ライティング① Eメール返信の型
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この章では、3級から新しく加わるライティング(英作文)の1つめ、Eメール返信の書き方を学びます。「自分で英語を書くなんて難しそう」と思うかもしれませんが、型(書き方の決まったパターン)を覚えれば、だれでも書けるようになります。
この章で学ぶこと
- Eメール返信問題はどんな問題か
- 「2つの質問に両方答える」という、いちばん大切なルール
- 返信メールの型(書き出し → 答え1 → 答え2 → むすび)
- 使える表現(あいさつ・つなぎ言葉・むすび)
- 良い例と悪い例
ポイント: Eメール返信でいちばん大切なのは、相手のメールの中にある「2つの質問」を見つけて、両方に答えることです。1つしか答えないと、点が大きく下がります。まず「質問さがし」が出発点です。
Eメール返信問題ってどんな問題?
この問題では、外国の友だちなどから来た短い英語のEメールが示されます。そのメールの中には、あなたへの質問が2つふくまれています。あなたは、その2つの質問の両方に答える返信メールを、英語で書きます。
語数の目安は 15〜25語程度です(語数の目安は変わることがあるので、最新は公式サイトで確認しましょう)。
注意: 問題形式や語数の目安は見直されることがあります。最新の正確な情報は、必ず英検の公式サイトで確認してください。 ここでは「書き方の型」をつかむことを目標にします。
まず「2つの質問」を見つけよう
返信を書く前に、相手のメールをよく読み、質問になっている文(クエスチョンマーク「?」のついた文)を2つさがします。
たとえば、こんなメールが来たとします(これは説明用のオリジナル例です)。
Hi! I heard you joined the tennis club. I want to ask you about it. How often do you practice tennis? And what do you like about the club? Please tell me.
(やあ! あなたがテニス部に入ったと聞きました。それについて聞きたいです。どのくらいの頻度でテニスを練習しますか? そして、その部活のどんなところが好きですか? 教えてください。)
この中の質問は次の2つです。
- How often do you practice tennis?(どのくらいの頻度で練習しますか?)
- What do you like about the club?(部活のどんなところが好きですか?)
ポイント: 質問は「?」を目印にさがします。たいてい 2つあります。両方に印をつけてから書き始めると、答えわすれを防げます。
返信メールの型
返信は、次の型(4つのパート)で書くと、まとまった文章になります。
| パート | 役わり | 例 |
|---|---|---|
| ① 書き出し | かんたんなあいさつ・お礼 | Thank you for your email. |
| ② 答え1 | 1つめの質問に答える | I practice tennis three times a week. |
| ③ 答え2 | 2つめの質問に答える | I like the club because the members are friendly. |
| ④ むすび | しめのひとこと | Please come and watch us someday. |
この型にそって、さっきのメールに返信してみましょう。
Thank you for your email. I practice tennis three times a week. I like the club because the members are kind and friendly. Please come and watch us someday.
(メールをありがとう。私は週に3回テニスを練習します。メンバーが親切でフレンドリーなので、私はその部活が好きです。いつか見に来てください。)
ポイント: ①書き出し → ②答え1 → ③答え2 → ④むすび、の順で書けば、自然な返信になります。答え1と答え2が、いちばん大事な中身です。
使える表現(おぼえておくと便利)
返信に使える、便利な表現を覚えておきましょう。これらを組み合わせるだけで、文がつくれます。
書き出し(あいさつ・お礼)
- Thank you for your email.(メールをありがとう。)
- Hi! Thank you for writing to me.(やあ! 手紙をありがとう。)
答えるときのつなぎ言葉
- I practice 〜.(私は〜を練習します。)← 「どのくらい」には three times a week などで答える
- I like 〜 because …(私は…なので〜が好きです。)← because で理由を加えると点がのびる
- I think 〜.(私は〜だと思います。)
むすび
- Please come and join us.(ぜひ参加してください。)
- I hope you can come.(来られるといいですね。)
- See you soon.(また近いうちに。)
ポイント: because(〜だから)を使って理由を一言そえると、答えがくわしくなり、語数もちょうどよくなります。「I like the club. It is fun.」のように、短い文を足してもよいでしょう。
良い例と悪い例
悪い例(質問に1つしか答えていない)
Thank you for your email. I practice tennis three times a week. See you.
これは、1つめの質問(どのくらい練習するか)には答えていますが、2つめの質問(部活の好きなところ)に答えていません。これでは点が大きく下がります。
良い例(2つの質問の両方に答えている)
Thank you for your email. I practice tennis three times a week. I like the club because everyone is kind. Please come and see our games.
2つの質問の両方に答え、理由(because everyone is kind)も加えていて、語数もちょうどよいです。
注意: いちばん多い失敗は、質問の片方しか答えないことです。書き終えたら、必ず「2つの質問、両方に答えたかな?」と見直しましょう。
書き終えたら見直そう
提出する前に、次のことを確認しましょう。チェックリストにすると、見直しが速くなります。
| チェック | 確認すること |
|---|---|
| 1 | 2つの質問の両方に答えたか |
| 2 | 大文字で始め、ピリオド(.)で終えているか |
| 3 | 主語と動詞があるか(I like 〜 のように) |
| 4 | 語数が目安(15〜25語程度)に近いか |
ポイント: 完ぺきな英語でなくても、型にそって2つの質問にしっかり答え、見直しでミスを直す——これだけで、安定して点が取れます。むずかしい単語を使う必要はありません。
まとめ
- Eメール返信問題は、相手のメールの2つの質問の両方に答える返信を、英語で書く問題(語数の目安 15〜25語程度)。
- まず相手のメールから、「?」のついた質問を2つ見つける。
- 型は「書き出し → 答え1 → 答え2 → むすび」。
- because で理由を一言そえると、答えがくわしくなる。
- いちばんの失敗は片方の質問に答えわすれること。書いたあと必ず見直す。
- 大文字・ピリオド・主語と動詞・語数を、チェックリストで確認する。
ポイント: Eメール返信は「型 + 2つの質問に答える」がすべてです。むずかしく考えず、覚えた表現を組み合わせて、まず1通書いてみましょう。書けば書くほど、すらすら書けるようになります。
※この章の英文・メール例は、すべて学習用に作成したオリジナルです。実際の試験問題ではありません。問題形式や語数の目安などの最新情報は、必ず英検の公式サイトでご確認ください。
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