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国語 1年
1 年 の ふりかえり — 中 1 国語 の 総まとめ と 中 2 へ の 橋
最終確認日:
はじめに
中学 1 年の国語で学んだ内容を一度でふりかえる章です。 各領域の 「到達目標・よくあるつまずき・中 2 への接続」 を整理し、 次の学年への橋を渡します。
この章でできるようになること:
- 中 1 国語の学習領域を一望できる
- 自分の弱点領域を自覚する
- 中 2 で伸ばすべき三つの力を言える
1. 中 1 国語全領域ふりかえり
Ch1: 国語を学ぶ心構え
| 到達目標 | 言葉の 3 働きと 4 領域を説明できる |
|---|---|
| つまずき | 「読む力」 だけを鍛えて、 書く・話すが弱くなる |
| 中 2 へ | 書いたものを互いに読み合う 「相互 評価」 が増える |
Ch2: 言葉のしくみ (文法)
| 到達目標 | 文節区切り・10 品詞・主述修飾を識別 |
|---|---|
| つまずき | 「形容詞」 と 「形容動詞」 の区別、 連体詞と形容詞の混同 |
| 中 2 へ | 動詞 の活用 (五段・上一段・下一段・カ変・サ変) 本格学習 |
Ch3: 漢字と語彙
| 到達目標 | 313 字の音訓、 熟語 6 構成、 和語/漢語/外来語 |
|---|---|
| つまずき | 同訓異字の書き分け (例: はかる、 とる、 つくる) |
| 中 2 へ | 配当漢字さらに増加 + 故事成語・四字熟語拡大 |
Ch4: 詩を味わう
| 到達目標 | 定型/自由/散文詩、 直喩/隠喩/擬人法 |
|---|---|
| つまずき | 表現技法を名前だけ覚えて効果を言えない |
| 中 2 へ | 短歌・俳句を自分で創作する課題 |
Ch5: 物語の読解
| 到達目標 | 場面・人物・心情、 視点識別、 テーマを一文 |
|---|---|
| つまずき | 「根拠を本文から抜き出す」 ができない |
| 中 2 へ | 複数の視点が重なる物語、 心情 の 変化 をより細かく |
Ch6: 説明文の読解
| 到達目標 | 三部構成、 接続詞、 事実と意見、 要旨 100 字 |
|---|---|
| つまずき | 段落ごとに何を言っているかメモを取らない |
| 中 2 へ | 複数文章を比較して共通点・相違点を述べる |
Ch7: 古典入門
| 到達目標 | 歴史的仮名遣い、 竹取物語冒頭、 百人一首 |
|---|---|
| つまずき | 古語と現代語の 「同形異義」 (あはれ・をかし等) |
| 中 2 へ | 古典 文法 (動詞活用・係結び) の学習 |
Ch8: 表現 (書く・話す)
| 到達目標 | 構想・下書き・推敲、 敬体/常体、 スピーチ 3 段階 |
|---|---|
| つまずき | 推敲をしない、 主語と述語がねじれる |
| 中 2 へ | 論証型の意見文、 ディベート形式の討論 |
Ch9: 情報の扱い
| 到達目標 | 引用 3 条件、 出典明記、 一次情報と二次情報 |
|---|---|
| つまずき | ネットコピペで出典を書かない |
| 中 2 へ | 複数ソースを比較して信頼性を評価 |
2. 1 年で身につけたい 「読み・書き・話す」 三力
読む力
- 場面と構成を図にして整理できる
- 「なぜそう言えるか」 を本文から抜き出せる
- 要旨を 100 字以内にまとめられる
書く力
- 構想を立ててから書き出せる
- 敬体 と 常体 を混ぜない
- 推敲 を必ずする
話す力
- 聞き手を見て話せる
- 大事な語で一拍置ける
- 「結論 → 理由 → 例 → 結論」 で組み立てられる
3. 自己評価 チェックリスト
各項目に ○ / △ / × を付け、 △ と × を中 2 の学習で重点的に補いましょう。
- [ ]文節を正しく区切れる
- 10 品詞を識別できる
- [ ]同訓異字 (はかる・とる・あつい) を文で使い分けられる
- [ ]二字熟語の構成 6 タイプを言える
- [ ]直喩・隠喩・擬人法を区別できる
- [ ]物語で 「根拠を本文から抜き出す」 ができる
- [ ]説明文の要旨を 100 字で書ける
- [ ]歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直せる
- [ ]原稿用紙の約束を守れる
- [ ]引用と出典を正しく書ける
4. 中 2 への三つの橋
(1) 「理解」 から 「分析」 へ
中 1 は 「内容がわかる」 がゴール。 中 2 は 「なぜそう書いたのかを 分析 する」 がゴール。
(2) 「自分の感想」 から 「根拠 ある意見」 へ
「面白かった」 で終わらず、 「ここの表現がこうだから面白い」 と言える力を育てます。
(3) 「単独で読む」 から 「比較 して読む」 へ
中 2 では同じテーマの二つの文章を比べて読む課題が増えます。 共通点・相違点を表にまとめる練習をしましょう。
5. 春休みの学習提案
- 中 1 配当漢字 313 字を全確認 (ノートに 5 回ずつ)
- 自作語彙 ノートの見直し
- 古文 『竹取物語』 冒頭の暗唱
- 200 字程度の自由作文を週 1 で書く
6. どう問われるか (1 年の学習内容を横断する問題)
- 「次の文章を読み、 構成を答え、 要旨を 100 字で書きなさい」
- 「下線部を文節に区切り、 品詞を答え、 表現技法 があれば指摘しなさい」
- 「次の古文を現代仮名遣いに直し、 大意を書き、 用いられている助動詞の意味を答えなさい」
まとめ
- 中 1 で学んだ 9 領域を一望して弱点を知る
- 「読み・書き・話す」 三力をバランスよく
- 中 2 では分析・根拠・比較が鍵
- 1 年間お疲れさま — 言葉とのつきあいはここからも続く
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