この章では、ライティング第1題のEメールを学びます。2024年のリニューアルで加わった問題で、外国人の知り合いからのメールに返信します。やることは決まっているので、型を身につければ安定して得点できます。
この章で学ぶこと
- Eメール問題の形式(下線部について質問を2つ+最後の問いに答える)
- 返信の型(書き出し → 質問2つ → 最後の問いへの答え → 結び)
- 質問の作り方と、答え方の表現
- 良い返信と悪い返信の比較
- 語数(40〜50語)の調整のしかた
ポイント: Eメールでやることは決まっています。①相手のメールの下線部について質問を2つ作る、②相手が最後にした問いに答える。この2つを必ず入れ、40〜50語にまとめるのが基本の型です。
Eメール問題の形式
外国人の知り合いから届いたメールが示されます。そのメールには、話題(下線部)と、あなたへの質問(最後の問い)が含まれています。あなたは返信として、次の2つを書きます。
- 相手のメールの下線部の内容について、質問を2つする。
- 相手があなたにした最後の問いに答える。
語数の目安は40〜50語です。
注意: 問題形式や語数は見直されることがあります。最新の正確な情報は必ず英検の公式サイトで確認してください。 本章は書き方の型を身につけるための説明です。
返信の型(4ステップ)
返信は、次の順で書くと型どおりにまとまります。
| 順 | 内容 | 例の表現 |
|---|
| 1 | 書き出し(お礼など) | Thank you for your email. |
| 2 | 質問1(下線部について) | First, … ? |
| 3 | 質問2(下線部について) | Also, … ? |
| 4 | 最後の問いへの答え | As for your question, … . |
最後に Talk to you soon. などの結びを添えると自然です。
ポイント: 「お礼 → 質問2つ → 問いへの答え → 結び」の順を覚えておけば、本番で迷いません。質問は First, … / Also, … でつなぐと、2つの質問だとはっきり伝わります。
例題と模範解答(オリジナル)
次は、本章のためのオリジナルの例です(英検の実際の問題ではありません)。
相手からのメール(例): I joined a cooking club at school last month. We make different dishes every week. It is really fun. What kind of club activity are you interested in?
下線部は「毎週ちがう料理を作る」、最後の問いは「あなたはどんな部活動に興味がありますか」です。これに対する模範解答の例を見てみましょう。
返信(例・約47語):
Hi, thank you for your email. Your cooking club sounds fun. First, how many members are in your club? Also, which dish was the most difficult to make? As for your question, I am interested in joining the photography club because I love taking pictures. Talk to you soon!
- 質問1: how many members are in your club?(部員は何人か)
- 質問2: which dish was the most difficult to make?(どの料理がいちばん難しかったか)
- 最後の問いへの答え: I am interested in joining the photography club because …(写真部に興味がある+理由)
ポイント: 質問は、相手が書いた下線部の話題(料理クラブ)について作ります。「人数」「内容」「いつ」「どう感じたか」など、下線部から自然に広がる質問を考えると作りやすいです。
良い返信・悪い返信
| 良い返信 | 悪い返信 |
|---|
| 質問の数 | きちんと2つある | 1つしかない/質問になっていない |
| 質問の内容 | 下線部の話題についての質問 | 話題と関係ない質問 |
| 最後の問い | はっきり答えている | 答えていない/答えがずれている |
| 語数 | 40〜50語に収まる | 短すぎる/長すぎる |
| 文の形 | 質問文は ? で終わる | 質問なのに ? がない |
注意: いちばん多い失点は、①質問が2つそろっていない、②最後の問いに答えていない、③質問が下線部と無関係、の3つです。書き終えたら、この3点を必ず見直しましょう。
使える表現集
返信で使いやすい表現をまとめます。
- 書き出し: Thank you for your email. / Thanks for telling me about … .
- 質問の前置き: I have two questions. / First, … / Also, … / Could you tell me … ?
- 答えの前置き: As for your question, … / About your question, … / To answer your question, … .
- 結び: Talk to you soon. / I hope to hear from you. / See you!
質問の作り方は、次の疑問詞を使うと広がります。
- How many / How long / How often …?(数・長さ・頻度)
- What / Which …?(何・どれ)
- When / Where …?(いつ・どこ)
- Why …? / Do you …?(理由・はい/いいえ)
ポイント: 質問の答えに理由(because …)を一言そえると、語数を自然に増やせて内容も豊かになります。「I want to join … because I like … .」の形が便利です。
語数の数え方と調整
- 語数は単語の数で数えます。Hi や I'm(短縮形は1語)も1語です。
- 短すぎるときは、質問に一言そえる(because …)、感想を足す(That sounds great.)。
- 長すぎるときは、説明を1つ減らす、文を短くまとめる。
注意: 40〜50語が目安です。極端に短いと内容点が下がり、長すぎると時間が足りなくなります。 1文をだいたい8〜12語と考え、4〜5文でまとめる感覚をつかみましょう。
まとめ
- Eメールは、相手のメールの下線部について質問を2つ+最後の問いに答える返信を、40〜50語で書く。
- 型は「お礼 → 質問1(First,)→ 質問2(Also,)→ 問いへの答え(As for your question,)→ 結び」。
- 質問は下線部の話題から作り、必ず ? で終える。
- 答えには because … で理由をそえると、語数も内容も整う。
- 書き終えたら「質問は2つあるか・最後の問いに答えたか・語数は40〜50語か」を見直す。
ポイント: Eメールは型がはっきりしている分、練習すれば確実に点が取れる問題です。いろいろな話題で「質問2つ+答え」を作る練習を重ねましょう。語数や形式は本番前に公式サイトで必ず確認してください。