用語集
硝酸しょうさん
水 に 溶ける と 水素 イオン を 出す、 強い酸の一つ。 化学式 は HNO₃。 中 3 理科 の 重要用語。
水 に 溶ける と 水素 イオン を 出す、 強い酸の一つ。 化学式 は HNO₃。 中 3 理科 の 重要用語。
硝酸とは、水に溶けると水素イオン(H⁺)を出す、強い酸の一つです。化学式はHNO₃で表します。
| 酸 | 化学式 | 電離のようす |
|---|---|---|
| 塩酸 | HCl | HCl → H⁺ + Cl⁻ |
| 硫酸 | H₂SO₄ | H₂SO₄ → 2H⁺ + SO₄²⁻ |
| 硝酸 | HNO₃ | HNO₃ → H⁺ + NO₃⁻ |
水に溶けると電離してH⁺を出すため、酸性を示し、青色リトマス紙を赤に変えます。アルカリと中和すると、硝酸の陰イオン(NO₃⁻)からなる塩(硝酸カリウムなど)ができます。強い酸なので、皮膚や衣服につかないよう注意してあつかいます。
ポイント 硝酸は塩酸・硫酸とならぶ代表的な強い酸。水中でH⁺を出すから酸性を示す、という共通点で覚えよう。
硝酸()とは、1 価の強酸で、酸としてのはたらきに加えて強い酸化作用をもつのが大きな特徴です。工業的にはオストワルト法でつくられます。
| 性質 | 内容 |
|---|---|
| 酸の強さ | 強酸(水中でほぼ完全に電離) |
| 酸化作用 | 強い(イオン化傾向の小さい金属もとかす) |
| 光・熱 | 分解しやすく褐色びんに保存 |
硝酸は銅や銀のように水素よりイオン化傾向の小さい金属もとかし、このとき水素ではなく窒素酸化物(希硝酸では 、濃硝酸では )を発生します。ただし濃硝酸は ・ の表面に不動態をつくるためとかせません。
試験では 「強酸かつ強い酸化剤」「濃硝酸→ 、希硝酸→ 」「・ は濃硝酸で不動態」が頻出。火薬・肥料の原料、オストワルト法での製法もあわせて出る。