メインコンテンツへスキップ
‹ 教材きょうざい一覧いちらんに戻もどる
理科りか 3年生ねんせい

光ひかりと 音おとの せいしつ

最終さいしゅう確認かくにん日び:

この 章しょうで 学まなぶこと

晴はれた 日にちの 校庭こうていは とても 明あかるくて、 あたたかい。 たいこを たたくと 大おおきな 音おとが なる。 ふだん あたりまえに 思おもって いる 光こう と 音おん にも、 ふしぎな きまりが かくれて います。

  • 日光にっこうは まっすぐ すすむ(直ちょく進しん)こと を 知しる
  • 鏡かがみ で 光ひかりを はね返かえせる(反はん射しゃ)こと を 学まなぶ
  • 鏡きょうを 何なにまいか 重かさねる と もっと 明あかるく・あたたかく なる ことを 実験じっけん で たしかめる
  • 虫めがねむしめがね で 光ひかりを 集あつめられる(集光しゅうこう)こと を 知しる
  • 物ぶつから 音おとが 出でる とき、 物ものは ふるえて いる ことを 知しる
  • 音おんの 大おおきさが かわる と、 ふるえ方かたも かわる
  • ものづくりとして 糸いと電話でんわ を 作つくって 音おとの つたわりを たしかめる

最さい重要じゅうよう安全あんぜん: 虫めがねむしめがねで 集あつめた 日光にっこうを 物もの・人にん・動物どうぶつ・自分じぶんの 体からだ・服ふくに 当あてない。 紙かみが こげる ほど 強つよい 熱ねつに なり、 やけど や 火事かじ の おそれが あります。 また 太陽たいようを 直ちょく接せつ見みるのも ぜったい 禁止きんしです(第だい5章しょう で 学まなんだ とおり)。

1. 日光にっこうは まっすぐ すすむ

晴はれた 日ひに、 まどから さしこむ 光こうの すじ を 見みたことが ありますか? ホコリが きらきら 光ひかって 見みえる、 まっすぐな 線せん。

光ひかりの 直ちょく進しん(ちょくしん)

日光にっこう は まっすぐ すすみます。 これを 直進ちょくしんと いいます。

光ひかりの 直ちょく進しん が わかる れい:

れい何なにが 見みえる?
木きもれ日び木きの すきまから まっすぐな 光ひかりの すじが さしこむ
きりの 中なかの 車くるまの ライトまっすぐ 前まえに 細長ほそながく のびる
まどの すきまの 光ひかりカーテン の すきまから まっすぐ 入はいる
かげの できかた光ひかりが まっすぐ ものに さえぎられて 反対はんたいがわに かげが できる

じっけん: 光ひかりの 道みちすじを たしかめる

3まいの だんボール に 小ちいさな あな を 開あけて 一いち列れつ に ならべ、 光ひかりを 通とおして みる。 3つの あなが 一直線いっちょくせんに ならんで いる ときだけ 光ひかりが 通とおり、 少すこしでも ずれると 通とおらない。 これが 「光こうは まっすぐ すすむ」 という 証しょう拠こ。

雲間から差す光のすじ
光の すじ。 まっすぐ さしこむ こと が わかる (光こうの 直進ちょくしん)。

2. 鏡かがみで 光ひかりを はね返かえす

光ひかりは 鏡きょう に 当あたると、 そこで はね返かえり ます。 これを 反射はんしゃと いいます。

鏡かがみの はたらき と 反射はんしゃの 方ほうこう

鏡かがみを 太陽たいように 向むける と 光ひかりが はね返かえり、 ねらった 場ばしょが 明あかるく なる。 鏡かがみを かたむける と、 光ひかりの 当あたる 場ばしょも 動うごく。 (光こうが はね返かえる とき の 「角かく度どの きまり」 は 中学校ちゅうがっこうで くわしく 学まなびます)

鏡かがみで 光ひかりを 動うごかして みよう

校庭こうていの しゃ面めん(コンクリートの かべ)に 鏡かがみで 光ひかりの まる を 作つくってみる。 鏡かがみを 左右さゆう・上下じょうげに かたむける と、 光ひかりの まるも 動うごく。 少すこし 動うごかす だけで、 遠とおくの 光ひかりは 大おおきく 動うごく。

安全あんぜん: はね返かえした 光ひかりを 人ひとの 顔かおに 向むけない。 まぶしくて 目めが くらみ、 けが や 事じ故こ の もとに なります。

壁にかかった鏡 の 写真
鏡。 光ひかりが 当あたると はね返かえる (反射はんしゃ)。 来きた 角かく度ど と 同おなじ 角かく度ど で はね返かえる。
黒いふちの虫めがね
虫めがねむしめがね。 太陽たいようの 光ひかりを 1点てん に 集あつめられる。 紙かみが こげる ほど 強つよくなる。

3. 鏡かがみを 重かさねる と どう なる?

