拗音・促音・長音
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この 章で まなぶ こと
この 章では、ひらがなの なかでも ちょっと むずかしい 3つの きまりを まなびます。
- 拗音: 「きゃ・きゅ・きょ」のように、ちいさい「ゃ・ゅ・ょ」を つかう かきかた
- 促音: 「がっこう」のように、ちいさい「っ」で つまる おと
- 長音: 「おかあさん」のように、のばす おと
どれも、ふつうの ひらがなより ちょっとだけ ちがう 書きかたを します。正しく おぼえて、本を よんだり 字を かいたり するときに つかえるように なりましょう。
ポイント: ちいさい「ゃ・ゅ・ょ・っ」は、ふつうの「や・ゆ・よ・つ」と まちがえないように、右下に ちいさく かきます。
1. 拗音— ちいさい「ゃ・ゅ・ょ」
「きや」と「きゃ」。字を くらべて みましょう。
きや(「き」と「や」の ふたつの おと) きゃ(「き」と ちいさい「ゃ」で ひとつの おと)
「きゃ」は、「き」の つぎに ちいさい「ゃ」を 書くと、「きゃ」という ひとつの おとに なります。これを 拗音と いいます。
拗音の いちらん
| あ だん | う だん | お だん |
|---|---|---|
| きゃ | きゅ | きょ |
| しゃ | しゅ | しょ |
| ちゃ | ちゅ | ちょ |
| にゃ | にゅ | にょ |
| ひゃ | ひゅ | ひょ |
| みゃ | みゅ | みょ |
| りゃ | りゅ | りょ |
| ぎゃ | ぎゅ | ぎょ |
| じゃ | じゅ | じょ |
| びゃ | びゅ | びょ |
| ぴゃ | ぴゅ | ぴょ |
拗音を つかう ことば
みぢかな ことばで たしかめて みましょう。
- きゃ → きゃく(おきゃくさん)
- きゅ → きゅうり
- きょ → きょう(今日)
- しゃ → でんしゃ
- しゅ → しゅくだい
- しょ → しょうがっこう
- ちゃ → おちゃ
- ちゅ → ちゅうしゃ
- ちょ → ちょうちょ
- にゃ → にゃあ(ねこの なきごえ)
- にゅ → にゅうがく
- にょ → にょきにょき
- ひゃ → ひゃく(百)
- ひゅ → ひゅう(かぜの おと)
- ひょ → ひょう(表)
- みゃ → みゃく(脈)
- みゅ → みゅーじっく
- みょ → みょう(みょうじ)
- りゃ → りゃくす
- りゅ → りゅう(竜)
- りょ → りょうり(料理)
- ぎゃ → ぎゃく(ぎゃくに)
- ぎゅ → ぎゅうにゅう
- ぎょ → ぎょうれつ
- じゃ → じゃんけん
- じゅ → じゅぎょう
- じょ → じょうず
- びゃ → さんびゃく(三百)
- びゅ → びゅう(かぜの おと)
- びょ → びょういん(病院)
- ぴゃ → ろっぴゃく(六百)
- ぴゅ → ぴゅう(かぜの おと)
- ぴょ → ぴょんぴょん
ポイント: ちいさい「ゃ・ゅ・ょ」は、字の 右下に ちいさく かきます。ふつうの おおきさの「や・ゆ・よ」と まちがえないように ちゅういしましょう。
やってみよう: 「おちや」と「おちゃ」。声に 出して よんで、どちらが ただしいか かんがえましょう。こたえは「おちゃ」です。
2. 促音— ちいさい「っ」
「きて」と「きって」。字を くらべて みましょう。
きて(「き」「て」の ふたつの おと) きって(「き」の あとに ちょっと つまって「て」)
「きって」の まんなかの ちいさい「っ」は、音が つまるところを あらわします。これを 促音と いいます。
促音を つかう ことば
- がっこう(学校)
- きって(きって)
- ラッパ
- コップ
- しっぽ
- いっぱい
- まっすぐ
- ちょっと
ちいさい「っ」は、声に 出さないで、ちょっと 口を とめる 気持ちで よみます。
ポイント: ちいさい「っ」も、字の 右下に ちいさく かきます。ふつうの おおきさの「つ」と まちがえないように しましょう。
「つ」と「っ」の ちがい
| 書きかた | よみかた | れい |
|---|---|---|
| つ(ふつう) | 「つ」と はっきり よむ | いつ、つくえ |
| っ(ちいさい) | 音を つめる(こえに 出さない) | いった、きって |
やってみよう: 「きて」と「きって」を 声に 出して よんで みましょう。「きって」は まんなかで ちょっと 口が とまりますね。
3. 長音— のばす 音
「おかさん」と「おかあさん」。字を くらべて みましょう。
おかさん(まちがい) おかあさん(ただしい)
「おかあさん」は、まんなかの「か」を のばして よみます。この のばす 音を 長音と いいます。
ひらがなの 長音の きまり
ひらがなで のばす ときは、つぎの 字を そえて かきます。音だけで おぼえようと すると まちがえやすいので、かきかたで おぼえましょう。
| だん | のばす ときの 字 | れい |
|---|---|---|
| あだん の のばし | あ | おかあさん |
| いだん の のばし | い | おにいさん |
| うだん の のばし | う | すうじ・くうき |
| えだん の のばし | え | おねえさん |
| おだん の のばし | う | おとうさん、おうさま |
ちゅうい: 「おだん」の のばしは ほとんど「う」で かきます。「おおきい」「おおい」「こおり」「とおい」など、「お」で のばす ことばも すこし ありますが、まずは「う」で おぼえて、れいがいは ひとつずつ おぼえて いきましょう。
長音の ことば
- おかあさん
- おにいさん
- おとうさん
- おねえさん
- おうさま(王様)
- せんせい(先生)
- いもうと(妹)
- がっこう(学校)
- きょう(今日)
- ありがとう
カタカナの 長音
カタカナでは、のばす 音を 「ー」(ぼう)で あらわします。ひらがなとは ちがう かきかたです。
- ケーキ
- コーヒー
- テーブル
- スープ
- カーテン
ポイント: ひらがなは つぎの 字を そえる、カタカナは 「ー」を つかう。これが 長音の きまりです。
4. つまずきやすい ところ
「は」と「わ」、「へ」と「え」、「を」と「お」は ちがう
これは 長音の 話では ありませんが、音と 書きかたが ちがう ところなので、あわせて おぼえましょう。
- 「わたしは」 → 書くときは「は」、よむときは「わ」
- 「がっこうへ」 → 書くときは「へ」、よむときは「え」
- 「ごはんを たべる」 → 書くときは「を」、よむときは「お」
くわしくは「ぶんの きまり」の 章で まなびます。
ちいさい 字を 書く いち
ちいさい「ゃ・ゅ・ょ・っ」は、ノートの マスの 右下に ちいさく 書きます。まんなかに おおきく 書いては いけません。
やってみよう: ノートに「きゃ」「きって」「おかあさん」を 書いて みましょう。ちいさい 字の 位置と、のばす 字が ただしく 書けて いますか?
5. まとめ
- 拗音: 「きゃ・しゅ・ちょ」など、ちいさい「ゃ・ゅ・ょ」を つかう
- 促音: 「がっこう・きって」など、ちいさい「っ」で 音が つまる
- 長音: 「おかあさん・おとうさん」など、のばす 音。ひらがなは つぎの 字を そえる、カタカナは「ー」を つかう
- ちいさい 字は マスの 右下に 書く
これで、ひらがな・カタカナの ほとんどの かきかたが わかるように なりました。つぎは 漢字を まなびましょう。