共有結合の結晶とは、多数の原子が共有結合だけで次々につながり、結晶全体が 1 つの巨大な分子のようになったものです。きわめて硬く、融点が非常に高いのが特徴です。
| 物質 | 化学式 | 特徴 |
|---|---|---|
| ダイヤモンド | 最も硬い・電気を通さない | |
| 黒鉛 | やわらかい・電気を通す(例外) | |
| 二酸化ケイ素 | 水晶・石英の主成分 | |
| ケイ素 | 半導体材料 |
強い共有結合が結晶全体に張りめぐらされているため、融かすには多くのエネルギーが必要で融点が高くなります。黒鉛だけは層状構造のため、層が動いてやわらかく、余った電子で電気を通すという例外を示します。
試験では ダイヤモンドと黒鉛(同じ炭素の同素体)の性質の違いが頻出。共有結合の結晶は組成式で表し、 のように分子としての を示す点に注意。