この章では、英語でいちばん大切な動詞のひとつ、be動詞を学びます。「わたしは〜です」「これは〜です」のように、何かを説明するときにいつも出てくる言葉です。ゆっくり、ていねいに進めましょう。
この章で学ぶこと
- be動詞(am / is / are)の意味と、主語による使い分け
- 「〜です」だけでなく「〜にいる・ある」も表すこと
- 否定文の作り方(am not / is not / are not)
- 疑問文の作り方と、Yes / No の答え方
- よく使う短縮形(I'm / you're / he's / isn't / aren't)
- 主語と be動詞の対応を一目で確認できる表
be動詞ってなに?
be動詞は、am・is・are の 3 つをまとめた呼び方です。日本語の「〜です」「〜だ」にあたる、とても大切な言葉です。
- I am Yuki. (わたしはユキです。)
- This is a dog. (これは犬です。)
- They are students. (かれらは学生です。)
このように、be動詞は「○○は△△です」と説明するときに使います。
ポイント: be動詞には「〜です」のほかに、「〜にいる」「〜にある」という意味もあります。
- I am at home. (わたしは家にいます。)
- The book is on the desk. (その本は机の上にあります。)
am / is / are の使い分け
be動詞は、主語(文の「だれが・なにが」にあたる言葉)によって形が変わります。これが英語をはじめたばかりの人が最初につまずくところですが、ルールはシンプルです。
I(わたし)には am
主語が I(わたし)のときは、いつも am を使います。
- I am happy. (わたしはうれしいです。)
- I am a soccer fan. (わたしはサッカーファンです。)
- I am from Osaka. (わたしは大阪の出身です。)
He / She / It / This / That には is
主語が 1 人・1 つで、I と you 以外のときは is を使います。
- He is my brother. (かれはわたしの兄です。)
- She is a teacher. (かのじょは先生です。)
- It is a cat. (それはねこです。)
- This is my bag. (これはわたしのかばんです。)
- That is a big tree. (あれは大きな木です。)
- Ken is kind. (ケンは親切です。)
ポイント: Ken や Mary のような人の名前、my dog(わたしの犬)のような「1 つのもの」も、すべて is のなかまです。「he・she・it に置きかえられるもの」と覚えると分かりやすいです。
You / We / They には are
主語が you(あなた・あなたたち)、we(わたしたち)、they(かれら)のとき、また「2 つ以上のもの」のときは are を使います。
- You are tall. (あなたは背が高いです。)
- We are good friends. (わたしたちは仲のよい友だちです。)
- They are cute. (かれらはかわいいです。)
- My parents are doctors. (わたしの両親は医者です。)
覚え方: 「I は am、you は are、それ以外の 1 つは is、2 つ以上は are」。
となえながら覚えると、テストでもすぐ思い出せます。
主語と be動詞の対応表
主語と be動詞の組み合わせを表にまとめました。まよったら、いつでもここに戻ってきましょう。
| 主語 | be動詞 | 例文 | 意味 |
|---|
| I | am | I am tired. | わたしはつかれています。 |
| You | are | You are nice. | あなたはやさしいです。 |
| He | is | He is busy. | かれはいそがしいです。 |
| She | is | She is young. | かのじょは若いです。 |
| It | is | It is small. | それは小さいです。 |
| This / That | is | This is new. | これは新しいです。 |
| We | are | We are ready. | わたしたちは準備ができています。 |
| They | are | They are old. | それらは古いです。 |
否定文「〜ではありません」
「〜ではありません」「〜にいません」のように打ち消す文を否定文といいます。be動詞の否定文は、とても簡単です。be動詞のうしろに not を置くだけです。
- I am not sad. (わたしは悲しくありません。)
- He is not a student. (かれは学生ではありません。)
- They are not at school. (かれらは学校にいません。)
ポイント: 否定文の作り方は「be動詞 + not」。新しい単語を足したり、語の順番を入れかえたりする必要はありません。
is not と are not は短くできる
is not と are not は、まとめて短い形にすることがよくあります。これも短縮形のひとつです。
- is not → isn't
- are not → aren't
例文で見てみましょう。意味はどちらも同じです。
- She isn't here. (かのじょはここにいません。)
- This isn't my pen. (これはわたしのペンではありません。)
- We aren't hungry. (わたしたちはおなかがすいていません。)
注意: am not には短い形がありません。「amn't」とは言わないので気をつけましょう。会話では I'm not(I am not の短縮形)の形でよく使います。
- I'm not sleepy. (わたしはねむくありません。)
疑問文「〜ですか?」
「〜ですか?」とたずねる文を疑問文といいます。be動詞の疑問文も、覚えることはひとつだけです。be動詞を文のいちばん前に出すのです。そして文の終わりにクエスチョンマーク(?)をつけます。
ふつうの文と、疑問文を見くらべてみましょう。
- You are a fan. (あなたはファンです。)→ Are you a fan? (あなたはファンですか?)
