句点・読点・かぎ「」の つかいかた
最終確認日:
はじめに
この章 では、文 を 読みやすく する 4 つ の しるし を 学びます。
- 「。」= 句点(文 の おわり)
- 「、」= 読点(とちゅう の くぎり)
- 「 」= かぎかっこ(会話 や 大切 な 言葉 を かこむ)
- 段落 の 一字下げ(文章 の まとまり を 分ける)
1 年生 でも 少し ならいました が、2 年生 で は 応用編 として、もっと くわしく 学びます。
ポイント: しるし を 正しく つかえる と、 読む 人 に 文 が すっと 入って いきます。 自分 でも あと で 読み返しやすく なります。
1. 句点「。」 — 文 の おわり
文 の おわり に つける まる「。」 を 句点 と いいます。「文 の おわり が ここ です よ」 と 教える しるし です。
| 例 |
|---|
| きょう は 学校 に 行きました。 |
| 母 は 元気 です。 |
| ぼく の すき な 動物 は キリン だ。 |
句点 を つけ忘れる と、文 が どこ で おわる か が わからず、読みづらく なります。
注意: 「タイトル」 や「見出し」 に は ふつう 句点 を つけません。本 の だい や 章 の だい は「春 の 風」「ねずみ の よめいり」 の よう に「。」 なし で 書きます。
句点 と かぎかっこ の くみあわせ
会話文 の 中 で も 句点 を 使います。
「こんにちは。」と 大き な 声 で あいさつ しました。
かぎ「」 の 中 の 文 の おしまい に も「。」 を つける、と おぼえましょう。
2. 読点「、」 — 文 の とちゅう の くぎり
文 の とちゅう に つける てん「、」 を 読点 と いいます。意味 の くぎり や、息 を つく ところ で つかいます。
読点 を つかう 場面
- 主語 の あと: 「お母さん は、ごはん を 作って います。」
- 長い 修飾語 の あと: 「きのう の 夜、大き な 雷 が なりました。」
- ものごと を ならべる とき: 「おにぎり、たまごやき、からあげ を もって 行きました。」
- 会話 の はじめ や おわり: 「父 は、『早く ねよう。』 と 言いました。」
読点 が 大切 な 例
読点 の つけかた で、意味 が ぜんぜん 変わって しまう こと が あります。
| 例 1 | 意味 |
|---|---|
| ここ で、はきもの を ぬいで ください。 | この場所 で 靴 を ぬいで と いう 意味 |
| ここ で は、きもの を ぬいで ください。 | この 場所 で は 着物 を ぬいで と いう 意味 |
読点 を 1 つ つけたり、 場所 を 変えたり する だけ で、 全く ちがう 文 に なる の が おもしろい です ね。
やってみよう: 「お父さん は 笑って 帰って きた 弟 を 見た。」 と いう 文 に、読点 を 入れて みよう。
パターン A:「お父さん は 笑って、帰って きた 弟 を 見た。」(笑った の は お父さん)
パターン B:「お父さん は、笑って 帰って きた 弟 を 見た。」(笑った の は 弟)
3. かぎかっこ「 」 — 会話 を かこむ
人 が 話した 言葉 を 文 の 中 で 書く とき、「 」 を 使います。 これ を かぎかっこ と いいます。
例:
母 は「はやく 起きなさい。」と 言いました。
「母 は 言った」 と いう 説明 の 部分(地の文)と、「はやく 起きなさい。」 と いう 話した 言葉(会話文)が、 かぎかっこ で はっきり わかれます。
かぎかっこ の 書き方 の きまり
- 会話 の はじめ に「 を 書く
- 会話 の おわり に 」 を 書く(中 の 句点 は つける)
- 新しい 会話 が はじまる とき は、行 を 変える(作文 の とき)
例:
「こんにちは。」 「あ、こんにちは。元気 でした か。」 「はい、元気 です。」
