メインコンテンツへスキップ
‹ 教材きょうざい一覧いちらんに戻もどる
社会しゃかい 5年生ねんせい

日本にほんの 国土こくどと 気候きこう

最終さいしゅう確認かくにん日び:

この 章しょうで 学まなぶこと

第だい 2 章しょう で は、 日本にほん と いう 「国土こくど」 が どこ に あって、 どんな 形かたち で、 どんな 気き候こう な の か を 学まなび ます。

  • 日本にほん の 位い置ち (アジア の 東端はし) と 周しゅう辺へん の 国くに を 知しる
  • 4 つ の 大おおき な 島しま と 約やく 1 万まん 4 千せん の 島々しまじま で できて いる こと を 知しる
  • 日本にほん の 領土りょうど (北方領土ほっぽうりょうど・竹島たけしま・尖閣諸島せんかくしょとう) の 位い置ち と 問もん題だい を 知しる
  • 地ち形けい の とくちょう (山地さんち が 多おお い・川がわ が 短みじか い・平野へいや が 狭せま い) を つかむ
  • 気候区分きこうくぶん が 6 つ あり、 地ち域いき に よって 気き候こう が ち が う こと を 知しる
  • 季節風きせつふう と 梅雨つゆ の しくみ を つかむ
  • 自し然ぜん と 人ひと の くらし の 関かん係けい を 考かんがえる

ポイント: 日本にほん は 南北なんぼく に 長ちょう く、 海うみ に かこ まれ、 山地さんち が 多おおい 国くに です。 これ ら の とくちょう が、 地ち域いき ご と の くらし や 産業さんぎょう を 大おおき く 決きめて います。

1. 日本にほん の 位い置ち (アジア の 東端はし)

地球儀ちきゅうぎ や 世界地図せかいちず で 日本にほん を さがして み ましょう。 日本にほん は ユーラシア大陸ゆーらしあたいりく の 東ひがし に ある 島国しまぐに で、 太平洋たいへいよう を 西にし から はさんで います。

日本にほん の まわり の 国くに と 海うみ

方ほう角がく国くに や 海うみ
北きたロシア (北きた に オホーツク海オホーツクかい)
西にし大だい韓かん民みん国こく (韓国かんこく)・北朝鮮きたちょうせん・中国ちゅうごく (間かん に 日本海にほんかい・東シナ海ひがししなかい)
南みなみフィリピン・台湾たいわん (間かん に 太平洋たいへいよう・東シナ海ひがししなかい)
東ひがし大だい きな 海うみ太平洋たいへいよう が 広ひろがる

緯度いど と 経度けいど で 表あらわす 日本にほん の 位い置ち

地ち球きゅう の 上うえ で 場ば所しょ を 示しめす と き は、 「緯い度ど」 と 「経けい度ど」 を つかい ます。

用よう語ご何なに を 表あらわす か
緯度いど (緯い度ど)南北なんぼく の 位い置ち。 赤道せきどう が 0 度ど、 北きた が 北ほく緯い、 南みなみ が 南なん緯い
経度けいど (経けい度ど)東西とうざい の 位い置ち。 イギリス を 通とおる 線せん が 0 度ど、 東ひがし が 東とう経けい、 西にし が 西せい経けい
日本にほん の はし島しま の 名前なまえ
北きた の はし択捉島えとろふとう (北ほく緯い約 46 度ど)
南みなみ の はし沖ノ鳥島おきのとりしま (北ほく緯い約 20 度ど)
東ひがし の はし南鳥島みなみとりしま
西にし の はし与よ那な国ぐに島

大事だいじ: 日本にほん は 南北なんぼく に 長ながく、 北きた の はし と 南みなみ の はし で 緯い度ど が 26 度ど も ち が い ます。 これ が、 同おなじ 国くに な の に 北ほっ海かい道どう と 沖おき縄なわ で 気き候こう が こんな に ちがう 大おおき な 理り由ゆう です。

