メインコンテンツへスキップ
教材一覧に戻る
化学

化学かがく反応はんのうねつ

最終確認日:

このしょうまなぶこと

だい 5 しょうでは、 中学ちゅうがくまなんだ 化学反応式かがくはんのうしき高校こうこうで 「なに g・なに mol 反応はんのうして、 なに kJ のねつ出入でいりするか」 まで計算けいさんできるようになるしょうです。

  • 化学反応式かがくはんのうしきかた (未定係数法みていけいすうほうふくむ)
  • 量的関係りょうてきかんけい (mol 計算けいさん)
  • 熱化学方程式ねつかがくほうていしき反応エンタルピーはんのうエンタルピー (ΔH) のあらわかた
  • 燃焼熱ねんしょうねつ中和熱ちゅうわねつ生成熱せいせいねつ溶解熱ようかいねつ区別くべつ
  • ヘスの法則ヘスのほうそく反応はんのうエネルギーを計算けいさん
  • 発熱反応はつねつはんのう吸熱反応きゅうねつはんのう区別くべつ

ポイント: だい 4 しょうまなんだ mol がここでだい活躍かつやくします。 反応はんのうしき係数けいすうmol であり、 mol かずとモル質量しつりょうをかけると質量しつりょうて、 mol かず反応エンタルピーはんのうエンタルピーをかけると 熱量ねつりょうます。

1. 化学かがく反応はんのうしき

化学かがく反応はんのうしきのしくみ

化学かがく反応はんのうでは、 「反応はんのうぶつ」 が 「生成せいせいぶつ」 にわります。 化学かがく反応はんのうしきでは ひだり反応はんのうぶつみぎ生成せいせいぶつき、 「→」 でつなぎます。

反応はんのう反応はんのうしき
水素すいそえてみずができる2H₂ + O₂ → 2H₂O
メタンが完全かんぜん燃焼ねんしょうCH₄ + 2O₂ → CO₂ + 2H₂O
てつがさびる4Fe + 3O₂ → 2Fe₂O₃
中和ちゅうわ反応はんのうHCl + NaOH → NaCl + H₂O
炭酸たんさん水素すいそナトリウムの加熱かねつ2NaHCO₃ → Na₂CO₃ + H₂O + CO₂

質量しつりょう保存ほぞん法則ほうそく係数けいすう

中学ちゅうがくでもまなんだ 質量保存の法則しつりょうほぞんのほうそく: 反応はんのう前後ぜんご原子げんし種類しゅるいかずわらない = 質量しつりょうわらない。 これをまもるために係数けいすうをつけます (係数けいすうえるだけで、 化学かがくしきそのものはえない)。

れい: H₂ + O₂ → H₂O だけでは O がわない (ひだり 2、 みぎ 1)。 かく元素げんそわせるために係数けいすう調整ちょうせい:

2H₂ + O₂ → 2H₂O で H 4 ・O 2 左右さゆうとも一致いっち (バランス OK)。

未定みてい係数けいすうほう

複雑ふくざつ反応はんのう係数けいすうもとめるときは 未定係数法みていけいすうほう使つかいます。

れい: a Cu + b HNO₃ → c Cu(NO₃)₂ + d NO + e H₂O

元素げんそ左辺さへん右辺うへんしき
Cuaca = c
Hb2eb = 2e
Nb2c + db = 2c + d
O3b6c + d + e3b = 6c + d + e

a = 1 とおき、 じゅんくと c = 1、 b = 8/3、 d = 2/3、 e = 4/3。 全体ぜんたいを 3 ばいして整数せいすう:

