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冷蔵庫 に ぺたっと はりつく マグネット(じしゃく)。 はりつくのは 鉄の めん だけで、 ガラスの コップ には つかない。 じしゃくには ふしぎな 力が あります。
ポイント: じしゃくの 力(磁力)は、 「ふれる」 のでは なく 「はなれて いても はたらく」 ふしぎな 力。 風や ゴム とは ぜんぜん ちがう せいしつ です。
教室や おうちの いろいろな もの に、 じしゃくを 近づけて しらべて みましょう。
| もの | ざいしつ | つく? |
|---|---|---|
| クリップ・クギ・画鋲・はさみの 刃 | 鉄 | ○ |
| アルミかん | アルミニウム | × |
| 10円玉 | どう(銅) | × |
| わりばし | 木 | × |
| コップ | ガラス | × |
| 下じき・けしゴム・紙 | プラ・ゴム・紙 | × |
大事な ルール: 「金属 は ぜんぶ じしゃくに つく」 と いう のは まちがい。 じしゃくに つくのは 「鉄(と 一部の 金属)」 だけ。 アルミニウム・どう・きん・ぎん などは つきません。
ものが 「鉄か どうか」 を 知らない とき、 じしゃくを 近づけて みれば すぐに わかります。 じしゃくは 鉄を 見つける テスター にも なる のです。
じしゃくに クギ や クリップ を しばらく つけて おいて、 そっと はなして みましょう。 そして、 そのクギで べつの クリップ を 近づけて みると … クリップが くっついて くる!
クギを じしゃくに つけて おき、 そっと はなして べつの クリップ を 近づけると、 クリップが くっついてくる。 クギで クリップ を つり上げる ことも できる。
ポイント: 「鉄は じしゃくに なれる」 という せいしつ が、 じしゃくの ふしぎを 大きく ひろげて います。
じしゃく には 2つの はし が あって、 そこに きょく(極) と よばれる 強い 力の 出る ところが あります。
| きょくの 名前 | しるし | 北を 指す か |
|---|---|---|
| N きょく (エヌきょく:North の N) | N または 赤色 | 北を 指す |
| S きょく (エスきょく:South の S) | S または 青色 | 南を 指す |
棒磁しゃくを 糸で つるす と、 N きょく の はしが 必ず 北 を むき、 S きょく は 南を むきます。 これが 方位磁針(第5章で 学んだ) の しくみです。
おぼえ方: N = North(ノース、 北)、 S = South(サウス、 南)。 N きょく は 北を 指す はずなのに、 「北きょく」 と よばずに N きょく と 言うのは、 英語の あたまの 字 から きて います。
じしゃく どうしを 近づける と、 何が おこるでしょうか?
| 近づける めん | おこる こと |
|---|---|
| N きょく ↔ S きょく (ちがう きょく) | 強く 引きあう |
| S きょく ↔ N きょく (ちがう きょく) | 強く 引きあう |
| N きょく ↔ N きょく (おなじ きょく) | はなれよう と する (しりぞけ合う) |
| S きょく ↔ S きょく (おなじ きょく) | はなれよう と する (しりぞけ合う) |
| ルール | せつめい |
|---|---|
| ちがう きょく は 引きあう | N と S は くっつき たがる |
| おなじ きょく は しりぞけ合う | N と N、 S と S は はなれ たがる |
(中学校以降 で 「ちがう きょく」 を 「異極」、 「おなじ きょく」 を 「同極」 と いう 名前で 学びます)
ポイント: 「ちがう なかま は 引きあう、 おなじ なかま は しりぞけ合う」 と おぼえる と わかりやすい。
棒磁しゃく を 机の 上 に 1本 おいて、 もう 1本の おなじ きょく を 近づけて、 じしゃくが 動く ようすを 見てみましょう。 ふれて いない のに、 おされて 動く ! まるで まほう の よう です。
じしゃくは ふしぎな こと に、 ふれて いない のに 力が はたらき ます。
| じしゃく と クリップ の 間 | クリップは ひっつく? |
|---|---|
| 何も はさまない | 強く ひっつく |
| うすい 紙 1まい | ひっつく |
| 下じき 1まい | ひっつく(少し 弱く なる) |
| だんボール | ひっつく(弱く なる) |
| 本(あつい) | ひっつかない(または 動かない) |
机に クリップ を 置いて、 棒磁しゃく を 上から ゆっくり 近づける。 クリップが ピョン と とびつく 距離 を はかる:
| じしゃくの 強さ | 引きつける 距離 |
|---|---|
| 弱い じしゃく | 0.5cm くらい |
| ふつうの じしゃく | 2cm くらい |
| 強い じしゃく | 5cm 以上 |
ポイント: じしゃくの 力 は 「目に 見えない けど、 近くまで 来ると はたらく」。 風や ゴム の 力(ふれて 動かす)とも、 光(まっすぐ すすむ)とも ちがう、 じしゃく だけ の 不思議な せいしつ です。
じしゃくの 「異極は 引きあい、 同極は しりぞけ合う」 を つかって、 動く おもちゃ を 作りましょう。
ゴム車(第6章)の おしりに 棒磁しゃく(N きょく うしろ向き) を テープで とめる。 手に 持った もう 1本の じしゃく の 同極(N) を 車に 向ける と、 ふれない のに 車が おされて 動く。
魚の 形の 紙に クリップ を つけて ゆかに ばらまき、 じしゃく つり ざお(ぼう の 先に じしゃく) を 近づけて つり上げる。
次の 章: 第9章では、 電気の 通り道 を 学びます。 乾電池 と 豆電球 を どう つなぐ と 明かりが つくか、 「回路」 と いう 大切な ことば、 電気を 通す もの と 通さない もの を しらべましょう。