安山岩とは、SiO₂ 含有量が約 52〜63 %の、中間的な性質の火山岩です。マグマの粘り気は中程度で、富士山のような円すい形の成層火山をつくります。
| 火山岩 | SiO₂ 量 | 粘性 | 代表的な火山の形 |
|---|---|---|---|
| 玄武岩 | 少 | 弱い | 楯状火山 |
| 安山岩 | 中 | 中 | 成層火山(富士山など) |
| 流紋岩 | 多 | 強い | 溶岩ドーム |
名前は南米アンデス山脈(Andes)に由来します。安山岩は日本の火山で最も多いタイプで、溶岩流と火山灰が交互に積み重なって美しい円すい形の山をつくります。
たとえば、富士山のような円すい形の火山を切りひらいた斜面では、固まった溶岩の層と火山灰の層が交互に重なって見えます。中くらいの粘り気の安山岩質マグマが、静かに流れ出す噴火と灰を吹き上げる噴火をくり返してきた記録です。
試験では 安山岩が「SiO₂ 中間・粘性中・成層火山・日本に多い」という位置づけが問われます。玄武岩(楯状火山)と流紋岩(溶岩ドーム)の中間として整理すると覚えやすいです。