3Cu + 8HNO₃ → 3Cu(NO₃)₂ + 2NO + 4H₂O

大事だいじ: 化学かがく反応はんのうしきいたら かなら元素げんそごとにかずかぞえてバランスを確認かくにん。 1 でもわないと計算けいさん全部ぜんぶずれます。

イオン反応はんのうしき

水溶液すいようえき反応はんのうでは、 イオンだけで反応はんのうあらわ 場合ばあいがあります。

通常つうじょう反応はんのうしきイオン反応はんのうしき (傍観ぼうかんイオンをのぞく)
HCl + NaOH → NaCl + H₂OH⁺ + OH⁻ → H₂O
AgNO₃ + NaCl → AgCl↓ + NaNO₃Ag⁺ + Cl⁻ → AgCl↓
BaCl₂ + Na₂SO₄ → BaSO₄↓ + 2NaClBa²⁺ + SO₄²⁻ → BaSO₄↓

「↓」 は 沈殿ちんでん を、 「↑」 は 気体きたい発生はっせいあらわします (省略しょうりゃく)。

2. 量的りょうてき関係かんけい計算けいさん

反応はんのうしき係数けいすう = mol

だい 4 しょう復習ふくしゅう: 化学かがく反応はんのうしき係数けいすうは mol あらわします。 質量しつりょう体積たいせきではありません (体積たいせき気体きたいでのみ)。

れい: 2H₂ + O₂ → 2H₂O

観点かんてんH₂O₂H₂O
mol 212
質量しつりょう (g、 1 mol あたり)43236
体積たいせき (L、 標準ひょうじゅん状態じょうたい気体きたいのみ)44.822.4(液体えきたいのため)

計算けいさんれい 1: グルコース C₆H₁₂O₆ 18 g の完全かんぜん燃焼ねんしょう

反応はんのうしき: C₆H₁₂O₆ + 6O₂ → 6CO₂ + 6H₂O

段階だんかい計算けいさん
C₆H₁₂O₆ 質量しつりょう → mol (分子ぶんしりょう 180)18 ÷ 180 = 0.1 mol
必要ひつような O₂ (係数けいすう 1 : 6)0.1 × 6 = 0.6 mol
O₂ mol → 質量しつりょう0.6 × 32 = 19.2 g
O₂ mol → 体積たいせき (標準ひょうじゅん状態じょうたい)0.6 × 22.4 = 13.44 L
発生はっせいする CO₂ (係数けいすう 1 : 6)0.1 × 6 = 0.6 mol → 0.6 × 44 = 26.4 g

計算けいさんれい 2: てつ塩酸えんさん反応はんのう発生はっせいする水素すいそ

反応はんのうしき: Fe + 2HCl → FeCl₂ + H₂↑

れい: てつ 5.6 g を十分じゅうぶんりょう塩酸えんさん反応はんのうさせたとき、 発生はっせいする H₂ の体積たいせき (標準ひょうじゅん状態じょうたい) は ?

段階だんかい計算けいさん
Fe 質量しつりょう → mol (原子げんしりょう 56)5.6 ÷ 56 = 0.1 mol
H₂ の mol (係数けいすう 1 : 1)0.1 mol
H₂ mol → 体積たいせき (標準ひょうじゅん状態じょうたい)0.1 × 22.4 = 2.24 L

過不足かふそくのある反応はんのう

反応はんのうぶつ一方いっぽうすくなくてさきになくなる 場合ばあい、 そちらが かぎりの反応はんのうぶつ になり、 のこったほうあまります。

れい: H₂ 2.0 g と O₂ 16 g を反応はんのうさせた。 どちらがあまるか。 なに g 反応はんのうしてなに g のみずができるか。

段階だんかい計算けいさん
H₂ mol2.0 ÷ 2.0 = 1.0 mol
O₂ mol16 ÷ 32 = 0.5 mol
(H₂ : O₂ = 2 : 1) で必要ひつような O₂1.0 × (1/2) = 0.5 mol → ぴったり
発生はっせいする H₂O1.0 × (2/2) = 1.0 mol → 1.0 × 18 = 18 g

