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この章では、 自分の 考え や経験を 文章にしてつたえる力を育てます。 報告文・手紙・物語という 3 つの形と、 文章をととのえるための 引用・推敲 を学びます。
この章でできるようになること:
文章を書く前に、 つぎの 3 つをきめます。
そのあと、 材料を集めて比較・分類 します。 ノートにメモ → カードに 1 つずつ書く → 似たものをまとめる、 という順序がおすすめです。
報告文は 事実 + 考え でできているのが特ちょうです。
5 月 10 日、 ぼくはあさがおのたねを 5 つうえた。 土をふっくらさせて、 たね一つぶんの深さに穴をあけ、 そっと入れた。
5 日後、 はじめのめばえが出た。 ふた葉はハートのような形で、 みどり色だった。
6 月に入ると、 つるがぐんぐんのびた。 1 週間で 30 cm ものびたことがある。
7 月にはじめて花がさいた。 むらさき色で、 朝だけひらくのが不思議だった。
この観察から、 あさがおは朝の涼しい時間に花をひらくこと、 つるがとても早くのびることがわかった。 来年は色ちがいのあさがおも育ててみたい。
事実(日付・観察したこと)と、 考え(「不思議だった」「来年は…」) を分けて書けると、 良い報告文になります。
なかよしクラスのみんなへ
いつも元気にすごしていますか。
来月 7 月 15 日(火) の 5 時間目に、 クラスで 「お楽しみ会」 をひらくことになりました。 場所は教室、 時間は 1 時 40 分から 2 時 25 分までです。
みんなでハンカチ落としと絵かきしりとりをしましょう。 折り紙や好きなぬいぐるみを一つ持ってきても大丈夫です。
たくさんの参加を待っています。
6 月 20 日山田はなこ
おばあちゃんへ
この前は、 私のたんじょう日にすてきな本をおくってくれて、 本当にありがとう。 表紙の絵がとてもきれいで、 一目で大好きになりました。
内容もおもしろくて、 もう半分まで読み終わりました。 主人公が旅をする場面では、 おばあちゃんの家へ行った夏の日を思い出しました。
また夏休みに会えるのを楽しみにしています。 体に気をつけてください。
4 月 5 日 まなぶより
物語は はじめ・なか・おわり の 3 部で組み立てます。
| 部 | 中身 |
|---|---|
| はじめ | 主人公と場所のしょうかい |
| なか | 出来事ともんだい |
| おわり | 解決と気持ちの変化 |
テンプレート:
ある日、 〇〇 は ___ で ___ を見つけた。 そのとき ___ がおきて、 〇〇 は ___ と思った。 でも 〇〇 は ___ することで、 ___ することができた。 〇〇 は ___ という気持ちになった。
短い 4〜6 場面で大丈夫。 大切なのは 登場人物の気持ちが変わること です。
ほかの人の言葉や文章を自分の文の中で使うときは、 ルールがあります。
例:
この教科書の第 8 章では、 「みつばちははちみつの場所をダンスで仲間に伝える」 と書かれていた。 私は、 言葉がなくても仲間に伝えられることにおどろいた。
(上の例では、 文章の中で出典を 「この教科書の第 8 章では」 と示しています。 本や雑誌から引用するときは 「本の題名・作者・出版した年」 をかぎの後に書きます — 必ず実在する本を引用しましょう)
引用した部分は、 一字一句そのまま写すのがきまりです。
書き終えたら、 一度全部を読み返して直します。 これを 推敲 と言います。
| チェック項目 | OK ? |
|---|---|
| 主語と述語が合っているか | ☐ |
| 句読点が適切な場所にあるか | ☐ |
| 敬体 と 常体 がまじっていないか | ☐ |
| こそあど言葉が何をさしているかわかるか | ☐ |
| 漢字とかなのバランスはどうか | ☐ |
| 相手が読んでわかりやすいか | ☐ |
声に出して読むと、 おかしいところが見つかりやすくなります。
調べものや引用のもとは、 学校の 図書館 が一番みじかです。 事典 や 図鑑 は、 一つのことをいろいろな角度から教えてくれます。 司書の先生に 「〇〇 について調べたい」 と相談するのもよい方法です。
次の章では、 話すこと・聞くことを学びます。