用語集
GIS
地理情報システム。人口・道路・標高など位置情報をもつデータを地図上で重ね合わせて分析・表示するコンピュータ技術。
地理情報システム。人口・道路・標高など位置情報をもつデータを地図上で重ね合わせて分析・表示するコンピュータ技術。
GIS(地理情報システム、Geographic Information System)とは、位置情報をもつデータを地図上に重ね合わせて分析・表示するコンピュータ技術です。さまざまな情報を「レイヤー(層)」として重ねるのが特徴です。
| 重ねるレイヤーの例 | わかること |
|---|---|
| 標高+川+雨量 | 浸水しやすい場所 |
| 学校の位置+浸水想定区域 | 危険な区域内にある学校 |
| 店舗の位置+人口 | 出店に向いた場所・空白地帯 |
たとえば「浸水想定区域内にある学校の数」や「コンビニのない地域」を、地図上で瞬時に可視化できます。防災計画・都市計画・物流・農業など幅広い分野で使われ、スマートフォンの地図アプリも GIS の身近な応用例です。
ポイント GIS は「重ねて分析する技術」、GPSは「現在地を測るしくみ」。名前が似ているので役割のちがいをはっきり区別しよう。
GIS (地理情報システム) は位置情報を持つデータをコンピュータで管理・重ね合わせ・分析・可視化する技術で、高校地理総合で中核的な位置を占める。複数のレイヤ (人口・道路・標高など) を重ねて地域の関係を読み解く。
| 活用例 | 重ねるデータ (レイヤ) の例 |
|---|---|
| ハザードマップ作成 | 浸水想定区域 + 標高 + 住宅分布 |
| 店舗の出店計画 | 人口分布 + 道路 + 競合店 |
| 防災・避難計画 | 危険箇所 + 高齢者居住地 + 避難所 |
たとえば「浸水想定区域」と「高齢者の居住分布」を重ねると、避難に支援が必要な地域が一目でわかる。代表的なツールにQGIS・地理院地図・e-Statがある。
試験では GIS の仕組み (レイヤを重ねる) と活用場面が問われる。地域調査ではオープンデータと組み合わせて使う必須ツール。