用語集
史料批判しりょうひはん
史料 が いつ・誰 に・何 の ため に 書かれた か を 検討 し、 信頼性 を 見極める 作業。
社会
史料批判とは、ある史料を歴史研究に使う前に、その成立年代・著者・目的・伝来経路を吟味し、どこまで信頼できるかを見極める作業です。歴史を「史料にもとづいて」復元する近代歴史学の出発点となる手続きです。
| 検討する点 | 確かめること |
|---|---|
| いつ書かれたか | 出来事と同時代か、後世の伝聞か |
| 誰が書いたか | 著者の立場・身分・所属 |
| 何のために | 記録・宣伝・弁明など書く目的 |
| どう伝わったか | 写本・改ざんの有無 |
たとえば戦いの記録でも、勝った側が残した軍記と、第三者の日記とでは内容が食いちがうことがあります。同時代の複数の史料を突き合わせ、書き手の意図を踏まえて読むことが求められます。
試験では 「なぜ一つの史料だけを鵜呑みにできないか」を、著者の立場や目的に触れて説明させる出題が定番。