3 人 が 話して いる の が、行 を かえる だけ で わかります。
二重 の かぎ『 』
かぎかっこ の 中 で さらに 何 か を 引用 したい とき は、二重 かぎ『 』 を 使います。
父 は「先生 が『あした は 遠足 です』と 言って いた よ。」と 教えて くれた。
二重 かぎ『 』 は、本 の だい や 歌 の だい を かこむ とき に も 使えます。
ポイント: かぎ「 」 は 会話 だけ で なく、大切 な 言葉 を 目立たせる とき に も 使えます。「『ありがとう』 と いう 言葉 は すてき だ。」 の よう に。
4. 段落 — 文 の まとまり
文章 が 長く なる と、同じ 話題 の まとまり ごと に 行 を かえる と 読みやすく なります。 この まとまり を 段落 と いいます。
段落 の 書き方
- 新しい 段落 の はじめ は 1 マス 下げる(一字下げ)
- 話題 が 変わる ところ で 段落 を 分ける
- 会話文 も ひとつ の 段落 として 行 を かえる
例:
きのう、家族 で 海 に 行きました。 朝早く 出発 して、 車 で 2 時間 かかりました。
海 に つく と、 まず 砂浜 で 貝がら を 拾いました。 ピンク の 貝、 白い 貝、 大きい 貝、 たくさん あって わくわく しました。
お昼 は おべんとう を 食べました。 おにぎり と からあげ が とても おいしかった です。
3 つ の 段落 で、「海 へ 行く」「貝がら を 拾う」「おべんとう を 食べる」 と 話題 が 変わって います。
注意:短い 文章 で 段落 を つけすぎる と、 ばらばら に 見えて しまいます。 同じ 話題 は ひとつ の 段落 に まとめましょう。
5. しるし を つかった 文章 を 書いて みよう
ここ まで で 学んだ しるし を ぜんぶ つかって、 短い 文章 を 書いて みましょう。
例: 「きょう の できごと」
きょう、 学校 で 算数 の テスト が ありました。 問題 は ぜんぶ で 10 問 ありました。
はじめて 見る 問題 が あって、 ぼく は 困りました。 でも、 ゆっくり 考えたら 答え が わかりました。
帰り道、 友 だち が「テスト どう だった?」と 聞いて きました。 ぼく は「ぜんぶ できた よ。」と 答えました。 二人 で にこにこ 笑って 帰りました。
句点 「。」、 読点 「、」、 かぎ 「 」、 段落 の 一字下げ、 ぜんぶ つかえて います。 みなさん も、 きょう あった こと を 同じ よう に 書いて みましょう。
やってみよう: 「きのう の ゆめ」「すきな 食べもの」 の どちら か を テーマ に、 3 段落 の 短い 文章 を 書いて みよう。 句点・読点・かぎ「」 を 1 回 ずつ 以上 つかう こと。
まとめ
この 章 で 学んだ こと を ふりかえりましょう。
- 句点「。」 は 文 の おわり に つける(タイトル に は つけない)
- 読点「、」 は 意味 の くぎり や 息 を つく ところ に つける
- かぎかっこ「 」 は 会話 や 大切 な 言葉 を かこむ
- 段落 は 同じ 話題 の まとまり、 1 マス 下げて はじめる
- しるし を 正しく つかうと、 文 が 読みやすく なる
つぎ の 章 では、 自作物語 を 読んで 場面 と 気持ち を つかむ 練習 を します。
まとめ — 句点・読点・かぎ「」 を 3 行 で
- 句点「。」 は 文 の おわり、読点「、」 は 意味 の くぎり や 息 を つく ところ に つける しるし。
- かぎかっこ「 」 は 会話 や 大切 な 言葉 を かこむ。だれ が 言った の か が ひと目 で わかる ように なる。
- 同じ 話題 を ひとつ に まとめた かたまり を 段落 と いい、はじめ を 1 マス 下げて 書く。