この章で学ぶこと
小6 では、 まだわからない数や、 いろいろに変わる数を 文字 (x や a など) で表す方法を学びます。 ことばで書くより短く、 関係がはっきりわかります。 中学の数学にもつながる大切な内容です。
- x や a を使って数量を式に表す
- 式の値 (x に数を入れたときの答え) を求める
- x にあてはまる数を見つける
ポイント: 文字を使うと、 「1個x円のものを 3個買ったら 3×x円」 のように、 数がまだ決まっていなくても式に書けます。 まず 「何を x とおくか」 をはっきりさせましょう。
1. 数量を文字で表す
わからない数を x とおいて、 ことばの関係をそのまま式にします。
例題: 1個x円のあめを 4個買って、 100円出したときのおつりを式に表しましょう。
代金は x×4円、 おつりは
100−x×4 (円)
検算: x=20 なら代金80円、 おつり 100−80=20円。 式に x=20 を入れると 100−20×4=100−80=20。 合う。
例題: 縦a cm、 横6 cm の長方形の面積を式に表しましょう。
長方形の面積は 「縦 × 横」 なので、
a×6 (cm2)
大事: 小学校では、 かけ算の記号× を 「はぶかずに」 書いてかまいません (x×4 のように)。 中学では 4x と書きますが、 6級では x×4 の書き方で大丈夫です。
2. 式の値を求める
文字に数を当てはめて計算した答えを、 式の値 といいます。
例題: x×3+5 で、 x=4 のときの式の値を求めましょう。
x のところに 4 を入れます。
4×3+5=12+5=17
検算: かけ算を先に計算して 4×3=12、 12+5=17。 正しい。
例題: 縦a cm、 横6 cm の長方形の面積a×6 で、 a=8 のときの面積を求めましょう。
8×6=48 (cm2)
検算: 縦8 cm、 横6 cm の長方形の面積は 8×6=48 cm²。 正しい。
ポイント: 式の値を求めるときも、 計算の順序 (かけ算わり算が先) を守ります。 x×3+5 は、 x×3 を先に計算してから 5 をたします。
3. xにあてはまる数を見つける
式が表す答えがわかっているとき、 x にどんな数があてはまるかを考えます。
例題: 1個x円のジュースを 5個買ったら、 代金が 400円でした。 x にあてはまる数を求めましょう。
代金は x×5円で、 これが 400円なので、
x×5=400
x は 400 を 5 でわった数なので、
x=400÷5=80
ジュース1個は 80円です。
検算: 80×5=400円。 条件に合う。 正しい。
例題: x×3=27 のとき、 x にあてはまる数を求めましょう。
x=27÷3=9
検算: 9×3=27。 正しい。
大事: 「x×5=400」 のような式で x を求めるときは、 かけ算のぎゃく (わり算) を使います。 400÷5=80。 「いくつかけたらこの答えになるか」 と考えてもよいです。
どう問われるか
- 「1個x円を 4個買ったときの代金を式に表しましょう」 のように、 数量を文字で表す 問題が定番です。
- 「x=5 のとき x×4−3 の値を求めましょう」 のような 式の値 の問題もよく出ます。
- 「x×6=48 のとき x を求めましょう」 のように、 x にあてはまる数を見つける問題も出ます。
まとめ
- わからない数を x や a とおいて、 ことばの関係を式にする
- 小学校では × をはぶかず x×4 のように書いてよい
- 式の値は、 x に数を入れて (計算の順序を守って) 求める
- x にあてはまる数は、 かけ算ならわり算でぎゃくに求める
次章では、 きれいに重なる図形 対称な図形 を学びます。