ぶんの きまり
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この しょうで まなぶ こと
この しょうでは、ぶんを 正しく 書く ための きまり を おぼえましょう。みじかい ぶんでも、いくつかの やくそくを まもると、読みやすく なります。
この しょうが おわる ころには、つぎの ことが できるように なって います。
- 「は」「を」「へ」を 正しく つかいわけられる
- 「、」(読点)と 「。」(句点)を 正しく つけられる
- 「 」(かぎかっこ)で 話した ことばを つつめる
- 主語(だれが・なにが)と 述語(どうする・どんなだ)が わかる
ポイント: ぶんには、ことばの じゅんばんや 「てん・まる」など、いろいろな きまりが あります。きまりを しると、自分の きもちを もっと よく つたえられるように なります。
1. 「は」「を」「へ」の つかいわけ
「は」「を」「へ」は、読むときの 音と、書くときの 字が ちがいます。ここが いちばん まちがえやすい ところです。
「は」は 「ワ」と 読む
主語の あとに つけて、「これが おはなしの 中心だよ」と 教える ことばです。
- わたしは 学校へ 行きます。(ワと 読む)
- これは ねこ です。(ワと 読む)
ちゅうい: ふつうの「わ」(かわ・わに など)は そのまま 「わ」と 書きます。主語を しめす ときだけ 「は」と 書いて 「ワ」と 読みます。
「を」は 「オ」と 読む
「なにを するか」の もの の あとに つける ことばです。
- ごはんを 食べる。(オと 読む)
- ほんを 読む。(オと 読む)
ちゅうい: ふつうの「お」(おかあさん・おに など)は そのまま 「お」と 書きます。もの の あとに 「オ」と つける ときだけ 「を」と 書きます。
「へ」は 「エ」と 読む
「どこへ いくか」の ばしょ の あとに つける ことばです。
- こうえんへ 行く。(エと 読む)
- いえへ かえる。(エと 読む)
ちゅうい: ふつうの「え」(えんぴつ・いえ など)は 「え」と 書きます。「どこへ」の ときだけ 「へ」と 書いて 「エ」と 読みます。
まとめの ひょう
| 書く | 読む | つかいかた | 例 |
|---|---|---|---|
| は | ワ | しゅごの あと | わたしは 元気。 |
| を | オ | もの の あと | みずを のむ。 |
| へ | エ | ばしょの あと | 学校へ いく。 |
やってみよう: つぎの ぶんの ___ に 「は」「を」「へ」の どれを 入れるかな?
- わたし ___ おかあさん ___ だいすき です。
- 公園 ___ あそびに 行った。
- おちゃ ___ のみます。
答え:
- は・を
- へ
- を
2. 「、」と 「。」の つかいかた
ぶんを 書く ときに つかう、小さな しるしです。
「。」(句点) — ぶんの おわり
ぶんの おわり に つける まる です。「ここで ぶんが ひとつ おわりました」と しめす はたらきを します。
- きょうは 天気が いい。
- ねこが ないた。
ちゅうい: 「。」は 必ず ぶんの さいごに ひとつ つけましょう。わすれると、ぶんが どこで おわるか わかりません。
「、」(読点) — ぶんの とちゅうで ちょっと とまる
ぶんの とちゅう に つけて、「ここで すこし いき を つぎますよ」と しめす しるしです。
- きょう、 ともだちと あそんだ。
- あめが ふったから、 かさを さした。
つけかたの めやすは、つぎの とおりです。
- ときや ばしょ の あと(「きのう、」「いえで、」)
- りゆう や じょうけん の あと(「さむいから、」)
- ながい 主語 の あと(「あおい そらが、」)
ポイント: 「、」は おおすぎても すくなすぎても 読みにくく なります。こえに 出して 読んで、息 を つぐ ところ に つけるのが めやすです。
やってみよう: つぎの ぶんは 「、」が ひとつも ありません。適した ばしょに 「、」を いれて みよう。
「きのう わたしは こうえんで あそびました。」
答えの 例: 「きのう、 わたしは こうえんで あそびました。」
3. 「 」(かぎかっこ)の つかいかた
「 」は、人が 話した ことば を つつむ ための しるしです。
きほんの かたち
- 「おはよう。」と おかあさんが いいました。
- おとうさんは 「いってきます。」と いって、しごとへ いきました。
書きかたの ルール
- 話しはじめに 「 を 書く
