用語集
説話せつわ
民間 に 伝わる 短い 物語 を 集めた もの。 仏教説話 と 世俗説話 が ある。 『今昔物語集』 が 代表。
民間 に 伝わる 短い 物語 を 集めた もの。 仏教説話 と 世俗説話 が ある。 『今昔物語集』 が 代表。
説話は、民間や寺社に語り伝えられた短い物語を集めたものです。教訓や興味を中心に据え、登場人物も貴族から庶民・盗賊まで幅広いのが、王朝物語との違いです。仏教の教えを説く仏教説話と、世間の出来事を語る世俗説話に大別されます。
| 作品 | 時代 | 特徴 |
|---|---|---|
| 日本霊異記 | 平安初期 | 現存最古の仏教説話集 |
| 今昔物語集 | 平安末期 | 「今は昔」で始まる千余話 |
| 宇治拾遺物語 | 鎌倉 | 滑稽味のある世俗説話 |
| 十訓抄・古今著聞集 | 鎌倉 | 教訓的な世俗説話 |
『今昔物語集』の各話は「今は昔」で始まり「となむ語り伝へたるとや」で結ぶ、定型の語り口を持ちます。
ポイント 「説話=短い・教訓/興味・庶民も登場」が特徴です。『今昔物語集』(平安末・最大規模)と『宇治拾遺物語』(鎌倉・滑稽)が頻出。物語が貴族の世界を描くのに対し、説話は多様な人間像を描く点を押さえましょう。