2. 4 つ の 主おも な 島しま と 領土りょうど

日本にほん は、 大おおき な 島しま が 4 つ と、 まわり の 約やく 1 万まん 4 千せん の 小しょう さな 島々しまじま から できて います。

4 つ の 大だい きな 島しま

島しま大おおきさ の 順じゅん位い主おも な 都と道どう府ふ県けん
本州ほんしゅう1 番ばん東とう京きょう・大おお阪さか など 多おおく の 県けん
北ほっ海かい道どう2 番ばん北ほっ海かい道どう
九州きゅうしゅう3 番ばん福ふく岡おか・熊くま本もと・鹿かご島しま など
四国しこく4 番ばん愛え媛ひめ・香か川がわ・徳とく島しま・高こう知ち

領土りょうど と は

「領土りょうど」 と は、 その 国くに が おさめて いる 土地とち の こと です。 日本にほん の 領土りょうど に は、 4 つ の 大だい きな 島しま の ほか に、 つぎ の よう な 場ば所しょ も ふくま れ ます。

名前なまえ場ば所しょ今いま の 問もん題だい
北方領土ほっぽうりょうど北ほっ海かい道どう の 北きた (4 島しま)ロシア が おさめて いる が、 日本にほん が 返へん還かん を 求もとめる
竹島たけしま島しま根ね県けん の 沖おき韓国かんこく が おさめて いる が、 日本にほん の 領土りょうど
尖閣諸島せんかくしょとう沖おき縄なわ県けん の 西にし日本にほん が おさめて いる が、 中国ちゅうごく が 自じ国こく の もの と 言いう

領海りょうかい と 排他的経済水域はいたてきけいざいすいいき

用よう語ごくわしく
領海りょうかい領土りょうど の 岸きし から 約やく 22 km (12じゅうに 海かい里り) ま で の 海うみ
排他的経済水域はいたてきけいざいすいいき岸きし から 約やく 370 km (200 海かい里り) ま で の 海うみ。 そこ の 魚さかな や 海うみ の そ こ の 資し源げん を つかえる

ポイント: 日本にほん は 島しま が 多おお い 国くに な の で、 排他的経済水域はいたてきけいざいすいいき が 国土こくど の 約やく 12 倍ばい も あり ます。 領土りょうど は 世せ界かい で 60 番ばん ぐらい です が、 排他的経済水域はいたてきけいざいすいいき は 世せ界かい 6 位くらい の 広ひろ さ です。

3. 地ち形けい の とくちょう (山地さんち・平野へいや・海かい岸がん線せん)

雪 を いただいた 富士山 と 河口湖、 さくら
富士山ふじさん は 日本にほん で いちばん 高たかい 山やま (3776 m)。 山梨やまなし県けん と 静岡しずおか県けん に またがる。 美うつくしい 形かたち は 古ふるく から 親したしまれ、 世界遺産せかいいさん に なって いる。

日本にほん の 地ち形けい は、 つぎ の 3 つ の とくちょう が あり ます。

日本にほん の 地ち形けい 3 つ の とくちょう

とくちょうくわしく
① 山地さんち が 多おおい国土こくど の 約やく 4 分ぶん の 3 が 山地さんち
② 平野へいや が 狭せま い平野へいや は 国土こくど の 約やく 4 分ぶん の 1 だけ。 海うみぞ い に 集中しゅうちゅう
③ 川かわ が 短みじか く 流ながれ が 急きゅう山やま から 海うみ まで の きょり が 短みじか い ため

主おも な 山さん脈みゃく と 平野へいや

しゅ る い主おも な 名前なまえ
山さん脈みゃく奥羽山脈おううさんみゃく (東とう北ほく)・日本アルプスにほんあるぷす (中ちゅう部ぶ)
平野へいや関東平野かんとうへいや (1 番ばん広ひろ い)・濃尾平野のうびへいや・石狩平野いしかりへいや
川かわ信濃川しなのがわ (1 番長ばんちょう い)・利根川とねがわ (流りゅう域いき が 1 番ばん広ひろ い)

海かい岸がん線せん の とくちょう

とくちょうくわしくれい
海かい岸がん線せん が 長ちょう い国土こくど の 大おおきさ の わり に 海かい岸がん線せん が 長ちょう い日本にほん全ぜん体たい で 約やく 35,000 km
リアス海岸りあすかいがん海かい岸がん線 が 入いり 組くんで いる三陸海岸さんりくかいがん (青あお森もり〜宮みや城ぎ)・志摩半島しまはんとう (三み重え)
砂浜海岸すなはまかいがんまっ すぐ で 砂すな が 多おお い九きゅう十じゅう九く里り浜 (千葉ちば)

