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この章では、文を読みやすくする 4 つのしるし を学びます。
1 年生でも少しならいましたが、2 年生では 応用編 として、もっとくわしく学びます。
ポイント: しるしを正しくつかえると、 読む人に文がすっと入っていきます。 自分でもあとで読み返しやすくなります。
文のおわりにつけるまる「。」 を 句点 といいます。「文のおわりがここですよ」 と教えるしるしです。
| 例 |
|---|
| きょうは学校に行きました。 |
| 母は元気です。 |
| ぼくのすきな動物はキリンだ。 |
句点をつけ忘れると、文がどこでおわるかがわからず、読みづらくなります。
注意: 「タイトル」 や「見出し」 にはふつう句点をつけません。本のだいや章のだいは「春の風」「ねずみのよめいり」 のように「。」 なしで書きます。
会話文の中でも句点を使います。
「こんにちは。」と大きな声であいさつしました。
かぎ「」 の中の文のおしまいにも「。」 をつける、とおぼえましょう。
文のとちゅうにつけるてん「、」 を 読点 といいます。意味のくぎりや、息をつくところでつかいます。
読点のつけかたで、意味がぜんぜん変わってしまう ことがあります。
| 例 1 | 意味 |
|---|---|
| ここで、はきものをぬいでください。 | この場所で靴をぬいでという意味 |
| ここでは、きものをぬいでください。 | この場所では着物をぬいでという意味 |
読点を 1 つつけたり、 場所を変えたりするだけで、 全くちがう文になるのがおもしろいですね。
やってみよう: 「お父さんは笑って帰ってきた弟を見た。」 という文に、読点を入れてみよう。
パターン A:「お父さんは笑って、帰ってきた弟を見た。」(笑ったのはお父さん)
パターン B:「お父さんは、笑って帰ってきた弟を見た。」(笑ったのは弟)
人が話した言葉を文の中で書くとき、「 」 を使います。 これを かぎかっこ といいます。
例:
母は「はやく起きなさい。」と言いました。
「母は言った」 という説明の部分(地の文)と、「はやく起きなさい。」 という話した言葉(会話文)が、 かぎかっこではっきりわかれます。
例:
「こんにちは。」 「あ、こんにちは。元気でしたか。」 「はい、元気です。」
3 人が話しているのが、行をかえるだけでわかります。
かぎかっこの中でさらに何かを引用したいときは、二重かぎ『 』 を使います。
父は「先生が『あしたは遠足です』と言っていたよ。」と教えてくれた。
二重かぎ『 』 は、本のだいや歌のだいをかこむときにも使えます。
ポイント: かぎ「 」 は会話だけでなく、大切な言葉 を目立たせるときにも使えます。「『ありがとう』 という言葉はすてきだ。」 のように。
文章が長くなると、同じ話題のまとまり ごとに行をかえると読みやすくなります。 このまとまりを 段落 といいます。
例:
きのう、家族で海に行きました。 朝早く出発して、 車で 2 時間かかりました。
海につくと、 まず砂浜で貝がらを拾いました。 ピンクの貝、 白い貝、 大きい貝、 たくさんあってわくわくしました。
お昼はおべんとうを食べました。 おにぎりとからあげがとてもおいしかったです。
3 つの段落で、「海へ行く」「貝がらを拾う」「おべんとうを食べる」 と話題が変わっています。
注意:短い文章で段落をつけすぎると、 ばらばらに見えてしまいます。 同じ話題はひとつの段落にまとめましょう。
ここまでで学んだしるしをぜんぶつかって、 短い文章を書いてみましょう。
きょう、 学校で算数のテストがありました。 問題はぜんぶで 10 問ありました。
はじめて見る問題があって、 ぼくは困りました。 でも、 ゆっくり考えたら答えがわかりました。
帰り道、 友だちが「テストどうだった?」と聞いてきました。 ぼくは「ぜんぶできたよ。」と答えました。 二人でにこにこ笑って帰りました。
句点 「。」、 読点 「、」、 かぎ 「 」、 段落の一字下げ、 ぜんぶつかえています。 みなさんも、 きょうあったことを同じように書いてみましょう。
やってみよう: 「きのうのゆめ」「すきな食べもの」 のどちらかをテーマに、 3 段落の短い文章を書いてみよう。 句点・読点・かぎ「」 を 1 回ずつ以上つかうこと。
この章で学んだことをふりかえりましょう。
つぎの章では、 自作物語を読んで 場面と気持ち をつかむ練習をします。