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英語では、ものや人を表すことば(名詞)が「1つ」か「2つ以上」かで形が変わります。また、名詞の前には a や the のような小さなことば(冠詞)が付きます。さらに、「私は」「私の」「私を」のように、同じ「私」でも文の中での役わりによってことばが変わります。この章では、この3つをまとめて学びます。英検5級の問題でとてもよく出るところなので、ていねいに見ていきましょう。
ポイント: むずかしく見えますが、ルールはどれもシンプルです。表を見ながら、声に出して何度か読むと自然と身につきます。
名詞が2つ以上あるときは、ことばの形を「複数形」に変えます。多くの場合、名詞のうしろに -s を付けるだけです。
このように「2つ」「3つ」と数えられる名詞は、2つ以上になると -s が付くと覚えましょう。
うしろに何を付けるかは、ことばの終わりの文字によって少し変わります。下の表で確認しましょう。
| 名詞の終わり方 | 付け方 | 例 |
|---|---|---|
| ふつう | -s を付ける | book → books, pen → pens |
| s, x, ch, sh で終わる | -es を付ける | box → boxes, bus → buses, watch → watches, dish → dishes |
| 「子音字 + y」で終わる | y を i に変えて -es | city → cities, baby → babies |
| 「母音字 + y」で終わる | そのまま -s | boy → boys, day → days |
「s, x, ch, sh で終わる語に -es」というのは、声に出すと「ズ」「イズ」と読みやすくするためです。box が「ボックスィズ」のようになるイメージです。
ポイント: y で終わる語は、yの前が子音字(a・i・u・e・o 以外)か母音字かで変わります。city(tは子音字)は cities、boy(oは母音字)は boys です。
-s や -es を付けない、形が変わる名詞もあります。数は少ないので、出てきたものを少しずつ覚えれば大丈夫です。
| 単数(1つ) | 複数(2つ以上) | 意味 |
|---|---|---|
| man | men | 男の人 |
| woman | women | 女の人 |
| child | children | 子ども |
| foot | feet | 足 |
例文で見てみましょう。
注意: 「数えられないもの」もあります。たとえば water(水)や milk(牛乳)は、ふつう -s を付けません。英検5級では、まず「数えられる名詞の複数形」をしっかり覚えれば十分です。
名詞の前には、a・an・the という小さなことば(冠詞)が付くことがあります。それぞれ役わりがちがいます。
a と an は、どちらも「(1つの)〜」という意味で、数えられる名詞が1つのときに前に付けます。a と an のどちらを使うかは、次にくることばの「音」で決まります。
| 使うもの | 条件 | 例 |
|---|---|---|
| a | 子音の音で始まる語の前 | a book, a dog, a pen, a cat |
| an | 母音の音で始まる語の前 | an apple, an egg, an orange, an umbrella |
例文で見てみましょう。
ポイント: 大事なのは「文字」ではなく「音」です。apple は a・i・u・e・o の「ア」の音で始まるので an apple になります。まよったら、その語を声に出して始まりの音を確かめましょう。
the は、「(その)〜」のように、話している人どうしが「どれのことか」わかっているものに付けます。a / an が「(どれでもいい)1つの〜」を表すのに対して、the は「(あの・その)特定の〜」を指すイメージです。
a / an とちがい、the は単数でも複数でも使えます。英検5級では、まず「a / an は1つのとき」「the はおたがいわかっているもの」という大きなちがいをつかんでおけば大丈夫です。
「田中さん」「その本」などの名前を、何度もくり返すのは大変です。そこで、「彼」「それ」のように言いかえることばを使います。これを代名詞といいます。
代名詞は、文の中での役わりによって形が変わります。大きく3つの形があります。
| 主格(〜は) | 所有格(〜の) | 目的格(〜を) | 意味 |
|---|---|---|---|
| I | my | me | わたし |
| you | your | you | あなた・あなたたち |
| he | his | him | 彼 |
| she | her | her | 彼女 |
| it | its | it | それ |
| we | our | us | わたしたち |
| they | their | them | 彼ら・それら |
you と it は、形が同じところがあるので少し楽ですね。
同じ「わたし」でも、文の中の場所によって I → my → me と変わっているのがわかりますね。
ポイント: 見分け方のコツは、「日本語にしたとき何で終わるか」です。「〜は・〜が」なら主格、「〜の」なら所有格、「〜を・〜に」なら目的格です。まよったら日本語の最後を見ましょう。
注意: 所有格のうしろには、ふつう名詞がきます(my bag, his pen)。「これはわたしのです」のように名詞を付けないときは mine(わたしのもの)のような別の形を使いますが、これは上の級でくわしく学びます。5級では「所有格 + 名詞」の形をしっかり覚えましょう。
この章では、英検5級でとてもよく出る3つのポイントを学びました。
どれも短い英文を正しく読み書きするための土台になります。例文を声に出して読み、自分でも文を作ってみると、もっとしっかり身につきます。
ポイント: 「名詞 → 1つか2つ以上か」「冠詞 → 音で a / an を決める」「代名詞 → 役わりで形が変わる」。この3つを思い出せれば、英検5級の問題はぐっと解きやすくなります。
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