手紙と お知らせの 文章
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はじめに
この章 では、 相手 に 何 か を 伝える ため の 文章 を 書く 練習 を します。 観察文 や 物語 と ちがって、 「だれ に」 読んで もらう か を 強く 意識 する の が 特ちょう です。
学ぶ こと は つぎ の 3 つ。
- 手紙 — 1 人 の 相手 に 気持ち や 用 を 伝える
- お知らせ — みんな に 大事 な こと を 伝える
- 感想 を つたえあう — 友 だち の 文 を 読んで、 良かった ところ を 伝える
ポイント: 「だれ が 読む か」 で 言葉 が 変わります。 おばあちゃん に は ていねい に、 友 だち に は 親しく。 場面 に 合わせて 書きましょう。
1. 手紙 の 形
手紙 に は、 だいたい 決まった 形 が あります。
| 部分 | 何 を 書く か |
|---|---|
| あいさつ | 「お元気 です か。」「げんき で すか。」 など |
| 近況 | 自分 の さいきん の こと(学校・天気・できごと) |
| 用件 | 一番 つたえたい こと |
| むすび | 「お体 に 気 を つけて。」「また 会いましょう。」 |
| 日づけ と 名前 | いつ・だれ から の 手紙 か |
短い 手紙 でも、 この 形 を 守る と 読みやすく なります。
手紙 の 例 ①: おばあちゃん に お礼 の 手紙
おばあちゃん へ
お元気 で いらっしゃいます か。
わたし は 元気 です。 学校 では、 きょう 算数 の テスト が ありました。
この あいだ は、 お誕生日 の プレゼント を ありがとう ございました。 もらった 本 は、 とても おもしろくて、 もう 3 回読みました。 大切 に します ね。
今度 の お休み に、 お父さん と 一緒 に あそび に 行きます。 楽しみ に して います。
まだ さむい 日 が つづいて います から、 おばあちゃん も 風邪 を ひか ない よう に して ください。
5 月 12 日 はる か より
「おばあちゃん へ」 が 宛名、「はる か より」 が 差出人。 ていねい な 言葉 で 書かれて います。
注意:目上 の 人 に は 丁寧語 を 使いましょう。 「ありがとう ございました」「お元気 です か」「お体 に 気 を つけて」 など。
2. お知らせ の 形
お知らせ は、 みんな に 大事 な 情報 を 伝える 文章 です。 短く、 わかりやすく が 大切。
お知らせ の 形
| 部分 | 何 を 書く か |
|---|---|
| タイトル | 何 の お知らせ か(「○○ の お知らせ」) |
| いつ | 日 と 時間 |
| どこ で | 場所 |
| 何 を する か | 内容 |
| 持ち物・注意 | あれば 書く |
| 連絡先 | 何 か あれば だれ に 言う か |
お知らせ の 例: クラス の みんな へ の 招待
たんじょう日 パーティー の お知らせ
わたし、 さくら の たんじょう日 パーティー を ひらきます。 ぜひ 来て ください。
日 と 時間: 6 月 8 日(土)午後 1 時 から 4 時 まで 場所: わたし の 家(学校 の 北 の 道 を 5 分 まっすぐ) もちもの: とくに ありません たべもの: お母さん が ケーキ を つくって くれます
来て くれる 人 は、 6 月 1 日 まで に わたし に 教えて ください。
みんな で たのしく すごしましょう。
5 月 13 日 さくら
5 W 1 H(いつ・どこ で・だれ が・何 を・なぜ・どう する)が ぜんぶ 入って います。 これ が お知らせ の 上手 な 書き方 です。
やってみよう:学校 の 先生 から 出る お知らせ(プリント)を 1 まい 持って きて、 タイトル・いつ・どこ で・何 を・持ち物 が それぞれ どこ に 書いて ある か 見つけて みよう。
3. 用 に よって 言葉 を 変える
同じ 内容 でも、 相手 に よって 言葉 を 変えます。
例: 「あした 公園 に 行こう」 と さそう とき
| 相手 | 言い方 |
|---|---|
| 友 だち | あした、 公園 に 行こう よ。 |
| お母さん | お母さん、 あした 公園 に つれて いって ほしい な。 |
| 先生 | 先生、 あした 公園 で みんな と あそびたい です。 |
| おばあちゃん | おばあちゃん、 あした 公園 で 一緒 に あそびません か。 |
