王道は、徳と仁義によって民を治める理想の政治を指す、孟子の中心的な政治思想です。武力でおさえつける「覇道(はどう)」と対比されます。
| 政治 | 手段 | 民との関係 |
|---|---|---|
| 王道 | 徳・仁義 | 民が心から従う |
| 覇道 | 武力・権謀 | 民を力でおさえる |
孟子は、君主がまず徳を身につけ、仁義にもとづいて民の暮らしを安んじれば、民は自然と心服して国は治まると説きました。これが王道です。これに対し、武力や策略で覇権をにぎる政治を覇道とよび、見せかけだけの支配だと退けます。王道は性善説や易姓革命の考えと結びつき、儒家の理想政治論の柱となりました。
試験では 「王道(徳治)/覇道(武力)」の対比が定番。王道が孟子の主張で、徳と仁義による政治を理想とする点を押さえる。