大事だいじ: 日本にほん の 川かわ は 「短みじか くて 流ながれ が 急きゅう」。 これ は、 大たい陸りく の 大おおき な 川かわ (中ちゅう国ごく の 長江こう や アメリカ の ミシシッピ川がわ) と は 大おおき く ち が い ます。 だから 日本にほん で は ダムだむ や 堤防ていぼう で 水みず を 守まもる しくみ が 発はっ達たつ して います。

4. 6 つ の 気き候こう 区く分ぶん

日本にほん は 南北なんぼく に 長ちょう い ので、 地ち域いき に よって 気き候こう が 大おおき く ちがい ます。 大おおき く 分わけて 6 つ の 気候区分きこうくぶん が あり ます。

6 つ の 気候区分きこうくぶん と とくちょう

気き候こう 区く分ぶん場ば所しょとくちょう
① 北海道の気候ほっかいどうのきこう北ほっ海かい道どう冬ふゆ が とても 寒かん く、 雪ゆき が 多おお い。 梅雨つゆ が ない
② 太平洋側の気候たいへいようがわのきこう関かん東とう・東とう海かい・太平洋たいへいよう側がわ夏なつ に 雨あめ が 多おお い、 冬ふゆ は 晴はれ れ が 多おお い
③ 日本海側の気候にほんかいがわのきこう新にい潟がた・富とや山ま・石いし川かわ・福ふく井い など冬ふゆ に 雪ゆき が とても 多おお い
④ 中央高地の気候ちゅうおうこうちのきこう長なが野の・山やま梨なし の 山やま の 中なか気温きおん差さ が 大だい きい。 雨あめ が 少しょう ない
⑤ 瀬戸内の気候せとうちのきこう岡おか山やま・広ひろ島しま・香か川がわ・愛え媛ひめ など雨あめ が 少しょう なく、 1 年中ねんじゅう おだ や か
⑥ 南西諸島の気候なんせいしょとうのきこう沖おき縄なわ・鹿かご島しま の 南みなみ の 島しま1 年中ねんじゅう暖あたたか く、 雨あめ が 多おお い

なぜ 6 つ に 分わかれる の か

地ち域いき に よって 気き候こう が ち が う 理り由ゆう は、 緯い度ど・季節風きせつふう・山さん脈みゃく・海流かいりゅう (黒潮くろしお・親潮おやしお) の 4 つ が 関かん係けい して います。

ポイント: 「太平洋側たいへいようがわ は 夏なつ に 雨あめ」 「日本海側にほんかいがわ は 冬ふゆ に 雪ゆき」 と いう 2 つ の 大だい きな ちがい は、 季節風きせつふう が 山さん脈みゃく に ぶつ かる こと で 起おこり ます。

5. 季き節せつ の 変へん化か (四し季き・梅雨つゆ)

日本にほん に は はっきり と した 「四し季き」 が あり ます。 春はる・夏なつ・秋あき・冬ふゆ の 4 つ の 季き節せつ です。

梅雨つゆ と 台たい風ふう

こと ばしくみ起おこる 月つき
梅雨つゆ北きた の 冷つめた い 空くう気き と 南みなみ の 暖あたたか い 空くう気き が ぶつ かって、 雨あめ が ふり 続つづく6 月つき〜7 月つき
台風たいふう南みなみ の 海うみ で うまれた 強つよ い 風かぜ と 雨あめ の うず8 月つき〜9 月つき

大事だいじ: 梅雨つゆ が ない の は 北ほっ海かい道どう だけ です。 また、 台風たいふう は 南みなみ の 沖おき縄なわ や 九きゅう州しゅう で 多おお く、 災害さいがい に つながる こと も あり ます。

