副助詞は、種々の語に付いて程度・限定・類推・添加などの意味を添え、下の用言の表現を修飾する助詞です。読解では訳に反映すべき意味を持つものが多く、注意が必要です。
| 副助詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| だに | …さえ(最小限を挙げて類推)/せめて…だけでも | 水だに飲まず |
| すら | …でさえ(程度の高いものを挙げて類推) | 賢人すらあやまつ |
| さへ | …まで(添加) | 雨に風さへ添ふ |
| のみ | …だけ(限定) | 花のみ咲く |
| ばかり | …だけ・…ほど(限定・程度) | 三日ばかり |
とくに紛らわしいのが「だに(類推・最小限)」と「さへ(添加)」です。「だに」は「…さえ(まして他は当然)」、「さへ」は「…までも(その上さらに)」と訳し分けます。
試験では 「だに・すら・さへ」の意味の違いが頻出です。願望・命令の文中の「だに」は「せめて…だけでも」の意になる点、「さへ」は現代語の「…さえ」(=古語のだに)とは意味がずれて「…までも」となる点が狙われます。