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中学国語 の 文法 は、 言葉 を 「単位」 に 分け て 観察 する 学習 から 始まり ます。 この 章 で は、 文 を どこ で 区切る か、 そして 区切っ た 単位 を どう 分類 する か を 学び ます。
この 章 で でき る よう に なる こと:
文章 は 次 の よう に 大きい 順 で 単位 を 持ち ます。
| 単位 | 内容 |
|---|---|
| 文章 | 一 つ の まとまっ た 内容 (例: 一 つ の 物語) |
| [[段落 | だんらく]] |
| 文 | 句点 「。」 で 区切ら れる ひと まとまり |
| [[文節 | ぶんせつ]] |
| [[単語 | たんご]] |
文章 → 物語全体 → 段落 → 文 「窓 を 開ける と 風 が 入っ て き た。」 → 文節 「窓 を / 開ける と / 風 が / 入っ て き た。」 → 単語 「窓 / を / 開ける / と / 風 / が / 入っ / て / き / た」
文節 は、 文 を 自然 に 区切れる 最小 の 単位 です。 区切り 目 に 「ネ」 「サ」 「ヨ」 を 入れ て 不自然 に なら なけれ ば、 そこ が 文節 の 境目 です。
例: 「私 は ネ 公園 で ネ 友達 と ネ 遊ん だ ヨ。」 → 4 文節
文節 の 役割 で 分類 する と、 文 は 次 の 成分 で でき て い ます。
| 成分 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| [[主語 | しゅご]] | 「何 が」「誰 が」 |
| [[述語 | じゅつご]] | 「どう する」「どんな だ」「何 だ」 |
| [[修飾語 | しゅうしょくご]] | 他 の 文節 を 詳しく する |
| [[接続語 | せつぞくご]] | 文 や 文節 を つなぐ |
| [[独立語 | どくりつご]] | 独立 し て いる |
文 の 成分 を 見つける と き は、 まず 述語 (文末) を 探し、 次 に 「何 が」 に あたる 主語 を 探す と 早い です。
単語 を 文法上 の 性質 で 分類 し た もの が 品詞 です。 中学 で 学ぶ 品詞 は 全部 で 10 種類 あり ます。 まず 大きく 二 つ に 分け ます。
活用 と は、 後 に つく 言葉 に よっ て 語形 が 変わる こと。 「書く・書か ない・書き ます・書け ば」 の よう に 変化 し ます。
| 自立/付属 | 活用 | 品詞 | 主 な 働き | 例 |
|---|---|---|---|---|
| 自立 | あり | [[動詞 | どうし]] | 述語 (動作) |
| 自立 | あり | [[形容詞 | けいようし]] | 述語 (性質、 い 形) |
| 自立 | あり | [[形容動詞 | けいようどうし]] | 述語 (性質、 だ 形) |
| 自立 | なし | [[名詞 | めいし]] | 主語・修飾 (もの の 名) |
| 自立 | なし | [[副詞 | ふくし]] | 主 に 用言 を 修飾 |
| 自立 | なし | [[連体詞 | れんたいし]] | 体言 を 修飾 |
| 自立 | なし | [[接続詞 | せつぞくし]] | 文 を つなぐ |
| 自立 | なし | [[感動詞 | かんどうし]] | 感動・呼びかけ |
| 付属 | あり | [[助動詞 | じょどうし]] | 意味 を 添える |
| 付属 | なし | [[助詞 | じょし]] | 関係 を 示す |
覚え方: 「ご (5) 自立 ない、 さん (3) 自立 ある」 — 活用 の ない 自立語 は 名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞 の 5 つ、 活用 の ある 自立語 は 動詞・形容詞・形容動詞 の 3 つ。
詳しく は 中 2 で 学び ます が、 1 年 の うち に 「動詞 に は 規則 が ある」 と 知っ て おき ましょう。
| 活用 の 種類 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|
| 五段活用 | ア・イ・ウ・エ・オ の 5 段 で 変化 | 書く・読む・話す |
| 上一段活用 | イ 段 だけ で 変化 | 起きる・見る |
| 下一段活用 | エ 段 だけ で 変化 | 食べる・受ける |
| カ 変 | 「来る」 だけ の 特別 な 変化 | 来る |
| サ 変 | 「する・〜する」 の 変化 | する・勉強 する |
中学 で は、 小学校 で 学ん だ 「音節 と 文字 の 関係」 を 深め、 アクセント や イントネーション が 意味 を どう 変える か も 学び ます。
| 用語 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| [[音節 | おんせつ]] | 一 まとまり と 感じ られる 音 の 単位 |
| [[アクセント | あくせんと]] | 語 の 中 で 音 の 高 さ が 変わる 位置 |
| [[イントネーション | いんとねーしょん]] | 文全体 の 抑揚 |
| プロミネンス | 文中 で ある 語 を 強調 し て 発音 | 「私 が行く」 (他 で なく 私) |
大事:同じ 文字列 で も 抑揚 で 意味 が 変わる。 話し言葉 を 観察 する と 音声 の 働き が よく わかり ます。
相手 や 場 に 応じ て 言葉 を 使い分ける 力 は、 中学国語 の 大切 な 学習。 中 1 で は 基本 を 押さえ ます (体系的 な 整理 は 中 2 で)。
| 種類 | 働き | 例 |
|---|---|---|
| [[尊敬語 | そんけいご]] | 相手 や 話題 の 人 を 高める |
| [[謙譲語 | けんじょうご]] | 自分 を へりくだ る |
| [[丁寧語 | ていねいご]] | 「です・ます」 で 丁寧 に 伝える |
ポイント:敬語 は 「相手 を 大切 に 思う 心」 の 表れ。 ま ちがえ て も、 心 が こもっ て いれ ば 通じ ます。
練習: 「美しい 花 が 庭 に 静か に 咲い た。」
- 文節区切り: 美しい / 花 が / 庭 に / 静か に / 咲い た。 (5 文節)
- 主語: 「花 が」 述語: 「咲い た」
- 品詞: 美しい (形容詞)、 花 (名詞)、 が (助詞)、 庭 (名詞)、 に (助詞)、 静か に (形容動詞)、 咲い (動詞)、 た (助動詞)