潜性 (旧称劣性) とは、 ヘテロ接合体 (Rr) で 隠れて現れない形質 のこと。 小文字 r で表記。 ホモ接合体 (rr) になって初めて表に現れます。 「劣っている」 意味を避けるため、 現在は 潜性 と呼ぶことが推奨されています。
| 遺伝子型 | 潜性形質(しわ)が現れるか |
|---|---|
| RR | 現れない |
| Rr | 現れない(顕性が隠す) |
| rr | 現れる |
たとえば、両親がどちらも丸い種子 (Rr) であっても、子には 4 分の 1 の割合でしわの種子 (rr) が現れます。かくれていた潜性の遺伝子が両親からそろって受け継がれたときだけ、形質が表に出るためです。
試験では 「潜性形質はホモ接合(rr)になって初めて現れる」点が問われます。Rr では顕性に隠れるため、潜性形質を見れば必ず rr とわかる、という推論も重要です。