用語集
兼愛けんあい
最終確認日:
すべての人を分け隔てなく平等に愛すること。 墨子の中心思想。
最終確認日:
すべての人を分け隔てなく平等に愛すること。 墨子の中心思想。
兼愛 は、 墨子 が説いた中心思想で、 自分や身内だけでなく すべての人を分け隔てなく平等に愛する ことを指します。 孔子 ら儒家が説く、 親子を優先し関係の近さで愛に差をつける 別愛 を利己的だと批判しました。 兼愛を実践すれば戦争や争いは起こらないと考えました。
| 儒家 (別愛) | 墨家 (兼愛) | |
|---|---|---|
| 愛の及び方 | 身内を優先し差をつける | すべての人に平等 |
| 評価 | 自然な情として肯定 | 争いの種として批判 |
たとえば自分の家の子だけを守ろうとすれば、隣の家の子との間に線が引かれます。墨子は、その線が積み重なって国どうしの争いにまで広がるとみて、誰に対しても同じ重さで接することを求めました。
試験では 兼愛 = 「平等の愛」 が、 儒家の 別愛 (差をつける愛) と対比されて問われます。 提唱者は 墨子。