6. 自し然ぜん と くらし

地ち域いき に よって 気き候こう が ちがう ので、 くらし の くふう も 地ち域いき ご と に ちがい ます。

気き候こう と くらし の くふう

地ち域いきくらし の くふう
北ほっ海かい道どう (雪ゆき が 多おおい)二に重じゅう窓まど・屋や根ね が ゆる やか (雪ゆき が とけ やすい)・暖だんぼう が 強つよ い
新にい潟がた など 日本海にほんかい側 (雪ゆき国ぐに)屋や根ね が 急きゅう (雪ゆき が 滑すべり 落おちる)・融ゆう雪装置ち (道どう路ろ の 下した から お湯ゆ)
沖おき縄なわ (暖あたたか く 台たい風ふう多おおい)屋や根ね が 平たいら ら・赤あかがわら・石いしがきこい で 台たい風ふう に そなえる
瀬せ戸と内ない (雨う が 少しょう ない)ため池ためいけ で 水みず を ためる (香か川かわ県けん の 満まん濃のう池 など)

雨温図うおんず の 見方みかた

気温きおん と 降こう水すい量りょう の 変かわり 方かた を 折おれ線せん グラフ と 棒ぼう グラフ で 表ひょう した もの を 雨温図うおんず と 言げん い ます。 「夏なつ に 雨あめ が 多おお ければ 太平洋たいへいよう側がわ、 冬ふゆ に 雨あめ (雪ゆき) が 多おお ければ 日本海にほんかい側」 が 大だい ま かな 見分みわけ 方かた です。

7. ふりかえり

この 章しょう で 学まなんだ こと を ふりかえり ましょう。

  • [ ]日本にほん は アジア の 東ひがし に ある 島国しまぐに だ と わかった
  • 4 つ の 大だい きな 島しま (本州ほんしゅう・北ほっ海かい道どう・九州きゅうしゅう・四国しこく) を 言いえる
  • [ ]領土りょうど (北方領土ほっぽうりょうど・竹島たけしま・尖閣諸島せんかくしょとう) の 場ば所しょ と 問もん題だい を 知しって いる
  • [ ]領海りょうかい と 排他的経済水域はいたてきけいざいすいいき の ちがい が わかる
  • [ ]国土こくど の 約やく 4 分ぶん の 3 が 山地さんち で、 川かわ が 短みじか く 急きゅう だ と 言いえる
  • 6 つ の 気候区分きこうくぶん と それぞれ の とくちょう が わかる
  • [ ]季節風きせつふう と 梅雨つゆ の しくみ を 説せつ明めい できる
  • [ ]雨温図うおんず を 見みて どの 気き候こう 区く分ぶん か 当あてられる

この 章しょう の 安全あんぜん配はい慮りょ (国土こくど・気候きこう図 の 見方みかた)

  • 地球儀ちきゅうぎ や 地図ちず を 扱あつかう と き は 優やさしく: 折おったり 落おとしたり しない
  • 領土りょうど の 問もん題だい を 友ともだち と 話はなす と き: 国くに が ちがう と 意い見けん も ちがう こと が ある の で、 「相あい手て を 責せめない」 「事じ実じつ を 冷れい静せい に 話はなす」 こと を 心こころ得え る
  • 気き候こう や 災さい害がい の こと を 学まなぶ と き: ニュース で 見みる 災さい害がい の 映えい像ぞう は こわい こと も ある の で、 こわく なったら 大人ひと に 話はなす
  • 出しゅっ典てん を 確たしかめる: 気候きこう や 領りょう土ど の 情じょう報ほう は、 国こく土ど 地ち理り院いん・気き象しょう庁ちょう・外がい務む省しょう など 国くに の 役やく所しょ が 出だした もの を つかう

大事だいじ: 日本にほん の 気候きこう や 領土りょうど の 情じょう報ほう を まとめて くれて いる の は、 気象庁きしょうちょう や 国土地理院こくどちりいん で 働はたらく 大人ひと たち です。 また、 領土りょうど の こと を 守まもって いる の は 海かい上かみの保ほ安あん庁ちょう の しょく員いん で す。 みんな の 安あん全ぜん を 守まもって くれる こと に 感かん謝しゃ しま し ょう。

次じの 章しょう: 第だい 3 章しょう で は、 「米作べいさくり」 を 学まなび ます。 第だい 2 章しょう で 学まなんだ 「新にい潟がた・山やま形がた・秋あき田た は 日本海側の気候にほんかいがわのきこう で 冬ふゆ に 雪ゆき が 多おお い」 こと が、 米作べいさくり に 大だい き く 関かん係けい して きます。

この教材きょうざいは役やくに立たちましたか?