コペルニクス的転回 は、 カント が 『純粋理性批判』 で示した認識論の転換です。
| 従来の見方 | カントの転回 | |
|---|---|---|
| 認識と対象 | 認識が対象に従う | 対象が認識の形式に従う |
私たちは 物自体 を知れず、 感性 の形式 (時間・空間) と 悟性 のカテゴリーを通した 現象 として認識します。 名はコペルニクスの地動説に 因 みます。
たとえば色のついた眼鏡をかけていれば、何を見てもその色がついて見えます。カントは時間や空間もそうした人間の側の枠組みだとみて、世界がそのまま写るのではなく枠を通した姿を見ていると考えました。
試験では 「対象が認識に従う」 という発想の転換と、 物自体 が認識できない点が問われます。