極偏東風とは、極付近の地表で、極から中緯度へ向かって吹く東寄りの風です。極循環の地表側の風にあたります。
| 緯度帯 | 地表の風 | 対応する循環 |
|---|---|---|
| 低緯度 | 貿易風(東寄り) | ハドレー循環 |
| 中緯度 | 偏西風(西寄り) | フェレル循環 |
| 高緯度 | 極偏東風(東寄り) | 極循環 |
地球の自転によるコリオリ力で、極から赤道側へ向かう風が東寄りに曲げられて生じます。中緯度で吹く偏西風(西寄り)とは向きが逆です。
たとえば、極から赤道側へ向かって吹き出した空気は、地球の自転によるコリオリ力で進む向きの右へそらされ、結果として東寄りの風として観測されます。同じ力によって、中緯度で極へ向かう地表の風は西寄りの偏西風になります。
試験では 地表の 3 つの風(貿易風・偏西風・極偏東風)の向きと緯度の対応が頻出です。極偏東風が高緯度の東寄りの風である点を、偏西風と区別して押さえましょう。