3. 化学かがく反応はんのうとエネルギー

発熱はつねつ反応はんのうと吸ねつ反応はんのう

化学かがく反応はんのうでは エネルギーの出入でいこります。

種類しゅるい内容ないようれい
発熱反応はつねつはんのう周囲しゅういねつ放出ほうしゅつ (周囲しゅういがあたたかくなる)燃焼ねんしょう (CH₄ + 2O₂ → CO₂ + 2H₂O)、 中和ちゅうわてつのさび
吸熱反応きゅうねつはんのう周囲しゅういからねつ吸収きゅうしゅう (周囲しゅういつめたくなる)炭酸たんさん水素すいそナトリウムのねつ分解ぶんかいみずへの硝酸しょうさんアンモニウムの溶解ようかい
酸化鉄とアルミニウム粉末が激しく発熱し白い火花を散らすテルミット反応の写真
テルミット反応はんのう (発熱反応はつねつはんのう代表だいひょう) — 2Al + Fe₂O₃ → 2Fe + Al₂O₃。 強烈きょうれつ発熱はつねつで 2000 °C をえ、 生成せいせいしたてつけてながす。 ふるくは鉄道てつどうレールの溶接ようせつ使つかわれた。 ΔH ≈ −852 kJ/mol。

反応はんのうエンタルピー (ΔH)

反応はんのう出入でいりする熱量ねつりょう」 をあらわ物理ぶつりりょう反応エンタルピーはんのうエンタルピーび、 ΔHあらわします (単位たんいは kJ/mol)。

ΔH意味いみ
ΔH < 0 ()発熱はつねつ反応はんのう (けいからねつて、 内部ないぶエネルギーがる)
ΔH > 0 (せい)ねつ反応はんのう

ポイント: ΔH は 「生成せいせいぶつのエネルギー − 反応はんのうぶつのエネルギー」 です。 発熱はつねつ反応はんのうでは生成せいせいぶつほうがエネルギーがひくいので になります。

ねつ化学かがく方程式ほうていしきかた

反応エンタルピーはんのうエンタルピー反応はんのうしきえたものを 熱化学方程式ねつかがくほうていしきびます。 高校こうこう化学かがくではつぎのようなかたちきます (しん課程かていでは ΔH を末尾まつびえるかたち推奨すいしょう)。

反応はんのうねつ化学かがく方程式ほうていしき
水素すいそ燃焼ねんしょう (1 mol あたり 286 kJ 発熱はつねつ)H₂ () + (1/2) O₂ () → H₂O (えき) ΔH = −286 kJ
メタンの燃焼ねんしょう (1 mol あたり 891 kJ 発熱はつねつ)CH₄ () + 2O₂ () → CO₂ () + 2H₂O (えき) ΔH = −891 kJ
炭素たんそ燃焼ねんしょうC (黒鉛こくえん) + O₂ () → CO₂ () ΔH = −394 kJ
中和ちゅうわHCl 水溶液すいようえき + NaOH 水溶液すいようえき → NaCl 水溶液すいようえき + H₂O (えき) ΔH = −56 kJ
みず蒸発じょうはつ (吸ねつ)H₂O (えき) → H₂O () ΔH = +44 kJ

くときのルール:

  • 反応はんのうぶつ生成せいせいぶつ状態じょうたい (()・(えき)・(かた)・水溶液すいようえきとう) をかなら
  • 係数けいすう整数せいすうでなくてもよい (1 mol あたりにそろえるため)
  • ΔH は 整数せいすう mol を主体しゅたいとしたあたい

4. 反応はんのうねつ種類しゅるい

反応エンタルピーはんのうエンタルピー反応はんのう種類しゅるいこまかくけられます。 高校こうこう化学かがくおもなもの:

燃焼ねんしょうねつ

燃焼熱ねんしょうねつ: 物質ぶっしつ 1 mol が 完全かんぜん燃焼ねんしょう したときに発生はっせいする熱量ねつりょう (発熱はつねつなので ΔH < 0)。

