前の章では「過ぎたこと」を表す過去形を学びました。この章では、時間に関する言い方をもう少し広げます。「(あのとき)〜していた」を表す過去進行形と、「これから〜する・〜でしょう」を表す未来形です。
この章で学ぶこと
- 過去進行形(was / were + 動詞のing形)の意味と作り方
- 過去進行形の否定文・疑問文
- 未来形その1:will を使った言い方
- 未来形その2:be going to を使った言い方
- will と be going to のちがい
ポイント: 過去進行形は5級で習った現在進行形(is + 〜ing)の「be動詞だけ過去にした形」です。未来形も、形のルールはシンプル。新しく見える文も、もとは知っている形の組み合わせです。
過去進行形(〜していました)
過去進行形は、「(過去のあるとき)ちょうど〜しているところだった」を表します。日本語の「〜していました」にあたります。
作り方は、be動詞の過去形(was / were)+ 動詞のing形 です。現在進行形(is + 〜ing)の be動詞を、過去の was / were にかえるだけです。
- I was reading a book then.(わたしはそのとき本を読んでいました。)
- She was cooking at six.(かのじょは6時に料理をしていました。)
- They were playing soccer.(かれらはサッカーをしていました。)
ing形の作り方は、5級の現在進行形と同じです(play → playing, make → making, run → running)。
| 主語 | be動詞の過去 | 例文 |
|---|
| I / he / she / it | was | He was watching TV.(かれはテレビを見ていました。) |
| you / we / they | were | We were studying.(わたしたちは勉強していました。) |
ポイント: 過去形(I watched TV.「テレビを見た」)と過去進行形(I was watching TV.「テレビを見ていた・とちゅうだった」)はにていますが、進行形のほうは「ちょうどその動作のとちゅうだった」ことを表します。
過去進行形の否定文・疑問文
否定文・疑問文の作り方は、be動詞のルールと同じです。否定文は was / were のうしろに not、疑問文は was / were を文の前に出します。
- I was not(wasn't)sleeping.(わたしはねむっていませんでした。)
- Were you studying then? — Yes, I was. / No, I wasn't.(あなたはそのとき勉強していましたか。— はい。/いいえ。)
- What were you doing?(あなたは何をしていましたか。)
未来形その1:will
ここからは未来形です。「これから〜する」「〜でしょう」のように、まだ起きていないことを表す言い方を学びます。まずは will からです。
作り方は、will + 動詞の原形 です。主語が he / she でも、will の形も後ろの動詞も変わりません(5級の can と同じ仲間です)。
- I will help you.(わたしがあなたを手伝います。)
- It will rain tomorrow.(明日は雨がふるでしょう。)
- She will be a teacher.(かのじょは先生になるでしょう。)
ポイント: will のあとは、主語が何であってもいつも動詞の原形です。He wills … のように will に s をつけたり、will plays のように動詞に s をつけたりはしません。
will の否定文・疑問文
- 否定文:will not(短くして won't)+ 原形
- I will not(won't)go there.(わたしはそこへは行きません。)
- 疑問文:Will + 主語 + 原形 〜?
- Will you come to the party? — Yes, I will. / No, I won't.(あなたはパーティーに来ますか。— はい。/いいえ。)
注意: will の否定の短い形は won't です。形が will とだいぶ変わるので、まちがえないようにしましょう。
未来形その2:be going to
未来を表すもう1つの言い方が be going to です。「〜するつもりだ」「〜しそうだ」のように、前から決めていた予定や、起こりそうなことを表すときによく使います。
作り方は、be動詞(am / is / are)+ going to + 動詞の原形 です。be動詞は主語に合わせて使い分けます。
- I am going to study tonight.(わたしは今夜勉強するつもりです。)
- He is going to play tennis.(かれはテニスをするつもりです。)
- They are going to visit Kyoto.(かれらは京都をおとずれるつもりです。)
| 主語 | be動詞 | 例文 |
|---|
| I | am | I am going to read it.(わたしはそれを読むつもりです。) |
| he / she / it | is | She is going to cook.(かのじょは料理をするつもりです。) |
| you / we / they | are | We are going to swim.(わたしたちは泳ぐつもりです。) |
be going to の否定文・疑問文
be動詞の文なので、否定文・疑問文の作り方もbe動詞のルールと同じです。
- 否定文:be動詞のうしろに not
- I am not going to watch TV.(わたしはテレビを見るつもりはありません。)
- 疑問文:be動詞を前に出す
- Are you going to come? — Yes, I am. / No, I'm not.(あなたは来るつもりですか。— はい。/いいえ。)
will と be going to のちがい
どちらも未来を表しますが、気持ちに少しちがいがあります。英検4級では、まず次の感じをつかんでおけば十分です。
| 言い方 | よく表すこと | 例 |
|---|
| will | その場で決めたこと・予想 | I will help you.(じゃあ手伝うよ) |
| be going to | 前から決めていた予定・起こりそうなこと | I am going to help you.(手伝うつもりです) |
- It will rain. と It is going to rain. は、どちらも「雨がふるでしょう」とほぼ同じ意味で使えます。
- だれかが困っているのを見て「(よし)手伝います」とその場で決めたときは、will がよく合います。
ポイント: 細かいちがいは上の級でくわしく学びます。4級では「どちらも未来を表す」「will のあとは原形、be going to は be動詞 + going to + 原形」という形をしっかり覚えれば大丈夫です。
まとめ
- 過去進行形は was / were + 動詞のing形 で「(あのとき)〜していました」を表す。否定文・疑問文は be動詞のルールと同じ。
- 未来形その1は will + 原形。否定は won't、疑問は Will 〜?。主語が変わっても形は同じ。
- 未来形その2は be動詞 + going to + 原形。否定文・疑問文は be動詞のルールと同じ。
- will は「その場で決めたこと・予想」、be going to は「前からの予定・起こりそうなこと」をよく表す。4級ではどちらも「未来を表す形」と覚えればよい。
ポイント: 「will のあとは原形」「be going to は be動詞 + going to + 原形」。この2つの形を声に出して覚えると、未来の文がすらすら作れるようになります。