コミュニタリアニズム (共同体主義) は、 1980 年代以降、 ロールズ のリベラリズムを批判して興った立場です。
| 主張 | 内容 |
|---|---|
| 個人観 | 歴史・文化・共同体 から切り離せない |
| 重視するもの | 共同体の美徳と 共通善 |
主な論者: マッキンタイア (『徳の喪失』)・テイラー・サンデル・ウォルツァー。
この立場の批判の的は、価値観をいったん脇に置いた個人を出発点に正義を組み立てる発想です。人は歴史や共同体の中で自分が何者かを知るのだから、そこを外した選び手は現実には存在しない、と主張します。たとえば、家族や地域から受け継いだ役割を一度も引き受けたことのない人を思い浮かべるのは難しい、という指摘がここに重なります。
試験では ロールズ の 「負荷 なき自我」 を批判し、 共同体と共通善を重視する点が問われます。