刎頸の交わりは、たとえ首を刎(は)ねられても後悔しないほどの、生死を共にする深い友情を表す故事成語です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出典 | 『史記』廉頗藺相如列伝 |
| 由来 | 趙の廉頗と藺相如の和解 |
| 教訓 | 私情より国を思う心が結んだ厚い友情 |
趙の名将廉頗(れんぱ)は、文官の藺相如(りんしょうじょ)が手柄で自分より上位に立てられたことをねたみました。しかし藺相如が「我々二人が争えば国が危うくなる」と衝突を避け続けたと知り、廉頗は恥じて、いばらを背負い謝罪に訪れました(負荊請罪)。こうして二人は固い友情で結ばれた、という故事に由来します。
試験では 「刎頸=首を刎ねる」という語の成り立ちと、廉頗・藺相如の和解(負荊請罪)が問われる。私情を抑えて国を優先した藺相如の態度が友情を生んだ点を押さえる。