物質ぶっしつ燃焼ねんしょうねつ
H₂ ()286 kJ/mol
C (黒鉛こくえん)394 kJ/mol
CH₄ (、 メタン)891 kJ/mol
C₂H₅OH (えき、 エタノール)1368 kJ/mol
C (黒鉛こくえん) → CO₂ で不完全ふかんぜん (CO になった場合ばあい)不完全ふかんぜん燃焼ねんしょう

中和ちゅうわねつ

中和熱ちゅうわねつ: 1 mol のみず H₂O が生成せいせいする中和ちゅうわ反応はんのう発生はっせいする熱量ねつりょう強酸きょうさんつよし塩基えんき場合ばあいはどんな組み合わせくみあわせでも やく 56 kJ/mol (ΔH ≒ −56 kJ)。

反応はんのう中和ちゅうわねつ
HCl + NaOHやく 56 kJ/mol
HNO₃ + KOHやく 56 kJ/mol
HCl + NH₃ (じゃく塩基えんき)やく 50 kJ/mol (ややちいさい)

ポイント: 強酸きょうさんつよし塩基えんき中和ちゅうわおなあたいになるのは、 「H⁺ + OH⁻ → H₂O」 というおなじイオン反応はんのうだからです。

生成せいせいねつ

生成熱せいせいねつ: 化合かごうぶつ 1 mol が その成分せいぶん元素げんそ単体たんたいから 生成せいせいするときの熱量ねつりょう

化合かごうぶつ生成せいせいねつ
H₂O (えき)286 kJ/mol (これは H₂ の燃焼ねんしょうねつおなじ)
CO₂ ()394 kJ/mol (C の燃焼ねんしょうねつおなじ)
NH₃ ()46 kJ/mol
NO ()−90 kJ/mol (吸ねつ: 標準ひょうじゅん状態じょうたいで N₂ + O₂ から NO はできにくい)

溶解ようかいねつ

溶解熱ようかいねつ: 物質ぶっしつ 1 mol を多量たりょうみずかしたときの熱量ねつりょう

物質ぶっしつ溶解ようかいねつ
NaOH (かた) → 水溶液すいようえき44 kJ/mol (発熱はつねつ)
H₂SO₄ (えき) → 水溶液すいようえき95 kJ/mol (おおきく発熱はつねつ、 「みずさん」 のじゅん厳守げんしゅ)
NH₄NO₃ (かた) → 水溶液すいようえき−26 kJ/mol (吸ねつ: 冷却れいきゃくパックに利用りよう)

5. ヘスの法則ほうそく

法則ほうそく内容ないよう

ヘスの法則ヘスのほうそく (そう熱量ねつりょう保存ほぞん法則ほうそく): 「反応はんのう経路けいろがちがっても、 出入でいりする 熱量ねつりょう総和そうわおなじ」。

つまり、 直接ちょくせつ測定そくていできない反応はんのう反応エンタルピーはんのうエンタルピーも、 既知きち反応はんのう組み合わせくみあわせ計算けいさんもとめられる

計算けいさんれい: C → CO の生成せいせいねつ

C → CO は直接ちょくせつはかれない (実際じっさいは CO₂ までえやすい) が、 つぎの 2 つの反応はんのうからもとめられる:

既知きち反応はんのうΔH
① C (黒鉛こくえん) + O₂ → CO₂−394 kJ
② CO + (1/2) O₂ → CO₂−283 kJ

もとめる: ③ C (黒鉛こくえん) + (1/2) O₂ → CO

① − ② = ③ なので、 ΔH₃ = ΔH₁ − ΔH₂ = −394 − (−283) = −111 kJ

結合けつごうエネルギーでもとめる

化学かがく反応はんのう反応エンタルピーはんのうエンタルピー結合けつごうエネルギー (結合けつごうるのに必要ひつようなエネルギー) を使つかってももとめられます。

ΔH (反応はんのうねつ) = (れる結合けつごうのエネルギーの) − (できる結合けつごうのエネルギーの)

結合けつごうエネルギー (kJ/mol)
H−H436
O=O498
O−H463
C−H416
C−C348
C=O803

れい: H₂ + (1/2) O₂ → H₂O の反応はんのうねつ (発熱はつねつ)

