この章で学ぶこと
ばらばらの数を 「ならした大きさ」 で見る 平均 と、 2種類の量を組み合わせて比べる 単位量あたりの大きさ を学びます。
- 平均 = 合計 ÷ 個数
- 単位量あたりの大きさ (1あたりにそろえて比べる)
- 人口密度 (1 km² あたりの人数)
- 速さ = 道のり ÷ 時間
ポイント: 平均も、 こみぐあいも、 速さも、 すべて 「1つあたりにそろえて比べる」 という同じ考え方です。
1. 平均
いくつかの数を、 でこぼこをならして同じ大きさにそろえたものを 平均 といいます。
平均=合計÷個数
例題: 4回のテストの点が 80,75,90,95点でした。 平均点を求めましょう。
(80+75+90+95)÷4=340÷4=85 (点)
検算: 80+75=155、 155+90=245、 245+95=340。 340÷4=85。 正しい。
大事: 平均から逆に 合計 も求められます。 「合計 = 平均 × 個数」 です。 平均85点が 4回なら、 合計は 85×4=340点です。
2. 単位量あたりの大きさ
広さと人数のように 2種類の量 を組み合わせて比べるときは、 「1つあたり」 にそろえます。
例題: 部屋 A は 6 m² に 9人、 部屋 B は 8 m² に 10人います。 どちらがこんでいますか。
1 m² あたりの人数を求めます。
- 部屋 A … 9÷6=1.5 (人/m²)
- 部屋 B … 10÷8=1.25 (人/m²)
1 m² あたりの人数が多いほうがこんでいます。 答えは 部屋 A。
検算: 1.5×6=9、 1.25×8=10。 もとの人数にもどります。 正しい。
ポイント: 「1 m² あたり何人」 なら 数が多いほうがこんでいる。 どちらを 「1」 にそろえたかをはっきりさせましょう。
3. 人口密度
1 km² あたりに何人住んでいるかを 人口密度 といいます。
人口密度=人口÷面積 (km2)
例題: 面積200 km²、 人口80000人の市の人口密度を求めましょう。
80000÷200=400 (人/km2)
検算: 400×200=80000。 もとの人口にもどります。 正しい。
4. 速さ
道のりと時間を組み合わせた 「1時間あたりに進む道のり」 が 速さ です。
速さ=道のり÷時間
例題: 120 km を 3時間で進む自動車の速さ (時速) を求めましょう。
120÷3=40 (km/時)
検算: 40×3=120。 もとの道のりにもどります。 正しい。 時速40 km です。
大事: 公式を変形すると 「道のり = 速さ × 時間」、 「時間 = 道のり ÷ 速さ」 も求められます。 何を求めるかで使い分けましょう。
どう問われるか
- 「5人の体重の平均を求めなさい」 のような 平均 が定番です。
- 「平均が…のとき合計を求めなさい」 のような 逆向き も出ます。
- 「どちらの自動車が速いか」 「どちらの部屋がこんでいるか」 のような 単位量あたりで比べる 文章題が出ます。
まとめ
- 平均 = 合計 ÷ 個数、 合計 = 平均 × 個数
- 単位量あたりの大きさは 「1つあたり」 にそろえて比べる
- 人口密度 = 人口 ÷ 面積 (km²)
- 速さ = 道のり ÷ 時間
次章では、 割合と百分率 を学びます。