用語集
譲歩じょうほ
「もちろん A だ。 しかし B こそ重要だ」 のように、 一旦相手の立場 A を認めてから自説 B を主張する構文。
国語
譲歩(concession)とは、いったん相手の立場や反論を認めてから、自説を主張する構文です。一見譲っているようでいて、本当に言いたいのは後半にあります。
| 部分 | 内容 | 重要度 |
|---|---|---|
| 譲歩部(A) | もちろん A だ/A は認めよう | 前置き |
| 主張部(B) | しかし B こそ重要だ/とはいえ B も無視できない | 筆者の本心 |
「もちろん科学技術は生活を豊かにした。しかし、それが奪ったものにも目を向けるべきだ」という文では、筆者の主張は後半の「奪ったものに目を向けるべきだ」です。前半は反論をあらかじめ受け止めて論を強くするための一手にすぎません。
注意 譲歩部(A)を筆者の主張と取り違える誤読が頻出します。「もちろん〜」「たしかに〜」で始まる文の後に「しかし」が来たら、主張は後半だと判断しましょう。