用語集
紀伝体きでんたい
人物 ごと に その 業績 を まとめて 書く 歴史 の 書き 方。 編年体と対をなす。
人物 ごと に その 業績 を まとめて 書く 歴史 の 書き 方。 編年体と対をなす。
紀伝体とは、人物ごとに、その人の業績や一生をまとめて書く歴史のまとめ方です。年代順に書く編年体と対になる書き方です。
| 書き方 | 並べ方 | 得意なこと |
|---|---|---|
| 編年体 | 年代順 | 出来事の前後関係をつかむ |
| 紀伝体 | 人物ごと | 一人の業績や生涯を追う |
たとえば中国の『史記』は紀伝体で、皇帝や有名な人物ごとに伝記をまとめています。一人の人物の活躍を深く知るのに向いていますが、同じ時期に各地で起きた出来事を見わたすのは苦手です。
試験では 「紀伝体=人物ごと、編年体=年代順」の区別が問われる。どちらの書き方かで読み取りやすい情報が変わる。
紀伝体は、中国の司馬遷『史記』が創始した正史の形式で、人物や項目ごとに章を立てて構成する歴史叙述の方法です。
| 構成部分 | 内容 |
|---|---|
| 本紀 | 帝王の年代記 |
| 列伝 | 重要人物の伝記 |
| 志 | 制度・文化のテーマ別記述 |
| 表 | 年表 |
日本では江戸時代に水戸藩が編んだ『大日本史』がこの形式にならい、のちの尊王の思想にも影響を与えました。たとえば一人の人物の生涯を一つの「列伝」としてまとめて読めるため、人物や制度を立体的に描ける点が特徴です。年代順の編年体と対をなします。
ポイント 「本紀=帝王、列伝=人物」という骨組みを押さえる。編年体との対比で問われやすい。
紀伝体(きでんたい)は、本紀(帝王の年代記)と列伝(個人の伝記)を中心に歴史を記述する形式です。司馬遷の『史記』が初めて採用し、以後の中国の正史すべての標準となりました。
| 記述形式 | 軸 | 代表作 |
|---|---|---|
| 紀伝体 | 人物(本紀・列伝) | 史記・漢書 |
| 編年体 | 年代順 | 春秋・資治通鑑 |
| 紀事本末体 | 事件ごと | 通鑑紀事本末 |
紀伝体は人物を中心に据えるため、一人ひとりの生き方を立体的に描けるのが特徴です。これに対し、出来事を年代順に並べるのが編年体、事件ごとにまとめるのが紀事本末体です。
試験では 「紀伝体=人物中心/編年体=年代順」の対比が定番。史記が紀伝体の元祖であること、本紀と列伝の意味を答えられるようにする。