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この章では、2 年生でならう漢字 160 字のうち、 前半の 80 字を学びます。1 年生でならった 80 字と合わせると、ぜんぶで 160 字をつかえるようになります。
この章がおわるころには、つぎのことができるようになっています。
ポイント:漢字は、読みだけおぼえるより、かんたんな文の中でつかう と早く覚えられます。たとえば「春がきた」「東から朝日がのぼる」と声に出して読んでみましょう。
漢字は 1 つ 1 つに 意味 があります。1 年生で「日」「月」「木」「山」 のような 象形文字 をならいました。2 年生では、もう少しむずかしい漢字がふえます。
おさらい — 1 年生でならった象形文字のもと:
漢字の学び方はつぎの 3 ステップです。
注意: 1 つの漢字に読みがいくつもあることがあります。「生」 は 「セイ」「ショウ」「い-きる」「う-まれる」「は-える」 など、たくさん読めます。少しずつおぼえていけば大丈夫です。
1 年の 4 つの季節をあらわす漢字をおぼえましょう。
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 例 |
|---|---|---|---|
| 春 | シュン | はる | 春休み・春風 |
| 夏 | カ・ゲ | なつ | 夏休み・夏祭り |
| 秋 | シュウ | あき | 秋の空・秋風 |
| 冬 | トウ | ふゆ | 冬休み・冬の山 |
| 朝 | チョウ | あさ | 朝ごはん・朝日 |
| 昼 | チュウ | ひる | 昼休み・昼ごはん |
| 夜 | ヤ | よる・よ | 夜空・夜の音 |
| 晴 | セイ | は-れる | 晴天・晴れた空 |
| 雨 | ウ | あめ | 雨水・雨やどり |
| 雪 | セツ | ゆき | 雪山・雪だるま |
やってみよう: いまの季節を、漢字 1 字で書いてみよう。それぞれどんな行事や食べものがあるかな?
「春」 は 9 画の漢字です。上のよこぼうから、下の「日」 のじゅんばんで書きます。
| 漢字 | 画数 | 読み | 書き順のポイント |
|---|---|---|---|
| 春 | 9 画 | シュン・はる | ① 上の三本よこぼう(上からじゅんに) → ② たてのはらい(左 → 右) → ③ 下の「日」 |
書き順のポイント
やってみよう:国語のノートに実際に書いてみよう。教科書の「春」 の形をよく見てまねしてみよう。
ポイント: 「春」 の上の部分は「三とたてのはらい」でできています。「奉」「奏」 と同じ部分です。
地図や道を説明するときにつかう漢字です。
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 例 |
|---|---|---|---|
| 東 | トウ | ひがし | 東口・東の空 |
| 西 | セイ・サイ | にし | 西日・関西 |
| 南 | ナン | みなみ | 南風・南国 |
| 北 | ホク | きた | 北風・北海道 |
| 上 | ジョウ | うえ・あ-げる | 上空・手を上げる |
| 下 | カ・ゲ | した・さ-げる | 下校・地下 |
「東」 は朝日がのぼるほう、「西」 は夕日がしずむほうです。お日さまがのぼる「東」 を漢字でよく見てみましょう。木のむこうにお日さまが見える形からできた、という説があります。
ポイント: 「東 → 西 → 南 → 北」とじゅんばんに言うと、地図で上下左右を思い出しやすくなります。「ひがし・にし・みなみ・きた」 と声に出して練習しましょう。
外で見るものの漢字です。
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 例 |
|---|---|---|---|
| 風 | フウ | かぜ | 北風・風車 |
| 雲 | ウン | くも | 雲海・白い雲 |
| 池 | チ | いけ | 池の水・池田 |
| 海 | カイ | うみ | 海水・日本海 |
| 岩 | ガン | いわ | 岩山・大きな岩 |
| 谷 | コク | たに | 谷川・深い谷 |
| 原 | ゲン | はら | 原っぱ・草原 |
| 野 | ヤ | の | 野原・野球 |
| 里 | リ | さと | 山里・里の秋 |
| 国 | コク | くに | 日本国・国語 |
「海」「池」「川」 はすべて 水 に関係する漢字です。よく見ると左がわに 「氵」(さんずい)という 部首 がついています。さんずいは 水のしずくが 3 つならんだ形 からできました。
やってみよう: 「氵(さんずい)」 がつく 1・2 年生の漢字をぜんぶあつめてみよう。「池・海・活・汽」 など見つかります。
自分の体をあらわす漢字を学びます。
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 例 |
|---|---|---|---|
| 顔 | ガン | かお | 顔色・洗顔 |
| 頭 | トウ・ズ | あたま | 頭上・頭痛 |
| 体 | タイ | からだ | 体力・身体 |
| 心 | シン | こころ | 心配・安心 |
| 声 | セイ | こえ | 大声・音声 |
| 言 | ゲン | い-う・こと | 言語・言葉 |
| 話 | ワ | はな-す・はなし | 会話・お話 |
| 読 | ドク | よ-む | 読書・音読 |
| 書 | ショ | か-く | 書道・読書 |
| 記 | キ | しる-す | 記録・日記 |
「言・話・読・書・記」 はすべて言葉に関係する漢字です。「言・話・読・記」 の左がわにある「言」 の形を 部首 といい、「ごんべん」 とよびます。ごんべんがつく漢字は、たいてい話す・書くことに関係がある とおぼえましょう。
| 漢字 | 画数 | 読み | 書き順のポイント |
|---|---|---|---|
| 言 | 7 画 | ゲン・い-う | ① 一番上の短いよこぼう → ② 下の二本のよこぼう(上から) → ③ 一番下の「口」 |
書き順のポイント
やってみよう:国語のノートに実際に書いてみよう。一番上のよこぼうを一番短くするのが「言」 をきれいに書くコツです。
「読」 は 14 画、「書」 は 10 画です。「読」 は左の「言」 から、つぎに右の「売」 を書きます。「書」 は上の「聿」 から下の「日」 へ。
ポイント:画数が多い漢字は、上から下、左から右という 大きなながれ をおぼえれば、自然に書けます。一気に全部おぼえようとせず、毎日 1〜2 字ずつで OK です。
似ている形の漢字をまちがえないように気をつけましょう。
| 似ている漢字 | ちがい |
|---|---|
| 日 と 目 | 「日」 は太陽(よこぼう 1 本)、「目」 は目(よこぼう 2 本) |
| 土 と 士 | 「土」 は下のよこぼうが長い、「士」 は上が長い |
| 休 と 体 | 「休」 は右が「木」、「体」 は右が「本」(小 1)。 1 年生で学んだ「休」 と、2 年生で学ぶ「体」 を比べてみよう |
注意: まちがえやすい漢字は、2 つならべて書いておく と形のちがいが目でわかります。ノートのはじに「日/目」「土/士」 とセットで書いてみよう。
この章で学んだことをふりかえりましょう。
毎日 1〜2 字ずつノートに書いて、声に出して読んでみましょう。「春」「東」 とかいただけで、季節や場所のイメージが頭にうかぶようになれば大丈夫です。
つぎの章では、後半の 80 字を学びます。家族・場所・行動の漢字が中心です。
書き順を見るとき: 上の図は KanjiVG (CC BY-SA 3.0、 言語学者監修) を使って正しい書き順を表示しています。