ヒストン とは、 真核細胞で DNA が巻き付く塩基性タンパク質。 4 種のヒストンが 8 量体 を作り、 そこに DNA が約 1.7 周巻きついて ヌクレオソーム単位を形成、 さらに凝縮して 染色体 になります。 化学修飾 (アセチル化等) で遺伝子発現を調節する 「エピゲノム」 の中心でもあります。
DNA が染色体になるまでの凝縮の階層は次の通りです。
| 段階 | 構造 |
|---|---|
| ① | DNA(二重らせん) |
| ② | ヌクレオソーム(DNA+ヒストン8量体) |
| ③ | クロマチン繊維 |
| ④ | 染色体(分裂期に最も凝縮) |
試験では 「DNA がヒストンに巻き付いてヌクレオソームを作る」点が問われます。長い DNA を核内に収めるための仕組みである点を押さえます。