tRNA (運搬 RNA) とは、 約 80 塩基のクローバー葉型 RNA で、 翻訳の際に 特定のアミノ酸を運び、 反対端のアンチコドン (3 塩基) で mRNA のコドンと相補的に対応 します。 アミノ酸とコドンの 仲介役 で、 アミノ酸の種類ごとに専用の tRNA があります。
| mRNA のコドン | tRNA のアンチコドン |
|---|---|
| AUG | UAC |
| UUU | AAA |
(アンチコドンはコドンと相補的に対をつくります)
たとえば、mRNA の AUG というコドンには、アンチコドン UAC を持つ tRNA が結合し、メチオニンを運んできます。アミノ酸ごとに専用の tRNA があるため、コドンの並び順どおりにアミノ酸がつながります。
試験では 「コドンとアンチコドンが相補的に結合する」関係から、片方の配列をもう一方に変換する問題が頻出です。tRNA はアミノ酸とコドンを橋渡しする役割です。