- 話しおわりに 」 を 書く
- 「 」の なかに 「。」も いっしょに 入れる
- 「 」の あとに だれが いったか を 書く(「…」と ○○が いいました。)
ちゅうい: 「 」と 「 」は かならず ふたつ 組みで つかいます。どちらか かたほうを わすれないように しましょう。
やってみよう: つぎの ぶんに 「 」を いれて みよう。
ありがとう と いもうとが いった。
答え: 「ありがとう。」と いもうとが いった。
4. 主語と 述語
ぶんの ほね に なる ふたつの ぶぶんです。
主語 — 「だれが・なにが」
ぶんの しゅじんこう の ぶぶんです。「だれが」「なにが」に あたる ことばです。
- ねこが なく。
- わたしは 学校へ いく。
- さくらの はなが さいた。
述語 — 「どうする・どんなだ」
しゅごが どうしているか・どんな ようすか を あらわす ぶぶんです。
- ねこが なく。(どうする)
- わたしは 元気だ。(どんなだ)
- そらが あおい。(どんなだ)
例で みて みよう
| ぶん | 主語(だれが・なにが) | 述語(どうする・どんなだ) |
|---|---|---|
| ねこが ねる。 | ねこが | ねる |
| 花が さいた。 | 花が | さいた |
| そらは あおい。 | そらは | あおい |
| ぼくは 学せいだ。 | ぼくは | 学せいだ |
ポイント: 「だれが どうする」 が そろうと、ぶんが ひとつに まとまります。自分で ぶんを 書く ときも、主語と 述語 の ふたつを 必ず いれましょう。
やってみよう: つぎの ぶんの 主語と 述語は どれかな?
- いぬが はしる。
- おはなが かわいい。
- おとうとは わらった。
答え:
- 主語「いぬが」/ 述語「はしる」
- 主語「おはなが」/ 述語「かわいい」
- 主語「おとうとは」/ 述語「わらった」
5. ぶんの ながさと くぎりかた
ぶんは みじかく きりましょう。ひとつの ぶんに いろいろな ことを 入れると、読む 人が こまって しまいます。
わるい 例(ながすぎる)
きょう 学校へ 行って 国語の じゅぎょうで ぶんの きまりを ならって おもしろかったので おかあさんに おしえてあげた。
いちど よんだだけでは、なにを いって いるか わかりにくいですね。
よい 例(みじかく くぎる)
きょう、学校で ぶんの きまりを ならいました。おもしろかったです。だから、おかあさんに おしえてあげました。
「。」で みっつに わけました。とても 読みやすく なりました。
ポイント: ひとつの ぶん = ひとつの こと を めやすに しましょう。「。」で きちんと くぎる ことが、いちばん たいせつな きまりです。
6. ことばを ふやそう — みじかな ことばの ひろがり
おなじ ことでも、ちがう ことばで いえます。「たくさんの ことばを しって いる」 ことは、はなすときも、かくときも、つよい みかたに なります。
おなじ ような いみの ことば(類義語)
- うれしい ↔ たのしい・しあわせ
- はやい ↔ すばやい・スピーディ
- おおきい ↔ でかい・きょだいな
はんたいの いみの ことば(対義語)
| ことば | はんたい |
|---|---|
| あつい | さむい |
| たかい | ひくい |
| あかるい | くらい |
| あたらしい | ふるい |
| はやい | おそい |
ことばの まとまり
おなじ なかまの ことばを あつめると、おぼえやすく なります。
- どうぶつ: いぬ・ねこ・うさぎ・きりん・ぞう
- くだもの: りんご・みかん・ばなな・いちご
- てんき: はれ・くもり・あめ・ゆき・かぜ
やってみよう: あなたの まわりで、「あおい もの」を 5 つ さがして みよう。みじかな ことばが ふえます。
まとめ
- 「は」(ワと 読む)は しゅごの あと に つける
- 「を」(オと 読む)は もの の あと に つける
- 「へ」(エと 読む)は ばしょ の あと に つける
- 「。」(句点)は ぶんの おわり に ひとつ つける
- 「、」(読点)は ちょっと とまる ところに つける
- 「 」(かぎかっこ)は 話した ことば を つつむ
- 主語(だれが・なにが)と 述語(どうする・どんなだ)で ぶんの ほねが できる
- ぶんは みじかく くぎると 読みやすい
つぎの しょう: ぶんの きまりが わかったら、つぎは ものがたり を よみましょう。だれが どこで なにを したのか、きもちが どう かわったのかを よみとる 練習を します。