演繹法 は、 デカルト が重視した推論法で、 確実な前提から 論理的に結論を導き出す方法です。
| 演繹法 | 帰納法 | |
|---|---|---|
| 向き | 一般 (前提) → 個別 (結論) | 個別 → 一般 |
| 代表 | デカルト (合理論) | ベーコン (経験論) |
例: 「全ての人は死ぬ」 + 「ソクラテスは人」 → 「ソクラテスは死ぬ」 というのが演繹です。
演繹の強みと弱みは裏表です。前提が正しければ結論は必ず正しくなりますが、前提そのものが誤っていれば筋道が正しくても結論は誤ります。だからデカルトは、疑いえない出発点を確保することに力を注ぎました。たとえば、すべての鳥は飛ぶという誤った前提から出発すると、ペンギンは飛ぶという結論が形の上では正しく導かれてしまいます。
試験では 「一般から個別へ」 という向きと、 帰納法 との対比が問われます。