用語集
紀伝体きでんたい
本紀(帝王の年代記)と列伝(個人伝)を中心に歴史を記述する形式。『史記』が初めて採用した。
国語
紀伝体(きでんたい)は、本紀(帝王の年代記)と列伝(個人の伝記)を中心に歴史を記述する形式です。司馬遷の『史記』が初めて採用し、以後の中国の正史すべての標準となりました。
| 記述形式 | 軸 | 代表作 |
|---|---|---|
| 紀伝体 | 人物(本紀・列伝) | 史記・漢書 |
| 編年体 | 年代順 | 春秋・資治通鑑 |
| 紀事本末体 | 事件ごと | 通鑑紀事本末 |
紀伝体は人物を中心に据えるため、一人ひとりの生き方を立体的に描けるのが特徴です。これに対し、出来事を年代順に並べるのが編年体、事件ごとにまとめるのが紀事本末体です。
試験では 「紀伝体=人物中心/編年体=年代順」の対比が定番。史記が紀伝体の元祖であること、本紀と列伝の意味を答えられるようにする。