同じ 「あした 公園 で あそびたい」 でも、 相手 で 言葉 と 文 の 形 が 変わる の が 日本語 の おもしろい ところ です。
ポイント:相手 に 合わせて 言葉 を えらべる と、 大人 に なって も 役に立つ 力 に なります。 今 から 少しずつ 練習 しましょう。
4. お礼 の 手紙 の 書き方
お礼 の 手紙 は、 何か を もらった り、 親切 に して もらった あと に 書く 手紙 です。 早く 出す ほど 気持ち が 伝わります。
お礼 の 手紙 の こつ
- 何 を ありがとう な の か、 はっきり 書く(プレゼント・あそんだ こと・教えて くれた こと)
- それ が どん な ふう に うれしかった か を 書く
- これ から の こと も 少し 書く
例: 友 だち へ の お礼
たろう くん へ
きのう は あそんで くれて ありがとう。
ぼく は ドッジボール が へた だ から、 たろう くん に 教えて もらえて うれしかった よ。 ボール の 投げ方 を 教えて くれた おかげ で、 きょう も うまく 投げられた よ。
また 一緒 に あそぼう ね。
5 月 13 日 ひろし
短くて も 気持ち が こもった 手紙 に なって います。
5. 招待 の 手紙
何か の 集まり に 来て ほしい とき に 書く 手紙 です。 お知らせ と にて います が、 もっと 一人一人 に 向けて 書きます。
例: いとこ へ の 招待
ゆう ちゃん へ
げんき?
ぼく の 家 で、 6 月 8 日(土)に たんじょう日 パーティー を します。 ゆう ちゃん も ぜひ 来て ね。
ぼく の お母さん が ケーキ を つくって くれます。 おばさん(ゆう ちゃん の お母さん)と 来て くれる と うれしい な。
会える の を たのしみ に して いる よ。
5 月 13 日 たけし
「会える の を たのしみ に して いる よ」 と いう 一言 が、 相手 に「行きたい な」 と 思わせる コツ です。
6. 友 だち の 文 を 読んで 感想 を 伝えあう
書く こと だけ で なく、 友 だち が 書いた 文 を 読んで、 「ここ が 良かった」「ここ が わかりやすかった」 と つたえあう こと も 大切 です。
感想 を 伝える とき の 言葉
- 「○○ の ところ が とても よく わかった よ。」
- 「○○ と いう 言葉 が おもしろかった ね。」
- 「ここ の 場面 を もう 少し くわしく すると、 もっと 良く なる かも。」
ただ「上手 だね」「すごいね」 だけ より、 具体的 に どこ が 良かった か を 言える と、 書いた 人 も うれしく なります。
注意:直す ところ を 言う とき は、 やさしく 言いましょう。 「ここ ヘン だ よ」 で は なく「ここ を こう する と もっと 伝わる かも」 と いう 言い方 を 練習 しよう。
7. もらった 手紙 や お知らせ の 読み方
人 から 手紙 や お知らせ を もらったら、 つぎ の こと に 気 を つけて 読みましょう。
- だれ から の 手紙 か
- いつ・どこ で・何 が ある の か
- 自分 が 何 を しないと いけない の か(持ち物 や 返事 が ある か)
特 に お知らせ の 場合、 返事 を 求められて いる か を 見逃さない よう に。 返事 が 必要 なら、 早 め に 出しましょう。
まとめ
この 章 で 学んだ こと を ふりかえりましょう。
- 手紙 は あいさつ・近況・用件・むすび・日づけ・名前 の 形
- お知らせ は タイトル・いつ・どこ で・何 を・持ち物 を 書く
- 相手 に よって 言葉 を 変える(丁寧語 と 普通 の 言葉)
- お礼 の 手紙 は 早 め に、 何 が うれしかった か を 具体的 に
- 友 だち の 文 を 読んで、 良かった ところ を 具体的 に伝えあう
つぎ の 章 では、 書く で は なく 話す と 聞く力 を のばします。
まとめ — 手紙 と お知らせ の 文章 を 3 行 で
- 手紙 は「あいさつ → 近況 → 用件 → むすび → 日づけ → 名前」 の 形 で 書く と、相手 に 気持ち が しっかり 伝わる。
- お知らせ は「タイトル → いつ・どこ で・何 を → 持ち物」 を 短く 書く。読む 人 が ひと目 で わかる ように する。
- 相手 が 大人 か 友だち か で 言葉 を 使い分けよう。お礼 の 手紙 は 早 めに、何 が うれしかった か を 具体的 に 書く。