アーレント (H. Arendt, 1906-1975) は、 ドイツ出身のユダヤ系政治哲学者で、 ナチスを逃れアメリカで活動しました。
| 主著 | 内容 |
|---|---|
| 『全体主義の起原』 | ナチスとスターリン主義を分析 |
| 『人間の条件』 | 労働・仕事・活動 の区別 |
| 『エルサレムのアイヒマン』 | 悪の陳腐さ |
言語を通じた公共の 活動 こそ政治の本質としました。
アーレントが見つめたのは、なぜ普通の人が全体主義を支えてしまうのかという問題です。人々が公共の場を失って孤立すると、思考も他者との関わりも痩せ細り、動員されやすくなると分析しました。たとえば、意見の異なる人と言葉を交わす場が無くなり、誰もが同じ主張を繰り返すだけになった社会は、この危うさに近づいていることになります。
試験では 労働・仕事・活動 の区別と、 悪の陳腐さ が問われます。