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この章では、2 年生でならう漢字 160 字のうち、後半の 80 字を学びます。前の章で季節や自然を学んだので、今度は人や行動に関係する漢字が中心です。
この章がおわるころには、つぎのことができるようになっています。
ポイント: 1 年生で学んだ 80 字 + 2 年生で学んだ 160 字 = ぜんぶで 240 字 をつかえるようになります。3 年生ではさらに 200 字ふえます。
家でいっしょにくらす人をあらわす漢字です。
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 例 |
|---|---|---|---|
| 父 | フ | ちち | 父母・お父さん |
| 母 | ボ | はは | 母親・お母さん |
| 兄 | キョウ | あに | 兄弟・お兄さん |
| 姉 | シ | あね | 姉妹・お姉さん |
| 弟 | テイ・ダイ | おとうと | 兄弟・弟子 |
| 妹 | マイ | いもうと | 姉妹・末妹 |
| 友 | ユウ | とも | 友人・お友だち |
| 親 | シン | おや・した-しい | 親子・親友 |
「父・母・兄・姉・弟・妹」 は、家族をよぶ漢字です。「お父さん」「お母さん」 というときは 「お」 を前につける とやさしい言い方になります。
やってみよう:自分の家族のことを、漢字をつかって書いてみよう。「父と母と妹がいます」 のように。
家や町の場所をあらわす漢字です。
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 例 |
|---|---|---|---|
| 家 | カ | いえ | 家族・空き家 |
| 室 | シツ | むろ | 教室・図書室 |
| 店 | テン | みせ | 店長・本店 |
| 市 | シ | いち | 市場・市役所 |
| 場 | ジョウ | ば | 広場・市場 |
| 公 | コウ | おおやけ | 公園・公立 |
| 園 | エン | その | 公園・動物園 |
| 道 | ドウ | みち | 歩道・道路 |
「市 + 場 = 市場」「公 + 園 = 公園」 のように、漢字を 2 つつなげると新しい言葉 ができます。これを 熟語 といいます。
注意: 「市場」 は 「いちば」(市で売り買いする場所)と 「しじょう」(経済の市場)の 2 つの読み方があります。小 2 では「いちば」 をまずおぼえれば大丈夫です。
体を動かすことをあらわす漢字です。
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 例 |
|---|---|---|---|
| 買 | バイ | か-う | 売買・買い物 |
| 売 | バイ | う-る | 売店・売り上げ |
| 歩 | ホ | ある-く | 歩道・散歩 |
| 走 | ソウ | はし-る | 走者・走り回る |
| 止 | シ | と-まる | 中止・止まれ |
| 帰 | キ | かえ-る | 帰宅・お帰り |
| 来 | ライ | く-る | 来週・来年 |
| 行 | コウ・ギョウ | い-く・おこな-う | 行動・行き帰り |
| 通 | ツウ | とお-る | 通学・通り道 |
| 食 | ショク | た-べる | 食事・朝食 |
「買と売」 は反対の意味をもつ漢字で、二つあわせて「売買」という熟語をつくります。「来と帰」 も反対の意味で、「行くと帰る」「来ると帰る」 とセットでおぼえるとわかりやすいです。
ポイント: 反対の意味の漢字 をペアでおぼえると、漢字がもっと楽しくなります。「上 ⇔ 下」「大 ⇔ 小」「来 ⇔ 帰」「買 ⇔ 売」「明 ⇔ 暗(小 3)」 など。
頭で考えたり心で思ったりすることをあらわす漢字です。
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 例 |
|---|---|---|---|
| 思 | シ | おも-う | 思考・思い出 |
| 考 | コウ | かんが-える | 考え方・思考 |
| 知 | チ | し-る | 知人・お知らせ |
| 教 | キョウ | おし-える | 教室・教える |
| 聞 | ブン | き-く | 新聞・聞き取り |
| 答 | トウ | こた-える | 答え・問答 |
| 図 | ズ・ト | はか-る | 図書・地図 |
| 画 | ガ・カク | — | 絵画・計画 |
| 絵 | カイ・エ | — | 絵画・絵本 |
| 工 | コウ | — | 工作・工場 |
「思」 と 「考」 はどちらも「考えること」 をあらわしますが、少しちがいがあります。
やってみよう: 「思う」 と「考える」 をつかった文を、自分で 1 つずつ作ってみよう。例:「ぼくは雨が好きだと 思う。」「明日の遊びを 考える。」
色やものの形をあらわす漢字です。
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 例 |
|---|---|---|---|
| 色 | ショク | いろ | 色紙・三色 |
| 茶 | チャ | — | 茶色・お茶 |
| 黄 | コウ | き | 黄色・卵黄 |
| 黒 | コク | くろ | 黒板・黒い |
| 形 | ケイ | かたち | 形式・三角形 |
| 丸 | ガン | まる | 丸い・丸太 |
| 角 | カク | かど・つの | 三角・町の角 |
| 直 | チョク | なお-す | 直線・直す |
| 細 | サイ | ほそ-い | 細工・細い道 |
| 太 | タイ | ふと-い | 太陽・太い線 |
「黒・茶・黄」 は 色をあらわす漢字 です。1 年生で「白・赤・青」 を学びました。これで 白・赤・青・黒・茶・黄 の 6 色が漢字で書けるようになります。
ポイント: 「色」 と「形」 は、もののようすをつたえるときにセットでつかうことが多いです。「丸い黒いかばん」「四角い茶色のはこ」 のように。
漢字の左や右、上や下につく 同じ形の部分 を 部首 といいます。同じ部首の漢字は、にた意味をもつことが多いです。
「池・海・氷・泣・洗(小 6)・汁」 など。 すべて 水 に関係する漢字です。
「花(小 1)・草(小 1)・茶・葉(小 3)・芽(小 4)」 など。
「言・話・読・記・計(小 2)・語(小 2)」 など。
「休(小 1)・体(小 2)・作(小 2)・住(小 3)」 など。
やってみよう:自分が知っている漢字を、部首ごとになかま分けしてノートに書いてみよう。にた意味があつまるのがおもしろいよ。
ここまでで、ぜんぶで 240 字 の漢字を学びました。多いと思うかもしれませんが、毎日つかえばしぜんにおぼえます。
つぎの文を読んでみましょう。漢字がぜんぶ読めれば、240 字の力がついています。
春の朝、ぼくは父と母といっしょに公園へ行った。お兄さんは学校で友だちと走っている。お姉さんは家で本を読んでいる。妹はお店でお菓子を買ってもらった。みんな元気でうれしい。
10 字以上読めたかな? ぜんぶ読めた人は、もう 240 字をつかいこなせています。
ポイント: 240 字を一度に全部おぼえる必要はありません。日記や 手紙 でつかいながら、少しずつ自分のものにしていきましょう。
この章で学んだことをふりかえりましょう。
つぎの章では、漢字をつかって 文を組み立てるきまり(主語・述語)を学びます。
書き順を見るとき: 上の図は KanjiVG (CC BY-SA 3.0、 言語学者監修) を使って正しい書き順を表示しています。