段階だんかい計算けいさん
結合けつごう1 × (H−H) + 0.5 × (O=O) = 436 + 249 = 685 kJ
できる結合けつごう2 × (O−H) = 2 × 463 = 926 kJ
ΔH685 − 926 = −241 kJ (発熱はつねつ)

(精密せいみつは H₂O が気体きたい液体えきたいかでわるため、 実測じっそく −286 kJ/mol と多少たしょうずれる)

6. 反応はんのう速度そくど平衡へいこう (発展はってん)

中学ちゅうがく化学かがくまなばない、 高校こうこう化学かがくくちだけまなぶこと:

反応はんのう速度そくど

反応速度はんのうそくど = 単位たんい時間じかんあたりの 反応はんのうぶつ減少げんしょうりょう または 生成せいせいぶつ増加ぞうかりょう反応はんのう速度そくどつぎの 4 つでおおきくわる。

要因よういん速度そくどへの影響えいきょう
濃度のうどいほどはや
温度おんどたかいほどはやい (10 °C がるとやく 2 〜 3 ばい)
触媒しょくばい反応はんのう経路けいろえてはやくする (自身じしん変化へんかしない)
表面積ひょうめんせき固体こたいこまかいほどはや

化学かがく平衡へいこう

せい反応はんのうぎゃく反応はんのうおな速度そくどすす状態じょうたい化学平衡かがくへいこうびます。 高校こうこう化学かがくではさらに ルシャトリエの原理ルシャトリエのげんり (平衡へいこうをずらす方法ほうほう) をまなびます。

7. 安全あんぜん配慮はいりょ

一般いっぱんてき実験じっけんしつ安全あんぜん

化学かがく反応はんのうねつ実験じっけんでは、 発熱はつねつ燃焼ねんしょう引火いんかおおきな危険きけんです。

  • 保護メガネほごめがね 必須ひっす
  • 白衣はくい + ながかみむす
  • 食事しょくじ厳禁げんきん
  • 消火しょうかれタオル位置いち確認かくにん

化学かがく薬品やくひん取扱とりあつかい

薬品やくひん危険きけんせい対策たいさく
エタノール、 ジエチルエーテル、 アセトン引火いんかせい火気かき厳禁げんきんドラフトどらふと換気かんき
硫酸りゅうさん H₂SO₄つよ脱水だっすいみず大量たいりょう発熱はつねつすいさん」 のじゅん 厳守げんしゅいそがない
硝酸しょうさん HNO₃強酸きょうさん金属きんぞく反応はんのうして有毒ゆうどくガス (NO₂)ドラフトどらふと
Na、 Kみず反応はんのうし H₂ 発生はっせい発火はっか教師きょうしデモ、 灯油とうゆちゅう保存ほぞん
過酸化水素かさんかすいそ H₂O₂ (だか濃度のうど)触媒しょくばいとの反応はんのう急激きゅうげき発生はっせい保護メガネほごめがね
マグネシウムリボン Mg燃焼ねんしょうつよ紫外線しがいせん高温こうおん直視ちょくししない、 ばなみに注意ちゅうい

強酸きょうさんつよし塩基えんき

  • 中和ちゅうわ反応はんのう発熱はつねつ するので、 ガラス容器ようきれる可能かのうせい
  • HCl・H₂SO₄・HNO₃ + NaOH・KOH の組み合わせくみあわせではやく 56 kJ/mol のねつ発生はっせい
  • 大量たいりょう一気いっきぜない、 撹拌こうはんしながらすこしずつ
  • こぼしたらすぐに中和ちゅうわ (さん重曹じゅうそう塩基えんき) して