1まいの 鏡かがみで 光ひかりを はね返かえすと、 その 場ばしょが 明あかるく なる。 2まい・3まい の 鏡かがみ で おなじ 場ばしょ に 光ひかりを 集あつめると どう なる でしょうか?

じっけん: 鏡かがみの まい数すう と あたたかさ

しゃ面めんに 紙かみの 円えん を つけ、 鏡きょうの まい数すう を かえて 同おなじ場ばしょに 光ひかりを 当あて、 温度おんど計けい で 温度おんどを はかる。

鏡かがみの まい数すう明あかるさ温度おんど(5分ふん後ご)
0まい(日びかげのまま)くらい22℃
1まい明あかるい28℃
2まいもっと 明あかるい34℃
3まいとても 明あかるい39℃

わかった こと

  • 鏡かがみの まい数すう が ふえる ほど、 光ひかりが 集あつまり ます
  • 集あつまった 光ひかりは、 明あかるさ だけで なく あたたかさ も 大おおきく なる
  • これは 日光にっこうに は あたためる はたらき が ある という 第だい5章しょうの 学まなびとも つながる

ポイント: 「光こうが 集あつまる ほど、 物ものが 明あかるく・あたたかく なる」 これが 大切たいせつな きまり。

4. 虫めがねむしめがねで 光ひかりを 集あつめる

虫めがねむしめがね は、 ふだん は 小ちいさい ものを 大おおきく 見みる 道具どうぐ。 でも、 太陽たいように 向むける と、 光こうを 1点てんに 集あつめる こと も できます。

虫めがねむしめがね の 集光しゅうこう

虫めがねむしめがねを 紙かみに 近ちかづけたり 遠とおざけたり する と、 光ひかりの 円えんの 大おおきさが かわります。 ちょうどの 距きょ離り に なる と 光ひかりの 点てんが 1mm くらい の 小ちいさな まる に なり、 とても 明あかるく・数すう十じゅうびょうで 紙かみが こげる ほど 熱あつく なります。 (この 「ちょうど の 距きょ離り」 は 中学校ちゅうがっこう で 「焦点しょうてん」 と いう 名前なまえで 学まなびます)

じっけんは 先生せんせいと いっしょに

このじっけんは 絶対ぜったいに 1人にんで やっては いけません。 先生せんせいの しじを かならず うけて、 黒くろい 紙かみ(ほかの 紙かみより 早はやく こげる)を つかい、 こげた 紙かみの 後ごしまつ(水すいに つける)まで しっかり する。

最さい重要じゅうよう安全あんぜん(あそびに しない): 虫めがねむしめがねの 集光しゅうこうあそび は ぜったいに 禁止きんし です。 集あつめた 光ひかりを 手しゅ や 服ふく や 植物しょくぶつ や 動物どうぶつ に 当あてない。 やけど や 火事かじ の もと に なります。 とくに 太陽たいよう を 虫めがねむしめがね で 見みない(網もう膜まくを 焼やく)。

5. 物ものから 音おとが 出でる = 物ものが ふるえる

太鼓たいこを たたいて 音おとを なら しましょう。 たたいた ところを そっと 手てで さわる。 何なにを 感かんじますか?

ぶるぶる、 と ふるえて いる はず。

音おとと ふるえの かんけい

音おと は、 物ものが ふるえる ことで うまれます。 これが 音おとの 大切たいせつな せいしつ。

音おとの もとふるえて いる ところ
太鼓たいこたたいた 皮かわ
ピアノ・ギターおさえた/はじいた 弦げん(げん)
声ごえのど の 声せい帯たい
トライアングルたたかれた 金きん属ぞくの ぼう

じっけん: ふるえを 見みる

  • 太鼓たいこ: 上うえに 米まいつぶ を のせて たたく → 米べいつぶが ぴょんぴょん はねる
  • ギター の 弦げん: はじいた 弦げんが ぼやけて 見みえる(速はやく ふるえて いる ため)
大きな和太鼓 の 写真
太鼓たいこ。 たたくと まく が ふるえて 音おとが 出でる。 強つよく たたくと ふるえも 大おおきく、 音おとも 大おおきい。

6. 音おとの 大おおきさ と ふるえ

音おとを 大おおきく したいとき、 みんなは どう しますか? 太鼓たいこを 強つよく たたく。 これが 答えこたえの ヒント。

音おとの 大おおきさ と ふるえ方かた

音おとの 大おおきさふるえ方かた
小ちいさい 音おと物ものの ふるえ方かたが 小ちいさい(短みじかい はば で ふるえる)
大おおきい 音おと物ものの ふるえ方かたが 大おおきい(広ひろい はば で ふるえる)

