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この章では関係副詞と、関係代名詞 what を学びます。3級で学んだ関係代名詞(who / which / that)の発展です。長文読解で正確に意味を取るために、とても大切な文法です。
ポイント: 関係代名詞(who / which)の後ろは、主語や目的語が欠けた文(不完全文)です。一方、関係副詞(where / when)の後ろは、何も欠けていない完全な文です。「後ろの文が完全か、欠けているか」が見分けのカギです。
関係副詞は、場所・時・理由・方法を表す名詞(先行詞)を、後ろから説明する言葉です。where / when / why / how の4つがあります。
3級で学んだ関係代名詞と同じく「名詞を後ろから説明する」点は同じですが、関係副詞の後ろには主語も目的語もそろった完全な文が続きます。
where 以下(where I was born)は「I was born(私は生まれた)」という完全な文です。in the town の代わりに where が使われ、先行詞 the town を説明しています。
どの関係副詞を使うかは、先行詞が何を表すかで決まります。
| 関係副詞 | 先行詞(説明される名詞) | 例 |
|---|---|---|
| where | 場所(place, town, house など) | the city where she lives(彼女が住んでいる都市) |
| when | 時(day, year, time など) | the day when we met(私たちが出会った日) |
| why | 理由(reason) | the reason why he was late(彼が遅れた理由) |
| how | 方法(way) | ※ the way と how は同時に使わない |
例文を見てみましょう。
注意: 「方法」を表すときは、the way how とは言いません。the way だけ、または how だけを使います(I like how he speaks. / I like the way he speaks. = 彼の話し方が好きだ)。両方を並べないように注意しましょう。
関係代名詞(which / that)と関係副詞(where / when)は、どちらも名詞を後ろから説明するため混同しやすいです。見分けるカギは、後ろの文が完全か、何かが欠けているかです。
| 後ろの文 | 例 | |
|---|---|---|
| 関係代名詞(which) | 欠けている(主語や目的語がない) | the house which I bought(I bought ___ ← 目的語が欠ける) |
| 関係副詞(where) | 完全(主語も目的語もそろう) | the house where I live(I live ← 完全な文) |
ポイント: 同じ「都市」が先行詞でも、後ろが「欠けた文」なら which、「完全な文」なら where。関係詞の後ろを見て、文が完全かどうかを確かめる——これが最大の見分け方です。
関係代名詞 what は、これまでの who / which / that と違い、先行詞を含むのが特徴です。「〜すること・〜するもの・〜だったこと」という意味で、ひとかたまりで名詞のはたらきをします。
what は the thing(s) which に置きかえられます。
what のかたまりは、文の中で主語・目的語・補語になれます。
注意: 関係代名詞 what は前に先行詞を置きません。「the thing what I want」のように先行詞をつけるのは誤りで、what だけで「〜するもの」を表します。一方、who / which / that は前に先行詞が必要です。
準2級でこの章の文法は、次のような形でよく問われます。
注意: ねらわれやすいのは、①関係副詞と関係代名詞の見分け(後ろが完全文か欠けた文か)、②what は先行詞を含む(前に名詞を置かない)、の2点です。
ポイント: この章のカギは「関係詞の後ろの文を見る」こと。完全なら関係副詞、欠けているなら関係代名詞。what は先行詞ごとひとかたまり。この習慣が長文読解の精度を上げます。