帰納法 は、 ベーコン が重視した 推論法で、 個別的な観察・実験事例から一般的法則を導き出す方法です。
| 帰納法 | 演繹法 | |
|---|---|---|
| 向き | 個別 → 一般 | 一般 (前提) → 個別 (結論) |
| 代表 | ベーコン (経験論) | デカルト (合理論) |
例: 「多くの金属が熱で膨張する → 金属は熱で膨張する」 というのが帰納です。
帰納が抱える弱点も同時に押さえておくと理解が深まります。個別の観察をいくら集めても、次も同じとは限らないため、結論は確からしさにとどまり、前提から必ず導かれるわけではありません。たとえば、これまで見た白鳥がすべて白かったとしても、黒い白鳥が一羽見つかれば結論は覆ります。それでも自然を調べる出発点としては欠かせない方法です。
試験では 「個別から一般へ」 という向きと、 演繹法 との対比が問われます。