用語集
土佐日記とさにっき
935 年頃成立。 紀貫之 が 土佐 から 京 へ の 旅 を、 女性仮託 し 仮名 で 記した 日記。
国語
土佐日記は、平安前期(九三五年ごろ)に成立した日記文学で、作者は紀貫之です。土佐の国司の任期を終えて京へ戻る船旅を、女性に仮託して仮名で記しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 成立 | 九三五年ごろ |
| 作者 | 紀貫之(男性) |
| 形式 | 女性に仮託し、仮名で執筆 |
| 内容 | 土佐から京への帰京の船旅 |
冒頭「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」(男性が書くという日記を、女性の私も書いてみようと思って書くのだ)は、その仮託の宣言として有名です。
ポイント 「男性の貫之が女性のふりをして仮名で書いた」点が最大の特徴で、これが後の女性による仮名日記文学を切り開きました。冒頭文は仮託を示す箇所として頻出します。