嵯峨天皇(さがてんのう、在位809-823)は、桓武天皇の子で、平安時代初期に律令制の立て直しを進めた天皇です。
| 整備したしくみ | 内容 |
|---|---|
| 蔵人頭 | 天皇の命令を太政官へ伝える秘書官の長 |
| 検非違使 | 京の治安・警察・裁判を担う役職 |
| 弘仁格式 | 律令を補う法令(格)・施行細則(式)の編纂 |
これらは律令の規定にない新設の役職で、令外官と呼ばれます。また唐風の文化を好み、漢詩文がさかんになった弘仁・貞観文化の中心となりました。
たとえば京の治安が乱れたとき、律令に定めのない検非違使を新たに置いて取りしまらせました。制度を一から作り直すのではなく、必要な役職を足して現実に合わせるというやり方をとったのです。
試験では 蔵人頭・検非違使などの令外官を設けたこと、桓武天皇とともに平安初期の政治を立て直した点が問われます。