカード に かきましょう。 後から 見て、 何を しらべたかが 思い出せるように します。
| こうもく | 書く ないよう |
|---|---|
| ① 日づけ・天気 | 「2026年5月14日 はれ」 |
| ② しらべたこと | 「校庭で 見つけた 草花の 色と 形」 |
| ③ 絵 | 自分で かいた スケッチ(色も つける) |
| ④ 気づき | 「赤い 花は 1つだけ、 ほかは ぜんぶ 黄色」 |
| ⑤ はてな | 「なぜ 赤い 花は 1つしかないのかな?」 |
ポイント: 「気づき」 と 「はてな」 が 理科の きろくの いちばん 大切な ところ。 「はてな」は つぎの 学習や 実験の きっかけ に なります。
日づけ: 2026年5月14日 はれ
しらべたこと: 校庭の タンポポ
[絵: ギザギザの 葉と、黄色い 花、わた毛 の スケッチ]
気づき:
- 花は きいろ
- 葉は ぎざぎざ
- 地めん から まっすぐ 上に のびて いる
はてな:
- なぜ 葉は ぎざぎざに なって いる の?
- わた毛 は どこに とぶの?
数を しらべた ときは、 表 や 棒グラフ に まとめると、 ちがいが ひと目で わかります(算数第8章で ならった グラフを つかいます)。
| じっけんかいすう | 走った きょり |
|---|---|
| 1かい目 | 230 cm |
| 2かい目 | 245 cm |
| 3かい目 | 220 cm |
ふくしゅう: 算数の 第8章で「棒グラフ」 を 学びました。 理科でも おなじ かき方で つかえます。
理科の 学習では、 ふだん つかわない 道具を つかうことが あります。 けがや 事故を ふせぐため、 つぎの きまりを かならず まもりましょう。
| きまり | くわしく |
|---|---|
| ①先生と いっしょに | じっけんは 先生の しじが あってから はじめる |
| ②道具を 正しく つかう | 使い方を おぼえてから つかう。 ふざけて 使わない |
| ③せいり せいとん | 使った 道具は すぐ もどす。 つくえの 上は きれいに |
| ④おわったら 手あらい | じっけんの あとは かならず せっけんで 手を あらう |
| ⑤こまったら すぐ 先生に | こわした・けがした・きもちが わるい は すぐ 言う |
これから 学ぶ 章には、 それぞれ とくべつな 安全配慮が あります。 章の はじめに 思い出して くださいね。
この 章で 学んだ ことを ふりかえって みましょう。
次の 章: 第2章では、 さっそく しぜんの かんさつ に 出かけます。 校庭や 公園で 草花や 虫を よく 見て、 「くらべて あれ?を 見つける」 を じっさいに やって みましょう。