用語集
十八史略じゅうはっしりゃく
元の曾先之が史記から宋史までの十八の正史を要約した初学者向け歴史書。日本でも江戸期に普及。
元の曾先之が史記から宋史までの十八の正史を要約した初学者向け歴史書。日本でも江戸期に普及。
十八史略は、元代の曾先之(そうせんし)が編んだ中国通史の要約書です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 編者 | 曾先之(元代) |
| 内容 | 『史記』から『宋史』まで十八の史書を要約 |
| 性格 | 初学者向けの読みやすい歴史入門書 |
| 日本での受容 | 江戸時代に寺子屋・藩校で漢文入門教材に |
正史は分量が膨大なため、その要点をやさしくまとめた十八史略は入門教材として重宝されました。日本では江戸時代から広く読まれ、「臥薪嘗胆」「先従隗始」などの故事を学ぶ定番教材となりました。
試験では 「十八史略=初学者向けの中国通史の要約」という性格が問われる。正史そのものではなく、複数の史書をまとめた入門書である点を押さえる。