加熱かねつ燃焼ねんしょう

場面ばめん注意ちゅうい
ガスバーナー元栓もとせん空気くうき燃料ねんりょうじゅんけ、 すときはぎゃく
燃焼ねんしょう実験じっけん (Mg、 S、 P)保護メガネほごめがねドラフトどらふと
酸素さんそ充満じゅうまん容器ようきでの燃焼ねんしょう急激きゅうげき燃焼ねんしょう退避たいひ距離きょり
加熱かねつした試験管しけんかんくち自分じぶん他人たにんけない、 沸騰石ふっとうせきれる
引火いんかせい溶媒ようばい周囲しゅうい火気かきなし、 換気かんき

ガラス器具きぐ

  • 加熱かねつれたガラスは えるまで放置ほうち軍手ぐんてひろ
  • 廃液はいえきながしにてず廃液はいえき容器ようき
  • ピペットは ぐちわない (中毒ちゅうどく防止ぼうし)

8. ふりかえり

  • [ ]化学反応式かがくはんのうしきをバランスさせてける (未定係数法みていけいすうほうふくむ)
  • イオン反応はんのうしきけ、 「↓」 「↑」 を区別くべつできる
  • [ ]反応はんのうしき係数けいすうから mol れる
  • [ ]質量しつりょう体積たいせき (気体きたい)・mol を自在じざい換算かんさんできる
  • [ ]発熱反応はつねつはんのう吸熱反応きゅうねつはんのう区別くべつできる
  • [ ]反応エンタルピーはんのうエンタルピー (ΔH) の符号ふごう (発熱はつねつ = 、 吸ねつ = せい) をえる
  • [ ]熱化学方程式ねつかがくほうていしき状態じょうたい (()(えき)(かた)) をつけてける
  • [ ]燃焼熱ねんしょうねつ中和熱ちゅうわねつ生成熱せいせいねつ溶解熱ようかいねつ区別くべつできる
  • [ ]ヘスの法則ヘスのほうそく既知きち反応はんのうから ΔH を計算けいさんできる
  • [ ]結合けつごうエネルギーから ΔH を概算がいさんできる
  • [ ]燃焼ねんしょう引火いんかせい薬品やくひん安全あんぜんルールをまもれる

このしょう安全あんぜん配慮はいりょ

  • 保護メガネほごめがね必須ひっす (燃焼ねんしょうばな、 飛沫しぶきはいらないよう)
  • 引火いんかせい溶媒ようばい (エタノール、 アセトン、 エーテル) は火気かき厳禁げんきん
  • 硫酸りゅうさんみずは 「みずさん」 のじゅん 厳守げんしゅ (だい発熱はつねつで突にえ飛散ひさん危険きけん)
  • マグネシウムや硫黄いおう燃焼ねんしょう直視ちょくししない (紫外線しがいせん有害ゆうがいガス)
  • 酸素さんそ中での燃焼ねんしょう急激きゅうげき危険きけん退避たいひ距離きょり確保かくほ
  • 加熱かねつれたガラスは えるまで放置ほうち し、 軍手ぐんてひろ
  • 廃液はいえきかなら廃液はいえき容器ようき へ (ながしにてない)

しょうへ: ここまでで高校こうこう化学かがく (化学かがく基礎きそ部分ぶぶん) の 基本きほん道具どうぐ = 物質ぶっしつ原子げんし周期しゅうきひょう結合けつごう・mol・ねつ がそろいました。 こののちはこの 5 しょう土台どだいに、 だい 6 しょうさん塩基えんきだい 7 しょう酸化さんか還元かんげんくわしくまなびます。 中和ちゅうわ滴定てきてい電池でんち電気分解でんきぶんかい計算けいさんに、 mol とねつ知識ちしきすべきてきます。

酸素量の違いで色が黄→青に変わる炎の比較写真
ガスバーナーのほのお空気弁くうきべんひらくほど酸素さんそおおはいり、 黄色きいろ還元炎かんげんえんから高温こうおんあお酸化炎さんかえんわる。 完全かんぜん燃焼ねんしょうあおえんは 1500℃ 以上いじょうになる。
この教材きょうざいやくちましたか?