太鼓たいこの 上うえに のせた 米まいつぶ で たしかめると:

たたき方かた音おと米べいつぶの ようす
そっと小ちいさいあまり はねない
ふつうふつう少すこし はねる
強つよく大おおきい高たかく 大おおきく はねる

ポイント: 「音おんの 大おおきさ ↑ → ふるえ方かた ↑」。 これは 「力ちからの 大おおきさ ↑ → 動うごきの 大おおきさ ↑」(第だい6章しょう)と そっくりな きまりですね。 理科りかで 何なん度ども でてくる 大切たいせつな かんけい です。

7. ものづくり: 糸いと電話でんわを 作つくろう

音おとは 空気くうき だけで なく、 糸いと や 金きん属ぞく を つたって も つたわります。 それを たしかめる ものづくり が 糸いと電話でんわ です。

必要ひつようなもの と 作つくり方かた

紙かみコップ 2こ・タコ糸いと約やく 5m・つまようじ 2本ほん を 用意ようい。 紙かみコップの そこの 中央ちゅうおう に つまようじで あなを あけ、 タコ糸いと の はしを 内うちがわ から 通とおして つまようじ に むすぶ。 もう 一方いっぽうの コップ も 同おなじ ように とりつける。

つかい方かた

2人にんで 紙かみコップを 1つ ずつ 持もち、 糸いとを ぴんと はる。 1人にんが 口くちを つけて 話はなし、 もう 1人にんが 耳みみに あてて 聞きく。

じっけん: 糸いと電話でんわの ふしぎ

じっけん結果けっか
糸いとを ぴんと はる声こえが ちゃんと 聞きこえる
糸いとを たるませる聞きこえない
糸いとを 指ゆびで つまむ(ふるえを とめる)聞きこえなく なる
タコ糸いと を 針はり金がね に かえるもっと はっきり 聞きこえる

わかった こと

  • 音おとは 物ぶつの ふるえ が 糸いとを つたわって 反対はんたいがわに とどく
  • 糸いとが ぴんと はって いないと、 ふるえが つたわらない
  • ふるえを とめる と 音おとは つたわらない

おまけ: ふだん 私わたしたちが 話はなす 声こえ は 空気くうきの ふるえ が 耳みみまで つたわった もの。 糸いと電話でんわは それを 糸いと の ふるえに かえた しかけ です。

8. ふりかえり

  • 日光にっこうは まっすぐ すすむ(直ちょく進しん) こと を いえる
  • 鏡きょうで 光ひかりが はね返かえる(反はん射しゃ) こと を いえる
  • [ ]鏡きょうを 重かさねる と 明あかるさ・あたたかさが 大おおきく なる
  • 虫めがねむしめがね で 光ひかりを 集あつめられる ことを 知しって いる
  • 音おんは 物ものの ふるえで うまれる こと を いえる
  • 音おんの 大おおきさ と ふるえ方かた の かんけい が わかる
  • 糸いと電話でんわ を 作つくって 音おとが つたわる ことを たしかめた

この 章しょうの 安全あんぜん配はい慮りょ(最さい重要じゅうよう)

  • 虫めがねむしめがねで 太陽たいようの 光ひかりを 集あつめる 集光しゅうこうあそびは ぜったいに 禁止きんし
    • 集あつめた 光ひかりは 数すう十じゅうびょうで 紙かみが こげる ほど 強つよい 熱ねつに なる
    • やけど や 火事かじ の おそれが ある
    • 服ふく・植物しょくぶつ・動物どうぶつ・人にんの 体からだ に 集あつめた 光ひかりを 当あてない
    • 太陽たいようを 虫めがねむしめがねで 見みない(目めを きずつける)
  • 太陽たいようを ちょくせつ 見みない(第だい5章しょうの くりかえし)。 双眼鏡そうがんきょう・望遠鏡ぼうえんきょう も 同おなじ
  • 鏡きょうで はね返かえした 光ひかりを 人ひとの 顔かおに 向むけない(とくに 目めに 当あてない)
  • 鏡きょうを 落おとさない(割われたら ガラスの かけらで 大だいけがの おそれ)
  • 鏡かがみや 虫めがねむしめがねは 両手りょうてで 大切たいせつに 持もつ

次じの 章しょう: 第だい8章しょうでは、 じしゃく の ふしぎ を 学まなびます。 鉄てつに つく もの・つかない もの、 N きょく と S きょく の はたらき、 はなれて いても はたらく 力ちから など、 じしゃく の 不思議ふしぎな 力ちからに 出会であいます。

この教材きょうざいは役やくに立たちましたか?