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この 章では、ひらがなの なかでも ちょっと むずかしい 3つの きまりを まなびます。
どれも、ふつうの ひらがなより ちょっとだけ ちがう 書きかたを します。正しく おぼえて、本を よんだり 字を かいたり するときに つかえるように なりましょう。
ポイント: ちいさい「ゃ・ゅ・ょ・っ」は、ふつうの「や・ゆ・よ・つ」と まちがえないように、右下に ちいさく かきます。
「きや」と「きゃ」。字を くらべて みましょう。
きや(「き」と「や」の ふたつの おと) きゃ(「き」と ちいさい「ゃ」で ひとつの おと)
「きゃ」は、「き」の つぎに ちいさい「ゃ」を 書くと、「きゃ」という ひとつの おとに なります。これを 拗音と いいます。
| あ だん | う だん | お だん |
|---|---|---|
| きゃ | きゅ | きょ |
| しゃ | しゅ | しょ |
| ちゃ | ちゅ | ちょ |
| にゃ | にゅ | にょ |
| ひゃ | ひゅ | ひょ |
| みゃ | みゅ | みょ |
| りゃ | りゅ | りょ |
| ぎゃ | ぎゅ | ぎょ |
| じゃ | じゅ | じょ |
| びゃ | びゅ | びょ |
| ぴゃ | ぴゅ | ぴょ |
みぢかな ことばで たしかめて みましょう。
ポイント: ちいさい「ゃ・ゅ・ょ」は、字の 右下に ちいさく かきます。ふつうの おおきさの「や・ゆ・よ」と まちがえないように ちゅういしましょう。
やってみよう: 「おちや」と「おちゃ」。声に 出して よんで、どちらが ただしいか かんがえましょう。こたえは「おちゃ」です。
「きて」と「きって」。字を くらべて みましょう。
きて(「き」「て」の ふたつの おと) きって(「き」の あとに ちょっと つまって「て」)
「きって」の まんなかの ちいさい「っ」は、音が つまるところを あらわします。これを 促音と いいます。
ちいさい「っ」は、声に 出さないで、ちょっと 口を とめる 気持ちで よみます。
ポイント: ちいさい「っ」も、字の 右下に ちいさく かきます。ふつうの おおきさの「つ」と まちがえないように しましょう。
| 書きかた | よみかた | れい |
|---|---|---|
| つ(ふつう) | 「つ」と はっきり よむ | いつ、つくえ |
| っ(ちいさい) | 音を つめる(こえに 出さない) | いった、きって |
やってみよう: 「きて」と「きって」を 声に 出して よんで みましょう。「きって」は まんなかで ちょっと 口が とまりますね。
「おかさん」と「おかあさん」。字を くらべて みましょう。
おかさん(まちがい) おかあさん(ただしい)
「おかあさん」は、まんなかの「か」を のばして よみます。この のばす 音を 長音と いいます。
ひらがなで のばす ときは、つぎの 字を そえて かきます。音だけで おぼえようと すると まちがえやすいので、かきかたで おぼえましょう。
| だん | のばす ときの 字 | れい |
|---|---|---|
| あだん の のばし | あ | おかあさん |
| いだん の のばし | い | おにいさん |
| うだん の のばし | う | おとうさん |
| えだん の のばし | え | おねえさん |
| おだん の のばし | う | おとうさん、おうさま |
ちゅうい: 「おだん」の のばしは ほとんど「う」で かきます。「おおきい」「おおい」「こおり」「とおい」など、「お」で のばす ことばも すこし ありますが、まずは「う」で おぼえて、れいがいは ひとつずつ おぼえて いきましょう。
カタカナでは、のばす 音を 「ー」(ぼう)で あらわします。ひらがなとは ちがう かきかたです。
ポイント: ひらがなは つぎの 字を そえる、カタカナは 「ー」を つかう。これが 長音の きまりです。
これは 長音の 話では ありませんが、音と 書きかたが ちがう ところなので、あわせて おぼえましょう。
くわしくは「ぶんの きまり」の 章で まなびます。
ちいさい「ゃ・ゅ・ょ・っ」は、ノートの マスの 右下に ちいさく 書きます。まんなかに おおきく 書いては いけません。
やってみよう: ノートに「きゃ」「きって」「おかあさん」を 書いて みましょう。ちいさい 字の 位置と、のばす 字が ただしく 書けて いますか?
これで、ひらがな・カタカナの ほとんどの かきかたが わかるように なりました。つぎは 漢字を まなびましょう。