電離層とは、おもに熱圏にあたる高層大気で、太陽からの紫外線やX線によって大気の分子が電離(イオンと電子に分かれる)した層です。
| 性質 | 内容 |
|---|---|
| できる場所 | 高度約 60 km 以上(主に熱圏) |
| 原因 | 太陽の紫外線・X線による電離 |
| はたらき | 電波を反射する(遠距離の無線通信に利用) |
電離層が電波を反射するため、見通しの利かない遠くまで短波通信ができます。フレアなどで太陽活動が活発になると電離層が乱れ、通信障害(デリンジャー現象)が起こることがあります。
たとえば、夜になると遠い外国のラジオ放送が短波で聞こえてくることがあります。電波が電離層と地表の間で反射をくり返し、地平線の向こうまで届くからです。フレアが起こると電離層が乱れ、急に聞こえなくなることもあります。
試験では 「電離層=太陽の紫外線・X線で電離・電波を反射」という性質が問われます。太陽活動(フレア)による通信障害との関係も押さえましょう。