- This is a library. (これは図書館です。)→ Is this a library? (これは図書館ですか?)
- He is your friend. (かれはあなたの友だちです。)→ Is he your friend? (かれはあなたの友だちですか?)
覚え方: 否定文は「not をうしろに足す」、疑問文は「be動詞を前に出す」。
この 2 つのルールだけで、be動詞の文を自由に作れるようになります。
Yes / No の答え方
疑問文には、Yes(はい)か No(いいえ)で答えます。このとき、たずねられた be動詞を使って短く答えるのがポイントです。
- Are you OK? — Yes, I am. / No, I am not. (だいじょうぶですか? — はい、だいじょうぶです。/いいえ、だいじょうぶではありません。)
- Is this your book? — Yes, it is. / No, it isn't. (これはあなたの本ですか? — はい、そうです。/いいえ、ちがいます。)
- Is she a nurse? — Yes, she is. / No, she isn't. (かのじょは看護師ですか? — はい、そうです。/いいえ、ちがいます。)
- Are they teachers? — Yes, they are. / No, they aren't. (かれらは先生ですか? — はい、そうです。/いいえ、ちがいます。)
注意: Are you …? とたずねられたら、答えは I(わたし)が主語になります。
Are you a student? — Yes, I am.(×Yes, you are. ではありません。)
「あなたは?」と聞かれたら「わたしは」で答える、と覚えておきましょう。
短縮形を使ってみよう
会話やメッセージでは、be動詞を主語とくっつけて短くすることがとても多いです。これを短縮形といいます。読み書きの両方で大事なので、ここでまとめて覚えましょう。
| もとの形 | 短縮形 | 例文 |
|---|
| I am | I'm | I'm a junior high school student. |
| You are | You're | You're very kind. |
| He is | He's | He's my classmate. |
| She is | She's | She's good at music. |
| It is | It's | It's a sunny day. |
| We are | We're | We're in the same class. |
| They are | They're | They're my favorite players. |
| is not | isn't | This isn't easy. |
| are not | aren't | We aren't late. |
例文の意味も確認しておきましょう。
- I'm a junior high school student. (わたしは中学生です。)
- You're very kind. (あなたはとてもやさしいです。)
- He's my classmate. (かれはわたしの同級生です。)
- It's a sunny day. (晴れた日です。)
ポイント: It's(It is の短縮形)は、天気や時こく、ようすを言うときによく使います。
- It's hot today. (今日は暑いです。)
まとめ
この章の大切なポイントをふり返りましょう。
- be動詞は am / is / are の 3 つ。「〜です」「〜にいる・ある」を表す
- 主語が I なら am、you / we / they や 2 つ以上なら are、それ以外の 1 つなら is
- 否定文は「be動詞 + not」。is not → isn't、are not → aren't と短くできる(am not に短縮形はない)
- 疑問文は「be動詞を文の前に出す」。文の終わりに ? をつける
- 答えは Yes / No と、たずねられた be動詞を使って短く言う(Are you …? には I am で答える)
- 短縮形(I'm / you're / he's / it's / isn't / aren't など)は会話でとてもよく使う
be動詞は、これからずっと使い続ける土台になる文法です。表をくり返し見ながら、自分のことを英語で言ってみましょう。