この章では、ライティング第2題の意見論述を学びます。QUESTION(質問)に対して、自分の意見と、それを支える理由を2つ書く問題です。Eメールと同じく、型を身につければ安定して得点できます。
この章で学ぶこと
- 意見論述問題の形式(QUESTION に意見+理由2つ・50〜60語)
- 答案の型(意見 → 理由1 → 理由2 → まとめ)
- つなぎの定型表現(I think / First / Second / In conclusion)
- 良い答案と悪い答案の比較
- 採点で見られる観点(内容・構成・語い・文法)
ポイント: 意見論述の型は「意見 → 理由1 → 理由2 → まとめ」の4文構成が基本です。最初に立場をはっきり示し、理由を2つ並べ、最後にもう一度意見を述べる——この流れを覚えれば書けます。
意見論述問題の形式
QUESTION(質問)が1つ示されます。多くは「Do you think …?」「Which do you …?」のような、賛成・反対や選択を問う形です。あなたは、
- 自分の意見(立場)をはっきり示し、
- その意見を支える理由を2つ書きます。
語数の目安は50〜60語です。
注意: 問題形式や語数は見直されることがあります。最新の正確な情報は必ず英検の公式サイトで確認してください。 本章は書き方の型を身につけるための説明です。
答案の型(4文構成)
| 順 | 内容 | 例の表現 |
|---|
| 1 | 意見(立場をはっきり) | I think (that) … . |
| 2 | 理由1 | First, … . |
| 3 | 理由2 | Second, … . |
| 4 | まとめ(意見をくり返す) | For these reasons, … / In conclusion, … . |
この4文に、理由を少し説明する一言を足すと、ちょうど50〜60語になります。
ポイント: 大切なのは「理由を2つ、はっきり分けて書く」ことです。First, … / Second, … と番号をつけるように書くと、採点者にも理由が2つあると一目で伝わります。
例題と模範解答(オリジナル)
次は、本章のためのオリジナルの例です(英検の実際の問題ではありません)。
QUESTION(例): Do you think high school students should join a club activity?
模範解答(例・約55語):
I think high school students should join a club activity. First, joining a club helps students make new friends. They can meet people who like the same things. Second, club activities teach students how to work as a team. This skill will be useful in the future. For these reasons, I think students should join a club.
- 意見: I think high school students should join a club activity.
- 理由1: make new friends(友だちを作れる)+ 説明(同じ趣味の人に出会える)
- 理由2: teach how to work as a team(チームで働くことを学べる)+ 説明(将来役立つ)
- まとめ: For these reasons, I think students should join a club.
ポイント: 理由にはそれぞれ一言の説明(具体例や効果)を足しましょう。「理由 → なぜそう言えるか」を1セットにすると、内容点が上がり、語数も自然に伸びます。
良い答案・悪い答案
| 良い答案 | 悪い答案 |
|---|
| 意見 | 最初にはっきり示す | 立場があいまい/途中で変わる |
| 理由 | 2つあり、それぞれ説明がある | 理由が1つ/理由になっていない |
| 構成 | 意見→理由→まとめの流れがある | 文が脈絡なく並ぶ |
| つなぎ語 | First / Second / In conclusion を使う | つなぎ語がなく読みにくい |
| 語数 | 50〜60語に収まる | 短すぎる/長すぎる |
注意: いちばん多い失点は、①理由が2つそろっていない、②意見と理由がつながっていない、③質問に答えていない(話がずれる)、の3つです。
採点で見られる観点
意見論述は、おおむね次の観点で見られます(観点の詳細は公式情報を確認してください)。
- 内容: 質問に対する自分の意見と理由が、はっきり書けているか。
- 構成: 意見 → 理由 → まとめの流れがあり、つなぎ語で整理されているか。
- 語い: 場面に合った語句を使えているか。
- 文法: 文の形が正しいか。
ポイント: 難しい単語を無理に使う必要はありません。自分が正しく使える表現で、質問にまっすぐ答えることが、いちばん点につながります。
使える表現集
- 意見: I think (that) … / I believe (that) … / In my opinion, … .
- 理由の前置き: First, … / Second, … / Also, … / One reason is that … / Another reason is that … .
- 理由の補足: For example, … / This is because … / As a result, … .
- まとめ: For these reasons, … / In conclusion, … / That is why I think … .
賛成・反対を述べるときに使える表現も覚えておきましょう。
- 賛成: I agree that … / I am for … .
- 反対: I don't think … / I disagree with … .
ポイント: これらの定型表現をそのまま覚えておけば、本番では中身(理由)を考えることに集中できます。型を体にしみこませることが、時間内に書き切る近道です。
語数の調整
- 50〜60語が目安。4文(意見・理由1・理由2・まとめ)+ 理由の説明でちょうどよくなります。
- 足りないときは、理由に For example, … や This is because … で説明を足す。
- 多すぎるときは、説明を短くするか、難しい言い回しを簡単にする。
注意: どんなテーマでも、まず立場を1つに決めることが大切です。「どちらとも言える」と迷うと書けません。点を取りやすいほう・理由を出しやすいほうの立場を選んで、まっすぐ書きましょう。
まとめ
- 意見論述は、QUESTION に自分の意見+理由2つを、50〜60語で書く。
- 型は「意見(I think)→ 理由1(First,)→ 理由2(Second,)→ まとめ(For these reasons,)」の4文構成。
- 理由にはそれぞれ一言の説明(具体例・効果)を足す。
- 評価は内容・構成・語い・文法の観点。質問にまっすぐ答えることが最優先。
- 立場は1つに決め、定型表現を覚えて中身を考えることに集中する。
ポイント: 意見論述も型がはっきりしている問題です。いろいろなテーマで「意見+理由2つ」を書く練習を重ねれば、確実に得点源になります。語数・形式・採点観点は、本番前に公式サイトで必ず確認してください。